ポケット型WiFiおすすめ人気12選!選び方や無制限・格安のWi-Fiを紹介

「ポケットWiFiってたくさん種類があって、どれを選べばいいか分からない…」「自分に合ったお得なポケットWiFiを見つけたい!」

そんな風に思っていませんか?

この記事では、そんなあなたのために、ポケット型WiFiの選び方のポイントから、おすすめの人気サービスまで徹底的に比較・解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりの1台がきっと見つかりますよ。

目次

そもそもポケットWiFiとは?

ポケットWiFiとは、手のひらサイズの持ち運び可能な通信端末のことです。正式名称を「モバイルWi-Fiルーター」と言い、これを活用することで、自宅だけでなく、外出先や移動中でも気軽にインターネットへ接続できます。

≪ポケットWiFiでできること≫

・工事不要で、端末が届いたらすぐに使える
・自宅でも外出先でも、どこでもWi-Fiが使える
・スマホの通信量を節約できる
・複数のデバイスを同時に接続可能

近年では、スマートフォンの通信量を節約したい方や、引っ越しが多い方、さらにはリモートワークやオンライン授業で安定した通信環境を求める方々から、非常に高い人気を集めています。

ポケットWi-Fiの特徴

ポケットWiFiの最大の魅力は、その手軽さと自由度の高さにあります。ここでは、その具体的な特徴を2つのポイントに絞って詳しく解説していきます。

持ち運び可能でどこにいても自由に利用できる

「今日の午後はカフェで仕事したい」
「旅行先でも動画を気兼ねなく楽しみたい」
そんな願いを叶えてくれるのが、ポケットWiFiの大きな特徴です。

ポケットWiFiが使える場所の例

・通勤・通学中の電車内
・カフェやファミレス
・公園やベンチ
・出張先のホテル
・旅行先
・帰省先の実家

本体はスマートフォンよりも小さいサイズがほとんどで、重さも気になりません。カバンやポケットにさっと入れておけば、あなたのいる場所がすぐにWi-Fiスポットに早変わりします。

特に、光回線が引けない建物に住んでいる方や、短期の出張・旅行が多い方にとっては、まさに救世主のような存在と言えるでしょう。

サービスによって通信量・料金などが違う

「ポケットWiFiって、どれも同じじゃないの?」と思われがちですが、実はサービスを提供する会社によって、その内容は大きく異なります。自分に合わないプランを選んでしまうと、「速度が遅くてイライラする…」「思ったより料金が高くなってしまった…」なんてことにもなりかねません。

後悔しないポケットWiFi選びのために、まずはサービスごとの違いをしっかり理解しておきましょう。主な比較ポイントは以下の5つです。

≪ポケットWiFiを選ぶ際の主な比較ポイント≫

 ・データ容量 – 月々に利用できるデータ通信量
 ・料金プラン – 月額料金、初期費用、端末代金など
 ・通信速度 – インターネットの速さ
 ・提供エリア – サービスを利用できる範囲
 ・端末の種類 – バッテリー容量、同時接続台数など

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

データ容量

月々に利用できるデータ通信量のことで、「無制限」「100GB/月」「20GB/月」など、サービスによって様々なプランが用意されています。

動画視聴やオンラインゲームなど、大容量通信を頻繁に行うなら「無制限」が安心です。一方で、外出先でのメールチェックやSNS利用が中心なら、中〜小容量プランで十分な場合もあります。自分の使い方に合わせて、無駄のないプランを選びましょう。

料金プラン

月額料金だけでなく、初期費用、端末代金、キャンペーン割引など、トータルでかかる費用は様々です。

広告で目にする月額料金だけで判断せず、端末代金やキャッシュバックを含めた「実質料金」で比較することが重要です。また、契約期間の縛りの有無や、解約時の違約金についても事前に確認しておきましょう。

通信速度

インターネットの速さを示す指標で、「下り最大〇〇Gbps」のように表記されます。数値が大きいほど、高速通信が期待できます。

5G対応のWiMAXなどは高速ですが、料金も高くなる傾向があります。利用用途と料金のバランスを考えて選びましょう。
また、カタログに記載されている理論値だけでなく、みんそく等の実測値の口コミも参考にすると、よりリアルな速度感が掴めます。

提供エリア

サービスを利用できる範囲のことで、主に「WiMAX回線」「キャリア回線(ドコモ、au、ソフトバンク)」「クラウドSIM」に分かれます。

自宅やよく利用する場所が提供エリア内かどうか、契約前に必ず公式サイトで確認しましょう。特に地方や山間部にお住まいの方は要注意です。
クラウドSIM系のサービスは3大キャリアの回線に対応しているため、エリアの広さでは有利です。

端末の種類

ルーター本体のデザイン、バッテリー容量、同時接続台数など、端末によって性能は様々です。

外出先で長時間使うならバッテリー容量が大きいモデル、家族や友人と共有するなら同時接続台数が多いモデルがおすすめです。
また、5G対応の最新端末は高速通信が期待できますが、端末代金が高額になる傾向があります。

このように、ポケットWiFiはサービスごとに千差万別です。まずはご自身の使い方をイメージし、「どのポイントを一番重視したいか」を明確にすることが、最適な一台を見つけるための近道となります。

ポケットWiFiサービスの種類

ポケットWiFiは、使用する回線の種類によって大きく3つに分類されます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の使い方に合ったサービスを選ぶことが大切です。

≪3つのサービスタイプ≫

・WiMAX – 高速・大容量で無制限プランが豊富
・キャリア – 安定性と広いエリアが魅力
・クラウドSIM – 低価格で全国どこでも繋がりやすい

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

WiMAX

UQコミュニケーションズが提供する高速モバイル回線で、GMOとくとくBBやBIGLOBE、カシモWiMAXなど、多くのプロバイダが同じ回線を利用してサービスを提供しています。

【メリット】

・データ容量無制限プランが豊富
・5G対応で通信速度が速い
・キャッシュバックなどのキャンペーンが充実
・実測値でも高速通信が期待できる

【デメリット】

・au回線も利用できるが、プラスエリアモードは有料の場合がある
・3日間で大容量通信を行うと速度制限がかかる場合がある(※現在は大幅に緩和)
・地下や建物内では電波が繋がりにくいことがある

【こんな人におすすめ】
自宅でも外出先でも、速度を重視してたっぷりデータを使いたい人。動画視聴やオンラインゲームを快適に楽しみたい人。

キャリア

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手携帯電話会社が提供するサービスです。自社の通信網を使用しているため、安定性と信頼性が高いのが特徴です。

【メリット】

・通信品質が安定しており、対応エリアが広い
・スマホとのセット割が利用できる場合がある
・安心のサポート体制
・店舗でのサポートが受けられる

【デメリット】

・他社と比較して月額料金が高額になる傾向(7,000円以上)
・無制限プランでも、短期間の大容量通信で速度制限がかかる場合がある
・端末代金が高額なことが多い

【こんな人におすすめ】
料金よりも通信の安定性やエリアの広さを最優先したい人。店舗でのサポートを重視する人。

クラウドSIM

複数のキャリア回線(ドコモ、au、ソフトバンク)に自動で接続する技術を採用したサービスです。MUGEN WiFiやZEUS WiFi、AiR-WiFiなどが代表的です。

【メリット】

・利用場所に応じて最適な回線に繋がるため、対応エリアが非常に広い
・月額料金が比較的安いプランが多い(3,000円前後)
・海外でそのまま利用できるサービスもある
・地方や山間部でも繋がりやすい

【デメリット】

・WiMAXやキャリアの5G回線には非対応
・通信速度はWiMAXやキャリアに劣る傾向(実測10~50Mbps程度)
・大容量プランでも、短期間で使いすぎると速度制限がかかる場合がある

  • 混雑時に速度が低下しやすい

【こんな人におすすめ】
とにかく料金を安く抑えたい人。地方や山間部など電波が不安な場所で利用することが多い人。


≪サービスタイプ別 比較表≫

項目 WiMAX キャリア クラウドSIM
月額料金 3,000~5,000円 7,000円以上 3,000円前後
通信速度 ◎ 非常に速い ◎ 非常に速い △ やや遅い
対応エリア ○ 広い ◎ 非常に広い ◎ 非常に広い
データ容量 無制限プラン多数 無制限プランあり 20~100GB/月
5G対応 ○ 対応 ○ 対応 × 非対応

このように、それぞれのサービスタイプには一長一短があります。ご自身の利用シーンや予算、重視するポイントに合わせて、最適なタイプを選びましょう。

ポケット型WiFiの利用でできること・できないこと

手軽で便利なポケットWiFiですが、万能というわけではありません。光回線のように使えると思っていると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。契約前に、ポケットWiFiで快適にできること、そして少し苦手なことをしっかり把握しておきましょう。

できること

≪ポケットWiFiで快適に利用できる主な用途≫

・外出先のカフェでのパソコン作業
・オンライン会議(Zoom、Google Meetなど)
・通勤電車の中での動画視聴
・音楽のストリーミング再生
・SNSの閲覧・投稿
・マップアプリの利用
・Webサイトの閲覧
・メールの送受信
・旅行・出張先でのインターネット利用

ポケットWiFiがあれば、日常生活の様々なシーンでインターネットを快適に利用できます。スマートフォンのデータ通信量を気にすることなく、思う存分インターネットを楽しめるのが大きな魅力です。

できないこと

≪ポケットWiFiが苦手な用途≫

・本格的なオンラインゲーム(FPS、格闘ゲームなど)
・4K/8Kなどの超高画質での長時間動画視聴
・数十GBの大容量ファイルの頻繁なダウンロード
・動画配信(YouTubeライブ、Twitchなど)
・複数人での同時利用による高負荷通信

一方で、ポケットWiFiが苦手とすることもあります。最も代表的なのが、応答速度(Ping値)が重要になる本格的なオンラインゲームです。一瞬のラグが勝敗を分けるような対戦ゲームでは、光回線に比べて通信が不安定になりがちで、快適なプレイは難しいかもしれません。

また、4Kなどの超高画質での長時間の動画視聴や、数十GBにもなる大容量ファイルの頻繁なダウンロードも、データ容量無制限のプランであっても注意が必要です。多くのサービスでは、短期間に極端な大容量通信を行うと、ネットワーク混雑回避のために速度が制限される場合があるためです。

ポケット型WiFiを利用する際のメリット

ポケットWiFiには、私たちのインターネットライフをより豊かにしてくれる多くのメリットがあります。
ここでは、その中でも特に嬉しい4つのポイントをご紹介します。

メリット 詳細
①自宅でも外でもWi-Fiが自由に利用できる 持ち運び可能なので、カフェ、電車、旅行先など、どこでもインターネットに接続できます。
②通信量に対して料金が安い スマホのデータ追加購入と比較して、大幅に通信費を節約できます。
③工事不要 光回線のような開通工事が不要で、端末が届いたその日からすぐに使えます。
④Wi-Fiを共有することもできる 1台で複数のデバイスを同時に接続でき、家族や友人とシェアできます。

①自宅でも外でもWi-Fiが自由に利用できる

ポケットWiFi最大のメリットは、その名の通り「ポケット」に入れて持ち運べる携帯性の高さです。

利用シーンの例

・普段は自宅のリビングで使用
・週末はカフェでパソコン作業
・長期休暇には旅行先のホテルで動画鑑賞
・出張先での仕事
・帰省先でのインターネット利用

これにより、私たちのWi-Fi利用シーンは劇的に広がります。光回線のように特定の場所でしか利用できないという制約から解放され、いつでもどこでも自分だけの快適なインターネット空間を作り出すことができるのです。

②通信量に対して料金が安い

「月末になると、いつもスマホの通信制限に悩まされる…」「追加でデータをチャージすると、結局高くついてしまう…」

こんな経験はありませんか?

スマホのデータ追加 vs ポケットWiFi 料金比較例

利用シーン スマートフォンのデータ追加 ポケットWiFiを利用
スマホ料金(20GBプラン) 約5,000円 約3,000円(低容量プラン)
追加データ料金(20GB) 約22,000円(1GB/1,100円の場合)
ポケットWiFi料金(100GBプラン) 約3,500円
合計 約27,000円 約6,500円

※上記は一例であり、実際の料金は各社のプランによって異なります。

スマートフォンのデータ通信量は、動画を少し見たり、アプリをダウンロードしたりするだけですぐに消費してしまいます。大手キャリアでデータを追加購入すると、1GBあたり1,100円(税込)もかかることがあり、これが毎月続くと大きな負担になります。

その点、ポケットWiFiは通信費を大幅に節約できる可能性を秘めています。多くのサービスでは、月々100GBといった大容量のデータを3,000円台で利用できたり、実質無制限のプランも4,000円台から提供されています。

③工事不要

「新しい生活、すぐにでもインターネットを始めたい!」「でも、回線工事の立ち会いとか面倒だな…」

光回線 vs ポケットWiFi 導入の違い

項目 光回線 ポケットWiFi
開通までの期間 数週間~数ヶ月 最短翌日
工事の必要性 必要(立ち会い必須) 不要
大家さんの許可 必要(賃貸の場合) 不要
初期費用 工事費:15,000~40,000円 事務手数料:3,000円程度

光回線を導入する際に、多くの人がハードルに感じるのが「開通工事」です。申し込みから工事まで数週間から数ヶ月待たされることも珍しくなく、さらに工事当日は自宅で作業に立ち会う必要があります。

しかし、ポケットWiFiなら、そんな煩わしさとは一切無縁です。申し込み後、最短で翌日には端末が手元に届き、電源を入れて簡単な初期設定を済ませるだけで、その日からすぐにインターネットを使い始めることができます。

④Wi-Fiを共有することもできる

ポケットWiFiは、その名の通り「Wi-Fi」を中継する機器なので、1台で複数のデバイスを同時にインターネットに接続することができます。

同時接続の活用例

・家族でのお出かけ時に、全員のスマホを接続
・友人と集まった際に、みんなで動画視聴
・パソコン、タブレット、スマホを同時に使用
・子供のゲーム機とスマホを同時接続

製品にもよりますが、最近のモデルでは10台以上の同時接続が可能なものも珍しくありません。スマートフォンのテザリング機能でも同様のことは可能ですが、テザリング中はスマートフォンのバッテリー消費が激しくなり、電話の着信があると通信が途切れてしまうこともあります。

その点、ポケットWiFiは通信専用の機器なので、バッテリーの持ちも良く、安定した通信を共有できるというメリットがあります。

ポケット型WiFiを利用する際のデメリット

多くのメリットがある一方で、ポケットWiFiにはいくつかのデメリットも存在します。契約してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、事前にしっかりとデメリットを理解し、ご自身の使い方で許容できる範囲かどうかを判断することが重要です。

デメリット 詳細 対策
①バッテリー切れになるとネット接続できない 連続通信時間は5~10時間程度。長時間の外出時は注意が必要。 モバイルバッテリーを持ち歩く、こまめに電源をオフにする
②光回線と比較すると速度が遅い 理論値は高速でも、実測値は光回線に劣る傾向。 日常的な用途なら問題なし。ヘビーな使い方には光回線を推奨
③MVNOサービスは速度が遅い傾向にある クラウドSIM系は、混雑時に速度が低下しやすい。 速度重視ならWiMAXやキャリアのサービスを選ぶ
④無制限でも速度制限が起こる場合がある 短期間に大容量通信を行うと、速度制限がかかることがある。 各サービスの速度制限の規定を事前に確認する

①バッテリー切れになるとネット接続できない

ポケットWiFiが持ち運びできるのは、内部にバッテリーを搭載しているからです。しかし、それは同時に、バッテリーが切れてしまうと一切のインターネット接続ができなくなるというデメリットにも繋がります。

バッテリー切れを防ぐ対策

・モバイルバッテリーを一緒に持ち歩く
・こまめに電源をオフにする
・省電力モードを活用する
・使わない時は電源を切る習慣をつける

多くのモデルでは、連続通信時間が5時間から10時間程度となっており、一日中外出先で利用する場合には、途中でバッテリーが切れてしまう可能性があります。長時間の利用が想定される場合は、スマートフォンと同じようにモバイルバッテリーを一緒に持ち歩くことを強くおすすめします。

②光回線と比較すると速度が遅い

ポケットWiFiの通信速度は年々向上しており、5G対応のWiMAXなどでは下り最大数Gbpsというスペックを誇るモデルも登場しています。しかし、これはあくまで理論上の最大値であり、実際の利用環境では様々な要因で速度が低下します。

光回線とポケットWiFiの速度比較

回線種類 理論上の最大速度 実測値の目安 安定性
光回線 1~10Gbps 100~500Mbps ◎ 非常に安定
WiMAX(5G) 2~4Gbps 50~200Mbps ○ 比較的安定
クラウドSIM 150Mbps 10~50Mbps △ 混雑時に低下

光回線が「専用道路」だとすれば、ポケットWiFiが利用するモバイル回線は「一般道」に例えられます。多くの人が同時に利用する時間帯(例えば、夜間や休日)には道が混雑し、速度が低下しやすくなります。

Webサイトの閲覧やSNS、標準画質の動画視聴といった日常的な利用であれば、ほとんどの場合でストレスを感じることはありません。しかし、大容量のデータを扱うオンラインゲームや、家族全員が同時に高画質の動画を視聴するようなヘビーな使い方を想定している場合は、光回線に軍配が上がると言えるでしょう。

③MVNOサービスは速度が遅い傾向にある

月額料金の安さが魅力のクラウドSIM系のポケットWiFiですが、その安さには理由があります。これらのサービスは、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアの回線を借りて提供されています。これをMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼びます。

MVNOとキャリア直接契約の違い

項目 MVNO(クラウドSIM系) キャリア・WiMAX
月額料金 安い(3,000円前後) やや高い(4,000~5,000円)
通信速度 遅め(10~50Mbps) 速い(50~200Mbps)
混雑時の影響 受けやすい 受けにくい
対応エリア 非常に広い 広い

MVNOは自社で通信設備を持たないため、設備投資のコストを抑えられる分、安い料金でサービスを提供できるのです。しかし、借りている回線の帯域(データの通り道の太さ)には限りがあります。そのため、多くのユーザーが同時に接続すると、回線が混雑し、通信速度が低下しやすいという傾向があります。

料金の安さは非常に魅力的ですが、「速度も妥協したくない」という方は、WiMAXやキャリアのサービスを選択する方が満足度は高くなるでしょう。

④無制限と記載されていても速度制限が起こる場合がある

「データ通信量無制限!これでギガを気にせず使い放題だ!」

ポケットWiFiを選ぶ際、この「無制限」という言葉は非常に魅力的に映ります。しかし、この言葉を鵜呑みにして契約すると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性があるので注意が必要です。

各サービスの「無制限」の実態

サービスの種類 速度制限の条件(例)
WiMAX かつては「直近3日間で10GB以上利用した場合、翌日の夜間に速度を一律1Mbpsに制限」という厳しいルールがありましたが、現在は大幅に緩和されています。明確な基準は公表されていませんが、よほど極端な使い方をしない限り、制限がかかることは稀になりました。
楽天モバイル 楽天回線エリア内ではデータ容量無制限で利用できますが、パートナー回線(au回線)エリアでは、月々の高速データ容量を消費すると速度が最大128kbpsに制限されます。
クラウドSIM系 「1日〇GBまで」「月間100GBまで」といった上限が設けられているプランがほとんどです。「無制限」と謳っていても、実質的には大容量プランであることが多いのが実情です。

実は、多くの「無制限」プランには、「ただし、ネットワーク混雑回避のため、短期間に著しく大容量の通信を利用した場合、通信速度を制限することがあります」といった主旨の注釈が付けられています。

もちろん、Webサイトの閲覧やSNS、標準画質の動画視聴といった一般的な使い方をしている限り、速度制限を心配する必要はほとんどありません。しかし、「完全無制限」を期待して、毎日何十GBもの大容量ファイルをダウンロードするような使い方を想定している方は、契約前に各サービスの速度制限に関する規定を、注釈の小さな文字まで含めて、しっかりと確認しておくことが重要です。

ポケット型WiFi・モバイルWiFiを選ぶ際のポイント

ここまでポケットWiFiの基本からメリット・デメリットまで解説してきましたが、いよいよ実践編です。「じゃあ、結局何を基準に選べばいいの?」という疑問にお答えすべく、ここでは後悔しないための3つの重要な選択ポイントを伝授します。

ポケットWiFi選びの3つの重要ポイント

  1. 通信量 – 自分の使い方に合ったデータ容量を選ぶ
  2. 5G対応の有無 – 速度と料金のバランスを考える
  3. 料金 – 実質料金で比較する

通信量

ポケットWiFi選びで最も重要なのが、ご自身の使い方に合った「通信量(データ容量)」のプランを選ぶことです。

主な用途別のデータ消費量の目安

用途 データ消費量の目安
Webサイト閲覧 約300MB/1時間
LINE通話(音声のみ) 約18MB/1時間
YouTube(標準画質) 約500MB/1時間
YouTube(高画質) 約1GB/1時間
オンライン会議(Zoomなど) 約600MB/1時間

データ容量別のおすすめユーザー

・20~50GB/月:外出先でのメールチェックやSNS利用が中心の方
・100GB/月:動画視聴やオンライン会議を適度に利用する方
・無制限:動画視聴やオンラインゲームなど、大容量通信を頻繁に行う方

例えば、「平日は通勤中に1時間動画を見て、休日は5時間オンラインゲームをする」という方なら、1ヶ月で約50GB以上は必要になる計算です。このように、ご自身のライフスタイルに合わせて必要なデータ量を把握し、それに合ったプランを選ぶことが、無駄なく快適にポケットWiFiを利用するための第一歩です。

5G対応の有無

「最近よく聞く”5G”って、ポケットWiFiにも関係あるの?」

もちろんです!5G(第5世代移動通信システム)は、従来の4Gに比べて「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」という特徴を持っています。

5Gの主な特徴

  1. 超高速・大容量:4Gと比較して、通信速度が劇的に向上。高画質な4K/8K動画のストリーミングや、大容量のゲームのダウンロードもあっという間。
  2. 超低遅延:通信のタイムラグが大幅に減少。オンラインゲームでの操作の遅延がほとんどなくなる。
  3. 多数同時接続:一度に接続できるデバイスの数が飛躍的に増加。

5G対応 vs 4Gのみ 比較

項目 5G対応 4Gのみ
通信速度 非常に速い 速い
月額料金 やや高い 安い
対応エリア 都市部中心 全国広範囲
おすすめ度 都市部在住者向け 地方在住者向け

5G対応のポケットWiFiを選べば、対応エリア内ではこれまで以上に快適なインターネット体験が期待できます。ただし、良いことばかりではありません。5G対応プランは4Gのみのプランに比べて月額料金が高くなる傾向があり、また、5Gを利用できるエリアはまだ都市部が中心で、全国どこでも使えるわけではないのが現状です。

料金

ポケットWiFiを選ぶ上で、通信量と並んで誰もが気になるのが「料金」ですよね。「どうせなら、1円でも安く契約したい!」と思うのは当然のことです。

しかし、ここで注意したいのが、広告などで目にする「月額〇〇円~」という表面的な安さだけで判断しないということです。

実質料金の計算式

(月額料金 × 契約月数) + 初期費用 + 端末代金 – キャッシュバック – 割引額 = 支払総額支払総額 ÷ 契約月数 = 実質月額料金

料金比較の具体例

  A社 B社
月額料金 3,500円 4,000円
端末代金 27,720円 実質無料(月々の割引で相殺)
初期費用 3,300円 3,300円
キャッシュバック なし 20,000円
契約期間 24ヶ月 24ヶ月
支払総額 115,020円 79,300円
実質月額料金 4,793円 3,304円

一見すると、月額料金はA社の方が500円安く見えます。しかし、2年間の実質料金を計算してみると、実質月額料金ではB社の方が月々1,400円以上も安いという結果になりました。これが「実質料金で比較する」ことの重要性です。

料金比較の際にチェックすべきポイント

・月額料金だけでなく、端末代金も含めて計算する
・キャッシュバックや割引の金額を確認する
・契約期間の縛りと違約金を確認する
・支払い方法(クレジットカード、口座振替)を確認する

このように、料金比較は少し手間がかかりますが、このひと手間が数万円単位の節約に繋がることもあります。ぜひ、目先の安さだけでなく、トータルでいくらかかるのかという視点で、じっくり比較検討してみてくださいね。

ポケット型WiFiおすすめ人気12選

さあ、お待たせしました!ここまでの選び方のポイントを踏まえ、2025年最新のおすすめポケットWiFiサービスをランキング形式でご紹介します。今回は、数あるサービスの中から特に人気の高い11社を厳選しました。

にゃんこWi-Fi|業界最安値級!初月無料で始められる

「とにかく安く、でもしっかり使えるポケットWiFiが欲しい!」

そんなあなたにおすすめしたいのが、ロケットモバイルが提供するにゃんこWi-Fiです。業界最安値級の料金設定と、契約の柔軟性が大きな魅力のサービスです。

にゃんこWi-Fiの基本情報

項目 内容
月額料金 2,200円(20GB)、2,970円(100GB)※税込
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 20GB / 100GB/月
端末代金 0円(レンタル)
契約期間 縛りなし or 6ヶ月プラン
事務手数料 3,740円(税込)
解約金 0円(縛りなしプラン)
支払い方法 クレジットカード

にゃんこWi-Fiの最大の魅力は、圧倒的な料金の安さです。
20GBプランなら月額2,200円(税込)、100GBプランでも月額2,970円(税込)という、他社と比較しても群を抜く低価格を実現しています。
さらに、現在実施中のキャンペーンでは初月料金が完全無料になるため、お試し感覚で始められるのも嬉しいポイントです。

端末はレンタル形式のため、初期費用として端末代金がかからず、事務手数料3,740円(税込)と送料無料で始められます。契約期間も「縛りなしプラン」を選べば、いつでも違約金なしで解約できるため、「短期間だけ使いたい」「まずは試してみたい」という方にも最適です。

【こんな人におすすめ】

・とにかく月額料金を安く抑えたい人
・契約期間に縛られたくない人
・初期費用を抑えて始めたい人

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楽天Rakuten WiFi Pocket Platinum|とにかく安さを求めるなら!

「月々の通信費は可能な限り抑えつつ、端末は使いやすいものがいい」

そんな方におすすめなのがRakuten WiFi Pocket Platinum。軽量コンパクトな本体に、最大16台の同時接続や約10時間の連続通信など、日常使いに十分な機能を備えています。
楽天モバイルの段階制プランと組み合わせれば、コスパの高いポケットWi-Fi環境が手に入ります。

楽天Rakuten WiFi Pocket Platinumの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 3,278円(税込)※20GB超で上限到達時の目安
月額料金 1,078円(~3GB)、2,178円(3~20GB)、3,278円(20GB~)
使用回線 楽天回線/au回線(パートナー回線)
データ容量 無制限(楽天回線エリアの場合)
端末代金 実質1円(楽天モバイル申込時のキャンペーン適用時)
契約期間 縛りなし
支払い方法 クレジットカード、口座振替

楽天モバイルの段階制プランは、使った分だけ支払う仕組みです。20GB以上は月額3,278円(税込)で上限に到達するため、動画視聴やテザリングが多い月でも料金が明確です。
端末は小型・軽量で携帯性が高く、出張や外回り、カフェ作業など幅広いシーンで活躍します。

なお、端末の製品価格は10,820円ですが、楽天モバイルの申込特典(値引き・ポイント還元等)が適用されるため、実質1円で入手できます。

【こんな人におすすめ】
・できるだけ端末コストを抑えたい人
・スマホ/PC/タブレットを複数台つなげたい人
・軽量ルーターで外でも安定して使いたい人

Rakuten WiFi Pocket Platinumはこちら▷

GMOとくとくBB WiMAX|速度と安さのバランスを求めるなら!

「安さも大事だけど、やっぱり速度も妥協したくない!」

そんなあなたには、WiMAX回線を利用したサービスの中でも、特に高い人気を誇るGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

GMOとくとくBB WiMAXの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 3,641円(税込)
月額料金 4,807円(税込)※端末発送月は1,375円(税込)
使用回線 WiMAX回線、au回線
データ容量 無制限
端末代金 27,720円(税込)
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカード

GMOとくとくBB WiMAXの最大の強みは、なんといってもその高額なキャッシュバックキャンペーンです。他社からの乗り換えの場合、最大で85,000円相当ものキャッシュバックが受けられることもあり、これを活用することで実質的な月額料金を大幅に抑えることが可能です。

通信品質も、5G対応のWiMAX回線を利用しているため、都心部・郊外を問わず安定した高速通信が期待できます。高画質の動画視聴やオンラインゲームも、ストレスなく楽しめるでしょう。

【こんな人におすすめ】

・通信速度と料金のバランスを重視する人
・高額なキャッシュバックでお得に始めたい人
・動画視聴やオンラインゲームを快適に楽しみたい人

GMOとくとくBB WiMAXはこちら▷

BIGLOBE WiMAX|口座振替で支払いたいなら!

「クレジットカードを持っていない…」「料金の支払いは、慣れている口座振替がいいな」

多くのポケットWiFiサービスがクレジットカード払いを基本とする中、BIGLOBE WiMAX口座振替に対応している貴重な選択肢の一つです。

BIGLOBE WiMAXの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 4,252円(税込)
月額料金 4,928円(税込)
使用回線 WiMAX回線
データ容量 無制限
端末代金 27,720円(税込)
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカード、口座振替

もちろん、サービス内容も充実しています。GMOとくとくBBと同じWiMAX回線を利用しているため、通信速度や安定性は折り紙付き。データ容量も無制限で、思う存分インターネットを楽しむことができます。

【こんな人におすすめ】

・支払い方法に口座振替を選びたい人
・運営会社の信頼性や安心感を重視する人
・安定した高速通信を求める人

BIGLOBE WiMAXはこちら▷

DTI WiMAX|シンプルな料金プランが好みなら

「複雑な割引やキャッシュバックは苦手…」「分かりやすい料金体系がいいな」

そんな方には、シンプルな料金プランが魅力のDTI WiMAXがおすすめです。

DTI WiMAXの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 4,605円(税込)
月額料金 4,730円(税込)
使用回線 WiMAX回線
データ容量 無制限
端末代金 27,720円(税込)
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカード

多くのプロバイダが複雑なキャンペーンを展開する中で、DTI WiMAXは月額料金の割引に重点を置いた、直球勝負のサービスと言えます。キャッシュバックのような一度きりの大きな特典はありませんが、その分、毎月の月額料金が長期間にわたって割引されるため、将来的な支払い計画が立てやすいのが特徴です。

【こんな人におすすめ】

・シンプルで分かりやすい料金プランを好む人
・キャッシュバックの申請手続きが面倒な人
・安定した高速通信を求める人

DTI WiMAXはこちら▷

MUGEN WiFi|エリアの広さと安心の返金保証が魅力!

「地方や山間部でも、ちゃんと繋がるポケットWiFiが欲しい」「初めてだから、契約してから繋がらなかったらどうしよう…」

そんな不安を抱えるあなたに、ぜひ検討してほしいのがMUGEN WiFiです。

MUGEN WiFiの基本情報

項目 内容
実質月額料金(2年) 3,062円(税込)
月額料金 3,190円(税込)
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 100GB/月
端末代金 無料(レンタル)
契約期間 2年(縛りなしオプションあり)
支払い方法 クレジットカード

クラウドSIM技術を採用しており、ドコモ・au・ソフトバンクという3大キャリアの回線の中から、その場所で最も電波状況の良い回線に自動で接続してくれます。そのため、WiMAXの電波が届きにくい郊外や山間部、地下などでも、安定した通信が期待できるのが最大の強みです。

さらに、MUGEN WiFiには「30日間お試し返金保証」制度があります。実際に使ってみて、もし通信速度やエリアに満足できなかった場合、期間内であれば違約金や月額料金なしで解約することができるのです。

【こんな人におすすめ】

・地方や山間部など、電波の繋がりにくさが心配な人
・初めてポケットWiFiを契約する人
・契約前に、まずはお試しで使ってみたい人

MUGEN WiFiはこちら▷

ZEUS WiFi|神コスパで選ぶなら!

「とにかく月額料金を安く抑えたい!」「でも、データ容量もそこそこ欲しい…」

そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、ZEUS WiFiです。

ZEUS WiFiの基本情報

項目 内容
月額料金 980円~(30GB)、2,361円~(50GB)、3,106円~(100GB)※スタンダードプランの場合
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 30GB / 50GB / 100GB/月
端末代金 無料(レンタル)
契約期間 2年(フリープランもあり)
支払い方法 クレジットカード

その名の通り、「神コスパ」を謳っており、業界最安級の料金プランで注目を集めています。30GBプランなら月額980円(税込)からという、驚きの低価格で利用を開始できます。100GBプランでも月額3,000円台前半と、他のクラウドSIMサービスと比較しても非常に競争力のある料金です。

【こんな人におすすめ】

・とにかく月額料金の安さを最優先したい人
・データ使用量が比較的少ない人(月100GB以下)
・広いエリアで繋がる安心感を求める人

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AiR-WiFi|契約期間の縛りが気になるあなたに!

「2年縛りとか、ちょっと長すぎるな…」「もっと気軽に始めたい」

そんな方には、AiR-WiFiがおすすめです。

AiR-WiFiの基本情報

項目 内容
月額料金 3,377円~(100GB)
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 20GB / 50GB / 100GB/月
端末代金 無料(レンタル)
契約期間 1年(縛りなしオプション+330円/月)
支払い方法 クレジットカード

AiR-WiFiの最大の特徴は、契約期間の柔軟性です。基本の契約期間は1年と短く、さらに月額330円の「縛りなしオプション」を追加すれば、いつでも違約金なしで解約できます。「引っ越しの予定がある」「短期間だけ使いたい」という方にとって、非常に使い勝手の良いサービスです。

【こんな人におすすめ】

・契約期間の縛りが気になる人
・短期間だけ利用したい人
・引っ越しの予定がある人

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モンスターモバイル|小容量プランが充実!

「そんなに大容量は必要ないんだけど…」「もっと安いプランはないの?」

そんな方には、モンスターモバイルがおすすめです。

モンスターモバイルの基本情報

項目 内容
月額料金 1,980円(20GB)、2,530円(50GB)、2,948円(100GB)
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 20GB / 50GB / 100GB/月
端末代金 無料(レンタル)
契約期間 2年(縛りなしプランもあり)
支払い方法 クレジットカード

モンスターモバイルは、20GB、50GB、100GBという3つのデータ容量から選べるのが特徴です。特に、20GBプランが月額1,980円という低価格で提供されており、「外出先でメールチェックやSNSができれば十分」という方にとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。

【こんな人におすすめ】

・データ使用量が少ない人(月20~50GB程度)
・とにかく安く始めたい人
・小容量プランを探している人

モンスターモバイルはこちら▷

THE WiFi|ポイントが貯まってお得!

「ポケットWiFiを使いながら、ポイントも貯められたら嬉しいな」

そんな方には、THE WiFiがおすすめです。

THE WiFiの基本情報

項目 内容
月額料金 3,828円(THE WiFi 100GB)、1,298円~(THE WiFi FiT)
使用回線 クラウドSIM(ドコモ・au・ソフトバンク)
データ容量 100GB/月 or 段階制(~100GB)
端末代金 無料(レンタル)
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカード

THE WiFiの最大の特徴は、利用額に応じてポイントが貯まるという点です。貯まったポイントは、月額料金の支払いに充てることができるため、実質的な通信費をさらに抑えることができます。

料金プランは、月間100GBまで定額で使える「THE WiFi 100GB」プランと、使ったデータ量に応じて料金が変動する「THE WiFi FiT」プランの2種類。ご自身の使い方に合わせて無駄のないプランを選べるのが嬉しいポイントです。

【こんな人におすすめ】

・ポイントを貯めてお得に利用したい人
・自分のデータ使用量に合わせてプランを選びたい人
・まずはお試しで使ってみたい人

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Broad WiMAX|手厚いサポートが魅力!

「設定とか、ちゃんとできるか不安…」「何かあった時に、すぐ相談できると安心だな」

そんな、初めてポケットWiFiを使う方や、機械の操作に自信がない方には、Broad WiMAXがおすすめです。

Broad WiMAXの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 4,670円(税込)
月額料金 4,708円(税込)
使用回線 WiMAX回線、au回線
データ容量 無制限
端末代金 31,680円(税込)
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカード、口座振替

Broad WiMAXは、電話やWebでのサポート体制が充実しており、専門のスタッフが丁寧に初期設定や利用中のトラブルに対応してくれます。また、Broad WiMAX独自のサービスとして、「ご満足保証」があります。もしBroad WiMAXの通信速度やサービスに満足できなかった場合、指定の他のインターネット回線に違約金なしで乗り換えることができるのです。

【こんな人におすすめ】

・手厚いサポートを重視する人
・契約後の乗り換えの可能性も考えておきたい人
・安心して利用できるサービスを選びたい人

Broad WiMAXはこちら▷

カシモWiMAX|端末代金が実質0円!

「初期費用はできるだけ抑えたい…」「最新の端末をお得に使いたいな」

そんなあなたに注目してほしいのが、カシモWiMAXです。

カシモWiMAXの基本情報

項目 内容
実質月額料金(3年) 4,815円(税込)
月額料金 4,818円(税込)
使用回線 WiMAX回線
データ容量 無制限
端末代金 実質0円(3年間の利用)
契約期間 縛りなし
支払い方法 クレジットカード

カシモWiMAXの最大の魅力は、なんといっても端末代金が実質0円になるキャンペーンを実施している点です。高機能な最新の5G対応ルーターを、追加費用なしで手に入れることができます。月々の料金から端末代金が分割で割引される仕組みなので、3年間利用し続けることで端末代金の負担が完全になくなります。

【こんな人におすすめ】

・初期費用を抑えてポケットWiFiを始めたい人
・最新の5G対応端末をお得に利用したい人
・契約期間に縛られずに利用したい人

カシモWiMAXはこちら▷

携帯大手キャリアのポケット型WiFiがおすすめできない?2つの理由とは

ここまで様々なポケットWiFiサービスをご紹介してきましたが、「ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアのポケットWiFiはどうなの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。

もちろん、大手キャリアにもポケットWiFiのサービスは存在しますが、結論から言うと、特別な理由がない限り、あまりおすすめはできません。 その理由を2つ、詳しく解説していきます。

理由1:料金が割高になる傾向がある

大手キャリアのポケットWiFiをおすすめしにくい最大の理由は、料金が割高な点にあります。

料金比較:大手キャリア vs WiMAX・楽天モバイル

サービス種類 月額料金の目安 端末代金
大手キャリア 7,000円以上 数万円
WiMAX 3,000~5,000円 実質無料~27,720円
楽天モバイル 3,278円 実質1円

ここまでご紹介してきたWiMAXやクラウドSIM系のサービスと比較すると、月額料金も端末代金も高額に設定されていることがほとんどです。

例えば、WiMAXや楽天モバイルであれば、データ無制限プランが月額3,000円台から4,000円台で利用できるのに対し、大手キャリアの無制限プランは7,000円を超えることも珍しくありません。

もちろん、キャリアのスマホとセットで利用することによる割引(セット割)も存在しますが、多くの場合、その割引額を考慮しても、格安なポケットWiFiサービスと格安SIMを組み合わせた方が、トータルの通信費は安く抑えられます。

理由2:無制限プランでも、使い方によっては制限がかかる

「キャリアのプランなら、完全無制限で安心」と思いがちですが、実はそうとも限りません。

大手キャリアの「無制限」プランの注意点

・短期間に大量のデータ通信を行った場合、速度制限がかかる
・例:「3日間で10GB以上」で一時的に速度が大幅に低下
・動画の読み込みが頻繁に止まる、Webページの表示が遅くなる

大手キャリアが提供するポケットWiFiの「無制限」プランには、「短期間に大量のデータ通信を行った場合、通信速度を制限することがあります」という主旨の注釈が付けられていることがほとんどです。これは、ネットワークの混雑を避けるための措置です。

≪各サービスの速度制限ルール比較≫

サービスの種類 速度制限の条件
大手キャリア 短期間(3日間など)に大量通信を行うと速度制限。制限時の速度は1Mbps以下になることも。
WiMAX かつては「直近3日間で10GB以上」という厳しいルールがあったが、現在は大幅に緩和。明確な基準は非公表だが、よほど極端な使い方をしない限り制限は稀。
楽天モバイル 楽天回線エリア内では無制限。パートナー回線(au)エリアでは月5GBまで。超過後は最大1Mbpsに制限。
クラウドSIM系 「1日〇GBまで」「月間100GBまで」といった上限あり。「無制限」と謳っていても、実質的には大容量プランであることが多い。

Webサイトの閲覧やSNS、標準画質の動画視聴といった一般的な使い方をしている限り、速度制限を心配する必要はほとんどありません。

しかし、「完全無制限」を期待して、毎日何十GBもの大容量ファイルをダウンロードするような使い方を想定している方は、契約前に各サービスの速度制限に関する規定を、注釈の小さな文字まで含めて、しっかりと確認しておくことが重要です。

ポケットWiFiに関するQ&A

さて、ここまで様々なポケットWiFiサービスをご紹介してきましたが、まだいくつか疑問が残っている方もいらっしゃるかもしれませんね。ここでは、ポケットWiFiを選ぶ際によくある質問とその答えを、Q&A形式で分かりやすく解説していきます。

Q1. ポケット型WiFiとモバイルルーター、呼び方が色々あるけど何が違うの?

A1. 基本的にはすべて同じものを指しています!

よくあるご質問ですが、「ポケット型WiFi」「モバイルルーター」「モバイルWiFi」「持ち運びWiFi」など、様々な呼び方がありますが、これらはすべて「持ち運び可能な小型のWiFiルーター」を指す言葉として使われています。

ポケットWiFiの呼び方いろいろ

・ポケット型WiFi
・モバイルルーター
・モバイルWiFi
・持ち運びWiFi
・ポータブルWiFi

ただし、厳密に言うと「ポケットWiFi(Pocket WiFi)」は、ソフトバンク株式会社の登録商標です。そのため、当サイトの記事では、ソフトバンクやワイモバイルの製品を指す場合以外は、「ポケット型WiFi」や「モバイルルーター」といった一般的な名称を使用するようにしています。

呼び方の違いに戸惑うかもしれませんが、「外出先にも持っていける、自分専用のWi-Fiスポット」とイメージしていただければ大丈夫ですよ。

Q2. ポケット型WiFiの対応エリアは、どうやって確認すればいいの?

A2. 利用したいサービスの公式サイトで、必ず事前に確認しましょう!

ポケットWiFiが利用できるエリアは、そのサービスがどの「回線」を利用しているかによって決まります。

回線種類別の対応エリアの特徴

回線種類 対応エリアの特徴 確認方法
WiMAX系 人口カバー率は高いが、山間部や一部の地方では繋がりにくい場合も UQ WiMAXの公式サイトでエリアマップを確認
楽天モバイル 楽天回線エリアは順次拡大中。エリア外は自動でau回線に接続 楽天モバイルの公式サイトでエリアマップを確認
クラウドSIM系 ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線に自動接続。日本全国の非常に広いエリアをカバー 各サービスの公式サイトで確認

このように、サービスによって利用する回線が異なるため、契約前には必ず、利用を検討しているサービスの公式サイトにアクセスし、ご自身の自宅や職場、よく訪れる場所が対応エリアに含まれているかを確認することが非常に重要です。

多くの公式サイトでは、住所や郵便番号を入力するだけで簡単にエリアを検索できるマップが用意されています。「契約したのに、使いたい場所で繋がらなかった…」という事態を避けるためにも、この一手間を惜しまないようにしましょう。

Q3. 5G対応のポケットWiFiは、4Gと何が違うの?

A3. 通信速度と一度に接続できる台数が大きく向上します!

最近よく耳にする「5G」ですが、これは「5th Generation」の略で、日本語では「第5世代移動通信システム」と呼ばれます。現在主流の4G(第4世代)に続く、新しい通信規格です。

5Gの主な特徴

特徴 詳細
超高速・大容量 4Gと比較して、通信速度が劇的に向上。理論上は最大で20倍もの速度。高画質な4K/8K動画のストリーミングや、大容量のゲームのダウンロードもあっという間。
超低遅延 通信のタイムラグが大幅に減少。オンラインゲームでの操作の遅延がほとんどなくなる。
多数同時接続 一度に接続できるデバイスの数が飛躍的に増加。スマート家電やウェアラブル端末など、IoT時代の本格的な到来を支える。

WiMAX系のサービスで提供されている5G対応のポケットWiFiは、この5Gの恩恵を受けることができます。ただし、5Gを利用できるのは、まだ都市部などの一部エリアに限られています。5Gエリア外では、自動的に4G回線に接続されるため、繋がらなくなる心配はありません。

「とにかく最高の通信環境を求める!」という方や、「将来的なことを見越して、最新の技術に対応した端末を持っておきたい」という方には、5G対応のポケットWiFiがおすすめです。

Q4. 短期間だけ使いたいんだけど、契約するのとレンタルするの、どっちがお得?

A4. 利用期間によりますが、1ヶ月程度の短期ならレンタルがおすすめです!

「出張や旅行の間だけ、Wi-Fiが欲しい」「光回線の工事が終わるまでのつなぎとして使いたい」など、数週間から1ヶ月程度の短期間だけポケットWiFiを利用したい、というケースも多いですよね。

契約 vs レンタル 比較

項目 契約 レンタル
利用期間 長期向け(3ヶ月以上) 短期向け(1ヶ月未満)
月額料金 安い やや高い
違約金 あり(契約期間内の解約) なし
手軽さ 申込みに手間がかかる 空港やホテルで受取可能

このような場合、2年契約などの長期契約を結んでしまうと、すぐに解約することになり、高額な違約金が発生してしまう可能性があります。そこでおすすめなのが、ポケットWiFiのレンタルサービスです。

レンタルサービスなら、1日単位や1週間単位で必要な期間だけ借りることができ、もちろん違約金もかかりません。料金は契約する場合と比較すると割高になりますが、トータルで見れば費用を安く抑えられることがほとんどです。

【こんな場合はレンタルがおすすめ】

・利用期間が1ヶ月未満の場合
・海外旅行や国内出張で利用したい場合
・光回線の開通工事までのつなぎとして利用したい場合

もし、3ヶ月以上の長期間にわたって利用する予定があるなら、契約期間の縛りがないプランや、違約金が安いサービスを契約した方がお得になる場合もあります。ご自身の利用期間に合わせて、最適な方法を選んでくださいね。

まとめ

今回は、2025年の最新情報をもとに、おすすめのポケット型WiFiサービスをご紹介しました。

たくさんのサービスがあって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そんな時は、まず「自分が何を一番重視するのか」を明確にすることが大切です。

この記事でご紹介した選び方のポイントや、各サービスの特徴を参考に、ぜひあなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけて、快適なインターネットライフを手に入れてくださいね!

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