【2025年最新】法人向け格安SIMのおすすめ6社!契約内容や料金プランを比較

法人向け格安SIMをお探しの方に向け本記事では、法人契約可能な格安SIMを6つ紹介し、各社のプラン内容や料金を比較します。コスト削減や業務効率化を図るための選択肢として、最新情報をお届けします。

法人向け格安SIMとは

法人向け格安SIMは、企業や団体が契約できる格安SIMサービスです。MVNO(仮想移動体通信事業者)が大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りて提供し、月額料金が大手キャリアより安価な点が特徴です。複数回線契約やデータ共有、IoTデバイス向けプランなど、業務特化のオプションが用意されています。

格安SIMが法人利用で人気の理由

格安SIMが法人利用で人気の理由は以下の通りです:

  • コスト削減: 大手キャリアに比べ、通信費を大幅に削減可能。
  • 柔軟なプラン選択: データ容量や通話オプションを業務ニーズに合わせて選択。
  • 業務特化サービス: データ共有やIoT向けプランが充実。
    例えば、ロケットモバイルの「神プラン」は低速無制限で月額328円と、IoT用途に適しています

個人向け格安SIMと法人向け格安SIMの違い

個人向けと法人向け格安SIMの違いは以下の通りです:

項目個人向け法人向け
契約名義個人名義法人名義
プラン内容個人利用向けのシンプルなプラン複数回線割引やデータ共有プランなど業務向け
サポート一般的なカスタマーサポート専用窓口やビジネス向けサポートが提供される場合あり
注意事項・サポートがWEBのみに限定される場合がある
・法人限定プランやオプションに申し込みができない
・個人向けのプランを申し込みできないことがある

大手キャリアと格安SIMの違い

大手キャリアと格安SIMの比較は以下の通りです:

項目大手キャリア(MNO)格安SIM(MVNO)
料金高め(月額5,000円以上が一般的)安価(月額数百円から)
通信容量無制限・大容量にも対応
小容量のプランはMVNOに比べ割高
通信料が少ないプラン(20GB以下)の価格優位性が高い
大容量・無制限プランの提供もあるがMNOに比べ割高
ネットワーク自社回線で広範囲・高品質
1社で複数キャリア対応不可
大手キャリアの回線を借用
複数キャリア対応可(ロケットモバイルの場合4キャリア対応)
サポート店舗や電話で充実オンライン、電話、WEBMTG
店舗対応は原則なし
端末最新モデル購入が容易SIMフリーや中古端末利用が一般的

関連記事:【2025年版】法人携帯を徹底比較!キャリア・格安SIMの選び方とおすすめプラン

データSIMの特徴

データSIMは音声通話機能を持たず、データ通信に特化したSIMカードです。主な特徴は:

  • 音声通話不要: タブレット、Wi-Fiルーター、IoTデバイス向け。
  • 低コスト: 音声機能がない分、料金が安価。
  • 業務用途に最適: 監視カメラや太陽光発電、車両管理など、IoT用途で活用可能。SMSオプションを付与すればLINE等の軽度なコミュニケーションにも対応が可能

データSIMと音声SIMの違い

データSIMと音声SIMの違いは以下の通り:

  • データSIM: データ通信専用で、電話の発着信不可。SMSオプションを付与すればデータ通信で行う「LINE電話」等のIP電話も可能。
  • 音声SIM: データ通信に加え、音声通話やSMSが可能。
    例えば、社員のスマホには音声SIM、社内タブレットにはデータSIMが適しています。一般的にデータSIMより料金は若干高くなる傾向があり。

法人向けおすすめ格安SIM6選

以下に、法人向けのおすすめ格安SIMを6社紹介します。
料金は税抜になります。

ロケットモバイル

ロケットモバイルは、低速無制限の「神プラン」が業界最安値級で、IoTデバイスや低速通信ニーズに最適です。高速通信プランも提供しています。4キャリア対応。

  • 神プラン: 無制限(低速最大200kbps)、月額298円(データ専用)
    神プラン(通話SIM)、月額445円
  • 1~50GBプラン: 1GB~50GB、月額398円~推定3,230円
    ※4キャリア利用可
  • 上り専用プラン: 3GB~1,000GB、月額555円~(データ専用)
  • 大容量プラン:30GB~無制限、月額1,980円~(データ専用)
  • ロケットモバイルZ: IoT向け固定IPオプションが付与可、月額150円~(データ専用)
    購入リンク:ロケットモバイル申し込み

イオンモバイル

イオンモバイルは、豊富なプランと契約期間の縛りがない柔軟さが特徴です。データシェアプランやIoT専用プランが業務効率化に貢献します。

  • シェアプラン: 最大8回線でデータ共有、例:10GBで1,980円(音声SIM1枚+データSIM1枚の場合)
  • データプラン: 1GB~200GB、月額480円~10,580円(データ専用)
  • IoT専用プラン: IoT100(100MB):350円、IoT500:400円、IoTZero(低速無制限200kbps):420円(データ専用)
    購入リンク:イオンモバイル申し込み

ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、安定した通信品質を提供。2回線以上で法人契約割引2が適用されます。

  • シンプル2 S: 4GB、月額1,280円(税抜)
  • シンプル2 M: 20GB、月額2,780円(税抜)
  • シンプル2 L: 30GB、月額3,780円(税抜)
    購入リンク:ワイモバイル申し込み

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEはデータSIMプランが豊富で、IoTやM2M用途に適しています。1週間無料のデモSIMの貸し出しもおこなっています。

  • データSIMプラン: 100MB~300GB、月額400円~15,500円(税抜)(データ専用)
  • 音声通話SIMプラン: 7種類、10分かけ放題オプションあり
    購入リンク:BIGLOBEモバイル申し込み

楽天モバイル

楽天モバイルは自社回線を使用し、国内通話かけ放題が魅力。データ無制限プランも提供します。BAND3だけではなく、AU回線ローミングも使えるため、幅広い地域に格安で対応。

  • データ3GB: 月額980円(税抜)(データ専用)
  • データ7GB: 月額1,480円(税抜)(データ専用)
  • データ30GB: 月額2,380円(税抜)(データ専用)
  • 音声+データ3GB: 月額1,980円(税抜)
  • 音声+データ5GB: 月額2,380円(税抜)
  • 音声+データ30GB: 月額2,780円(税抜)
  • 音声+データ無制限: 月額2,980円(税抜)
    購入リンク:楽天モバイル申し込み

日本通信

日本通信は数あるモバイル通信事業者の中でも最安級の低価格で合理的なプランを提供。データ通信専用プランも選択可能です。通信品質には拘らず、とにかく安いSIMかつ、ドコモ回線を探している場合最有力なサービスといえます。

  • 合理的シンプル290プラン: 1GB、月額263円
  • 合理的みんなのプラン: 20GB、月額1,263円
  • 合理的50GBプラン: 50GB、月額1.980円
  • 190Pad SIM X: 1GB、月額190
    購入リンク:日本通信申し込み

法人向け格安SIMの料金プラン比較

各社の料金プランを比較し、選び方のポイントを解説します。通話SIMとデータ専用SIMで料金が異なりますので注意しましょう。

通話用SIM:データ容量別の月額料金比較

以下の表は、主要なデータ容量での料金比較です(税抜価格、一部推定値含む):

データ容量イオンモバイルワイモバイルBIGLOBE楽天モバイル日本通信ロケットモバイル
1GB780円780円263円695円
3GB980円1,000円1,980円895円
4GB1,080円1,280円
5GB1,180円2,380円1,300円
7GB1,380円1,800円
10GB1,680円
15GB1,600円
20GB2,080円2,780円5,000円1,390円4,400円
25GB2,680円
30GB2,280円3,780円7,250円2,780円
50GB3,280円2,178円
無制限11,080円
※200GB
2,980円445円 (低速)

補足

  • ロケットモバイルの「神プラン」は低速で無制限、月額445円と非常に低コスト
  • 中容量帯は日本通信が非常に低コスト
  • 法人向けに通話SIMを無制限で提供している格安SIMは楽天モバイルのみ

データ通信専用SIM:データ容量別の月額料金比較

以下の表は、主要なデータ容量での料金比較です(税抜価格):

データ容量イオンモバイルBIGLOBE楽天モバイル日本通信ロケットモバイル
1GB480円190円398円
3GB780円700円980円540円
5GB980円2,380円690円
7GB1,480円760円
10GB1,480円950円
15GB1,536円
20GB1,580円3,250円1,450円
25GB2,525円
30GB2,080円6,550円2,380円2,160円~※1
50GB3,080円1,980円~※2
100GB5,580円2,980円
300GB4,980円
低速無制限420円298円
高速無制限お問い合わせ

補足

  • 低容量帯(1~10GB)はロケットモバイル楽天回線が非常にコストパフォーマンスが高い
  • データSIMで高速無制限SIMは基本格安SIMでは提供しておらず、今回とりあげた中ではロケットモバイルのみ提供
  • ※1 Rプラン(楽天回線) 30GBプラン 2,160円
      大容量Sプラン(ソフトバンク回線) 2,300円
  • ※2 大容量Sプラン(ソフトバンク回線) 2,980円
      大容量Rプラン(楽天回線) 1,980円

複数回線契約時の割引制度

複数回線契約時の割引は以下の通り:

  • イオンモバイル: シェアプランで最大8回線データ共有。
  • ワイモバイル: 2回線以上で月額最大870円割引。
  • BIGLOBEモバイル: 上りSIMのみ30回線以上でプラン料金割引。
  • 楽天モバイル: 複数回線割引の情報なし。
  • 日本通信: 複数回線割引の情報なし。
  • ロケットモバイル: 法人コンソールで一括管理可能。複数回線割引は相対契約にて対応可

法人向け格安SIMを利用するメリット

コスト削減

格安SIMは大手キャリアより安価で、複数回線契約時の割引により通信費を大幅に削減できます。特に通信料をそこまで必要としない場合はロケットモバイルの「神プラン」は月額328円で無制限(低速)と、コストパフォーマンスが高いです(ロケットモバイル)。

柔軟なプラン選択

データ容量や通話オプションを業務ニーズに合わせて選べ、無駄な支出を抑えられます。これについては各社三者三様と様々なプランを提供されておりますので、最適なプランについて判断がつかない場合は、各社の問い合わせ窓口に用途・予算・通信料/月の目安を可能な限り明確しておき、問い合わせをしてしまうのが一番正確かつ適したプランが見つかるでしょう。

ロケットモバイルでも通話SIM、データSIM、ポケットWi-Fiと100以上のプランを各プラン業界最安級で提供しております。

また、通話プランを希望している場合、特に通話プランにおいては日本通信SIMのコストパフォーマンスが群を抜いています。ただ正午付近の通信速度は約1-2Mbpsとかなり絞られていますのでその点は特に注意しましょう。

参考ページ:格安SIMの管理人の比較:日本通信SIMの速度

業務に特化したサービス

データ共有やIoTプランなど、業務効率化に役立つサービスが提供されます。ロケットモバイルの「ロケットモバイルZ」は固定IPオプションを付与することができ、IoTや遠隔制御に最適です(ロケットモバイル)。

法人向け格安SIMを利用する際の注意点

ネットワークエリアの確認

格安SIMは大手キャリアの回線を借用しますが、エリアや時間帯により通信速度が異なる場合があります。事業所のエリア確認が必須です。

サポート体制の確認

格安SIMは原則店舗がありませんので、サポートについてオンラインまたはTELが中心となります。

大手キャリアと異なり、格安SIMの会社は機動力があるため、営業担当がつき場合によっては別途WEBMTGを組むことにより詳細をつめることができる可能性があります。各社の問い合わせ窓口より相談しましょう。

管理用コンソールの有無、利便性を確認

社員用、IoT用にSIMを契約しだすと、減ることは少なく、基本的には枚数がどんどん増えていきます。その中で各社が提供しているSIMの管理コンソールの有無は契約の決め手の一つになりえます。

特に下記機能を備えているかは確認しましょう。

  • 回線・契約管理:
    法人向けポータルで契約状況や利用状況の管理が可能かどうか。また回線の発注、解約、WEB上で完結できるように設計されているか、回線データの一括CSV出力等への対応。
  • コスト管理:
    請求書払い対応可否、データ使用量をモニタリング、プラン変更の自由度やWEB上で簡単にプラン変更できるかどうか。
  • 利用制限:
    データ使用量の制限設定可否。
  • サポート:
    法人専用ポータル発行後、電話やWebでサポート体制はあるかどうか。

セキュリティ要件が厳しい場合はMDM(オプション)への対応、リモートロックやデータ消去機能、セキュリティログの確認等も可能か、必要に応じて確認しましょう。

契約手続きの煩雑さ

法人契約では、登記簿謄本などの書類が必要で、手続きが複雑になる場合があります。

特に通話SIMやSMS付きデータSIMは犯罪利用の恐れがあるため、厳格な書類手続き、各種証明書の提出が求められることがほとんどです。

あらかじめ、以下の書類を用意しておくとスムーズに契約を進めることができます。

  • 登記簿謄本(3か月以内に発行したもの)
  • 申し込み担当者の身分証明書(運転免許書等)
  • 在籍証明書(名刺等)

法人向け格安SIMの契約の流れ

ステップ1: プラン選び

企業のデータ量や通話ニーズに基づき、最適なプランを選びます。最適なプランが判断できない場合はお問合せ窓口にその旨相談しましょう。

参考URL:ロケットモバイル法人問い合わせ窓口

ステップ2: 申し込み

格安SIMの法人申し込み用のウェブサイトまたは電話で申し込み。必要書類(法人登記簿謄本、担当者身分証明書など)を準備しておきましょう。

ステップ3: SIM受け取り

申し込み後、通常1週間程度でSIMカードが届きます。ロケットモバイルではお申込み完了後最短翌日宅急便にて発送となります。

ステップ4: 設定

SIMを端末に挿入し、APN設定を行います。各社ウェブサイトに設定手順が掲載されています。各社APNの設定値は異なりますので注意しましょう。

参考URL:紹介した格安SIMのAPNに関するページ

ステップ5: 利用開始

設定完了後、通信サービスを利用開始。問題があればサポート窓口に連絡しましょう。

法人向け格安SIMなら低速無制限のロケットモバイル

ロケットモバイルは、低速無制限プラン「神プラン」を月額328円で提供し、データ容量を気にせず利用可能です。法人契約に対応し、複数回線の一括管理が可能な法人コンソールも提供。詳細は公式サイトでご確認ください。

まとめ

本記事では、法人向け格安SIMのイオンモバイル、ワイモバイル、BIGLOBE、楽天モバイル、日本通信、ロケットモバイルの6社を紹介し、料金プランや特徴を比較しました。

ロケットモバイルは低速無制限の「神プラン」でIoTや低速通信ニーズに最適です。企業の通信費削減や業務効率化には、ニーズに合ったプラン選びが重要です。

各社のネットワークエリアやサポート体制を確認し、最適な選択をしていきましょう。

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