「テレワークでオンライン会議をしたり、営業先で資料をダウンロードしたり、動画やクラウドサービスを使いたいけど、データ通信の容量が気になる・・・」
ビジネスの現場では、リモートワークや出張先での作業や営業活動、IoT機器の運用など、安定した高速通信が必要な場面が増えています。
しかし、一般的なデータプランでは容量制限があるため、気づかないうちに速度制限がかかったり、追加料金が発生したりすることもあります。
そこで本記事では、法人向けの大容量・無制限データプランを比較し、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。それと同時に、利用シーンや選び方のポイントも紹介していきます。
関連記事:【2025年最新】法人向け格安SIMのおすすめ6社!契約内容や料金プランを比較
法人契約以外の格安SIM無制限プランについてはこちらの記事で解説していますので、是非参考にしてください。
高速無制限データSIMとは?本当に“無制限”で使える?
法人利用を考えるなら、「本当に仕事で快適に使えるか」が重要なポイントです。
「無制限」と聞くと、どれだけ使っても速度が落ちないイメージを持つかもしれませんが、実際にはプランごとに異なる制限があります。
高速無制限データSIMの特徴
ビジネス用途のSIMに求められるのは、ただデータが無制限なだけでなく、高速通信ができることです。
高速無制限データSIMには、以下のような特徴があります。
- 動画会議やクラウド業務もスムーズにできる
- 営業や出張先でも安定したネット環境を確保
- データ使用量を気にせず、業務の効率を落とさない
- オフィスや店舗の回線代わりにも使える
ただし、こうした「快適な無制限データSIM」は、実際には何らかの条件付きで提供されていることが多いです。
「無制限」とはいえ、実際にはどんな制限がある?
「無制限」と書かれていても、本当に完全な使い放題ではないことがほとんどです。
主な制限には、以下のようなものがあります。
- 3日間で◯GB以上使用すると速度制限
- ピーク時間(昼や夜)に通信速度が低下
- 特定のサービス(動画ストリーミング・テザリングなど)に制限
順番に解説していきます。
3日間で◯GB以上使用すると速度制限
「データ無制限」と聞くと、どれだけ使ってもずっと高速で通信できるイメージがありますが、実は短期間で大量に使うと制限がかかる場合があります。
例えば、「3日間で10GB以上使用すると、一定時間速度が1Mbpsに制限される」といったルールが設けられているケースがあります。
この制限があると、リモートワークでの連続オンライン会議や、データのアップロード・ダウンロードを行った際に、突然速度が落ちて業務に支障が出る可能性があります。
特に、動画編集やクラウドサービスを頻繁に利用する場合は、こうした短期間の使用制限がネックになることがあるため注意が必要です。
ピーク時間(昼や夜)に通信速度が低下
格安SIMを含む一部の無制限プランでは、利用者が集中する時間帯(例:12時~13時、18時~22時)に速度が遅くなることがあるため、注意が必要です。
これは、通信事業者側が回線の混雑を避けるために行う「トラフィックコントロール」によるものです。
特に、格安SIM(MVNO)の場合、大手キャリアの回線を間借りしているため、回線の混雑時に優先度が下がりやすいという特性があります。
昼休みの時間帯に取引先とのオンライン会議を予定していたり、夜間に大量のデータを扱う業務を行う場合は、こうした時間帯の速度低下が影響しないか事前に確認しておくことが重要です。
特定のサービス(動画ストリーミング・テザリングなど)に制限
一部の「無制限SIM」では、特定の用途に対して通信制限が設けられていることがあります。
- 動画ストリーミングの画質制限(例:「YouTubeは720pまで」)
- テザリングのデータ容量制限(例:「スマホ本体のデータは無制限でも、テザリングは50GBまで」)
- 特定のアプリ・サービスに対する速度制限(例:「SNSは高速でも、動画配信は低速)
法人利用では、社内のネット回線代わりにテザリングを使いたい場合や、YouTubeやWeb会議の映像品質を確保したい場合に、こうした制限が問題になることがあります。
法人利用の場合は、「無制限のはずなのに速度が遅くて仕事にならない…」という事態を避けるためにも、使用用途に合ったプランを選ぶことが大切です。
業務で快適に使えるSIMを選ぶために、制限の有無や条件を忘れずにチェックしましょう。
法人向けSIMと個人向けSIMの違い
法人向けSIMと個人向けSIMでは、契約対象や提供されるサービス内容に違いがあります。
特に「料金体系」「サポート体制」「契約条件」といった観点で比較すると、それぞれの用途に応じた選び方が重要になります。
法人向けSIM | 個人向けSIM | |
---|---|---|
料金体系 | 複数回線の一括契約が可能。利用量に応じた柔軟なプラン設計がされている。 | 基本的に1回線単位での契約。大容量プランでも追加SIMには別契約が必要。 |
サポート体制 | 専用の法人窓口や担当者がつく場合がある。トラブル対応も迅速。 | 一般的なカスタマーサポートのみ。法人専用の対応はなし。 |
契約条件 | 登記簿謄本や代表者の身分証などの提出が必要。請求書払いなどに対応。 | 本人確認書類だけで契約可能。支払いはクレジットカードが中心。 |
法人向けSIMは、「一括管理しやすい」「サポート体制が充実している」「柔軟な支払い方法に対応している」といった利点があります。
一方で、申し込み時の書類や手続きがやや煩雑という側面もあります。利用規模や管理体制に応じて、どちらの契約形態が適しているかを見極めましょう。
法人契約のメリット
1. 複数回線の一括契約・管理が可能
法人向けSIMでは、複数台の端末を一括で契約・請求・管理できる点が大きな魅力です。部署や用途ごとに回線を分けることで、業務用と私用の線引きもしやすくなります。
2. 請求書払い・後払いに対応
個人契約ではクレジットカード支払いが主流ですが、法人契約では請求書払いなどの柔軟な支払い方法に対応している場合が多く、経理処理や法人会計との相性が良好です。
3. 専用のサポート窓口や管理ツールが利用できる
法人向けプランでは、専用のカスタマーサポートや利用状況の可視化ツールが提供されることが多く、トラブル時の対応や運用管理の手間を大幅に軽減できます。
法人契約時の注意点
1. 契約時に必要な書類が多い
法人名義で契約する場合、登記簿謄本や代表者の本人確認書類など、追加の提出書類が必要になります。申し込み前に必要書類を確認して準備しておきましょう。
2. 最低契約台数や利用期間の縛り
一部の法人向けプランでは、最低利用台数や契約期間の制限が設けられている場合があります。1~2台のみの利用や短期導入を考えている場合は、個人契約の方が柔軟に対応できることもあります。
3. プラン変更・解約手続きが複雑なケースも
法人契約では、担当者の変更や法人情報の変更に伴い手続きが必要になることがあります。また、個人契約と比べてプラン変更や解約時の手続きが煩雑になるケースもあるため、契約前に条件を確認しておくことが大切です。
法人向け高速無制限SIMを比較!どのプランが最適?
前の章では、高速無制限SIMの特徴や選ぶときのポイントを押さえてきました。
では、実際にどのSIMがビジネス利用に向いているのでしょうか?
この章では、ロケットモバイルのSIMをはじめ、法人向けにおすすめの大容量・無制限プランを比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。
法人契約以外で格安SIM無制限プランをお探しの方は、こちらの記事をご参考に!▽
データ無制限の格安SIMプラン12社を徹底比較! ギガ使い放題はどこがいい? | ロケホン
ロケットモバイルの大容量Sプラン・大容量Rプラン

ロケットモバイルでは、MNO回線を利用した法人向けの大容量SIMプランを提供しています。
30GB〜無制限まで幅広いプランがあり、回線の安定性とコストのバランスが取れているのが特徴です。
特に、100GB以上のプランが充実しているため、テレワークや外出先での業務、動画配信、IoT機器の運用など、大容量のデータを扱うビジネスに向いています。
各プランの違いは以下の通りです。
項目 | Sプラン | Rプラン |
---|
回線 | ソフトバンク回線(MNO回線) | 楽天回線(MVNO回線) |
対応データ容量 | 30GB / 50GB / 100GB / 300GB /無制限 | 50GB / 100GB / 10GB/日 |
料金(税抜) | 30GB:2,300円 50GB:2,500円 100GB:2,980円 300GB:4,980円 無制限:問い合わせ | 50GB:1,980円 100GB:2,750円 10GB/day:3,980円 (全て初月無料) |
通信速度 | 4G LTE | 4G/5G |
制限 | なし | なし |
用途 | 高速データ通信を安定して使いたい人向け | さらに安く、大容量通信をしたい人向け |
SMS機能 | 利用可能(100GB/300GBのみ) 契約回線数×50円 (従量課金制)まで無料 | 利用不可 |
固定IPアドレス | 提供なし | 950円(月額)でオプション 追加可能 |
ロケットモバイルの大容量Sプラン・Rプランは、ソフトバンク回線または楽天回線を利用できる大容量通信が可能なプランです。
このプランでは、業務のデータ使用量に応じて最適なプランを選べるため、リモートワークや出張時のインターネット環境としても適しています。
また、3日間のデータ使用量制限がなく、どれだけ使っても速度が落ちにくいため、業務で安定した通信環境を求める企業におすすめです。
各プラン30~50GBまでは、最低利用期間の縛りがないこともうれしいですね。
月間のデータ使用量が超過した場合は、Sプランは最大128kbps、Rプランは最大200kbpsに制限されます。
ロケットモバイルの大容量プラン共通の特徴として、新規契約事務手数料がかからないことと、最低発注件数が1回線からであることが挙げられます。
楽天回線の大容量プランでは、オプションで固定IPアドレスを追加することもできます。
細かい設定が不要で即時利用でき、監視カメラやIoT機器の遠隔アクセスにも対応可能です。
様々な企業のニーズに合わせた柔軟性とコスパの良さが、ロケットモバイルの押しポイントです。
楽天モバイルのRakuten最強プラン
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、あらゆるビジネスの用途に最適なプランです。
データ使用量に応じて料金が変動するため、コスト管理がしやすいのが大きな特徴です。
Rakuten最強プランの詳細は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|
対応データ容量 | 3GB / 30GB / 無制限 |
料金(税抜) | 3GBまで:980円 30GBまで:2,780円 無制限:2,980円 |
回線 | 楽天回線(4G/5G) |
国内通話 | Rakuten Link Office利用で無料 |
海外ローミング | 毎月2GBまで無料(超過後は128kbps) |
制限 | 1日10GB以上使用時は最大3Mbpsに制限 |
対応端末 | 楽天モバイル公式サイトで要確認 |
用途 | テレワーク、出張先での業務、営業活動、IoT機器の運用 |
SMS機能 | 追加料金なしで利用可能 ※音声+データプランのみ |
固定IPアドレス | 提供なし |
Rakuten最強プランは、楽天モバイル回線に対応した端末で使用可能な「大容量・無制限一体型プラン」です。
このプランでは、データ使用量が少ない月は低コストで運用でき、必要に応じて無制限にデータを使用することも可能です。
また、専用アプリ「Rakuten Link Office」を利用することで、国内通話が無料となり、通信コストの削減に大きく貢献します。
ただし、楽天回線エリア外ではパートナー回線を利用するため、エリアの確認が必要です。
地方や郊外では楽天回線が未対応の場所もあり、その場合はパートナー回線(au回線)に接続されるため、こちらで法人利用での通信環境を事前にチェックしておくとよいですね。
また、データ使用量が一定量を超えると、通信速度の制御があるので注意しておきましょう。
ワイモバイルのシンプル2 S/M/L プラン
ワイモバイルは、ソフトバンクの回線を利用したSIMとして、法人向けにデータ容量と通話オプションを柔軟に選べる「シンプル2 S/M/L」プランを提供しています。
法人契約割引や通話定額オプションを組み合わせることで、コスパ良く運用できるといった特徴を持つ大容量プランです。
シンプル2 S/M/Lプランの概要は以下の通りです。
項目 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|
料金(税抜) | 2,150円 | 3,650円 | 4,650円 |
対応データ容量 | 4GB | 30GB | 35GB |
制限 | 超過後 最大300kbps | 超過後 最大1Mbps | 超過後 最大1Mbps |
国内通話 | 20円 / 30秒 | 20円 / 30秒 | 10分以内無料 24時間以内は +1,000円 |
通話オプション | だれとでも定額+:800円(10分以内無料) スーパーだれとでも定額+:1,800円(時間無制限) | だれとでも定額+:800円(10分以内無料) スーパーだれとでも定額+:1,800円(時間無制限) | スーパーだれとでも 定額+:1,800円(時間無制限) |
データ繰り越し | 〇(翌月まで可能) | 〇(翌月まで可能) | 〇(翌月まで可能) |
5G対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
データ増量オプション(月額500円) | +2GB(合計6GB) | +5GB(合計25GB) | +5GB(合計35GB) |
法人契約割引2適用後の料金(税抜) | 1,280円 | 2,780円 | 3,780円 |
SMS機能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 |
固定IPアドレス | 提供なし | 提供なし | 提供なし |
ワイモバイルの「シンプル2」プランは、安定した通信と便利な通話オプションがそろっており、コストを抑えながら快適にビジネスで活用できるプランです。
このプランでは最大30GBのデータ通信が可能で、翌月へデータ繰り越しすることもできます。
また、通話オプションを追加すれば、10分以内の国内通話が無料か、時間無制限での通話が可能です。
さらに、法人契約割引を適用すれば、2回線以上の契約で月額870円の割引が受けられます。
ただし、データ使用量が一定の上限を超えると速度制限がかかることに注意が必要です。
また、標準の通話料金は30秒ごとに20円となるため、頻繁に通話を行う場合は定額オプションを活用しましょう。
ワイモバイルの「シンプル2」プランは、営業・出張・リモートワーク等の用途に適した、大容量かつコストパフォーマンスの高いプランです。
UQモバイルのミニミニプラン/トクトクプラン/コミコミプラン+
UQモバイルの各プランは、au回線を利用した法人向けの大容量プランです。
UQモバイルも、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるため、無駄なく活用できます。さらに、法人契約では1回線からの申し込みが可能で、ビジネスの規模に合わせて柔軟に対応できます。
UQモバイルの各プランは、以下の通りです。
項目 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ |
---|
月額料金(税抜) | 2,365円 | 3,465円 | 4,928円 |
データ容量 | 4GB | 15GB | 30GB (+3GB増量特典) |
データ繰り越し | 翌月まで可能 | 翌月まで可能 | 翌月まで可能 |
速度制限時の最大速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
国内通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
通話オプション | 通話放題ライト:880円/月(10分以内の通話無料) 通話放題:1,980円/月(24時間かけ 放題) | 通話放題ライト:880円/月(10分以内の通話無料) 通話放題:1,980円/月(24時間かけ 放題) | 通話放題ライト:880円/月(10分以内の通話無料) 通話放題:1,980円/月(24時間かけ 放題) |
5G対応 | ○ | ○ | ○ |
データ増量オプション | +2GB:550円/月 | +5GB:550円/月 | +5GB:550円/月 |
キャンペーン適用後の料金(税抜) | 3,058円/月(通話 放題オプション加入時) | 4,158円/月(通話 放題オプション加入時) | – |
SMS機能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 | 送信文字数に応じて 1回あたり3.3~33円で利用可能 |
固定IPアドレス | 提供なし | 提供なし | 提供なし |
「コミコミプラン+」では、データ容量30GBに加え、データ10%増量特典として+3GBが適用されます。
また、余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なく利用できます。さらに、データ容量を使い切った場合でも、最大1Mbpsの速度で通信ができます。
ただ、直近3日間で6GB以上のデータ容量を使用した場合、混雑回避のための速度制限が適用される場合があります。
現在、UQモバイルでは「法人通話放題おトクキャンペーン」を実施中です。
「トクトクプラン」または「ミニミニプラン」に法人契約で加入し、「通話放題」オプションを追加することで、当月から最大12カ月間、通話定額の月額料金が187円割引になります。
UQモバイルの各プランは、法人契約時の割引特典等、ビジネスニーズに合わせたサービスが豊富なプランです。
SIM無制限プラン4種類比較表
こちらは、今までに紹介した4種類のプランの比較表です。
項目 | ロケット モバイル | 楽天モバイル | ワイモバイル | UQモバイル |
---|
月額料金 (税抜) | 要問合せ (無制限) | 3,278円 (無制限) | 3,650円(30GB) | 4,928円 (30GB + 3GB増量) |
制限の有無 | なし | あり(混雑時 / 公共利用時) | あり(30GB超過後は最大1Mbps、その後128kbps) | あり(超過後1Mbps、50GB超過で128kbps) |
データ繰り越し | なし | なし | あり (翌月まで) | あり (翌月まで) |
国内通話料金 | なし(データ 通信専用) | 0円(Rakuten Link Office利用時) | 20円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
法人契約割引 | なし | なし | あり | あり |
回線種別 | ソフトバンク | 楽天 | ソフトバンク | au |
契約の縛り | 一部あり (12ヶ月) | なし | なし | なし |
解約手数料 | 10,450円 (税抜・12ヶ月以内解約時) | なし | なし | なし |
新規契約 事務手数料 | 無料 | 無料 | 3,500円 (税抜) (オンライン 契約は無料) | 3,500円 (税抜) |
SMS機能 | 利用可能 (Sプラン・100GB/300GB のみ) 契約回線数×50円 (従量課金制) まで無料 | 追加料金なしで 利用可能 ※音声+データ プランのみ | 送信文字数に 応じて1回あたり3.3~33円で利用可能 | 送信文字数に 応じて1回あたり3.3~33円で利用可能 |
固定IPアドレス | 950円で追加可能 (Rプランのみ) | 提供なし | 提供なし | 提供なし |
完全無制限を含め様々な容量を選択したい場合は、「ロケットモバイル」がおすすめです。最安値で30GB~無制限の大容量データ通信ができます。
無制限で、通話も含めて柔軟に使いたい場合は「楽天モバイル Rakuten最強プラン」が適しています。「Rakuten Link Office」を利用すれば国内通話も無料になります。
安定した高速通信を求めるなら「ワイモバイル」です。30GBまでの高速通信と、データ繰り越しに対応していて、業務での通話が多い企業にも良いプラン内容です。
安定したau回線で、通信速度の維持も重視したいなら「UQモバイル」が合っています。データ超過後も最大1Mbpsで通信可能で、データ繰り越しにも対応しています。
各プランの特徴をしっかり確認して、自社に合ったものを選びましょう。
大容量プランと無制限プランの違い
法人でSIMを導入する場合、「大容量プラン」と「無制限プラン」のどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか?
「無制限プランの方が使いやすそうだけど、実際にそこまで通信するだろうか…?」
「大容量プランの方がコストは抑えられるが、業務に支障が出ないか心配…」
そうした疑問を解消するために、法人視点での選定基準である「月額料金」「通信速度」「契約期間」の観点から、2つのプランの違いを比較してみましょう。
比較項目 | 大容量プラン | 無制限プラン |
---|---|---|
月額料金 | 通信量に上限がある分、 コストを抑えて導入できる | 月額費用は高めだが、 通信量を気にせず利用可能 |
通信速度 | 一定容量までは安定した 高速通信が可能 | 使い放題だが、 時間帯や条件により制限される場合がある |
契約期間 | 短期利用や お試し導入に対応しやすい | 中長期契約前提のプランが多く、 更新・解約条件に注意が必要 |
たとえば、「拠点ごとに月ごとの通信量がある程度決まっている」という場合には、大容量プランがコストパフォーマンスに優れています。
一方で、「リモートワークや現場業務などで通信量が読みにくく、安定した使い放題が必要」という場合は、無制限プランの方が安心して使えるでしょう。
業種・規模別におすすめの法人向けSIM

法人向けSIMは、使う人数や働き方によって選ぶべきプランが変わってきます。
特に、料金や通信の安定性、管理のしやすさなどをふまえて、自社に合った選び方をすることが大切です。
例えば、次のような視点で選ぶのがポイントです。
コスト効率重視の小規模事業者(5人以下)
- 通信量がある程度予測しやすい
- できるだけ月額費用を抑えたい
- 支払い方法がシンプルなものが良い
- 初期費用・事務手数料も低めが理想
小規模な会社や個人事業主には、月々の使用量がある程度決まっている大容量プランがおすすめです。
例えば月20GB〜50GB前後のプランであれば、Web閲覧やメール、クラウド作業などが十分カバーできます。
シンプルな料金体系で、クレジットカード払いなど手間の少ない支払い方法が選べると、経理面でも管理がしやすくなります。
管理のしやすさと拡張性を重視した中規模企業(6〜50人)
- 複数の回線をまとめて管理したい
- 通信制限を気にせずに使いたい
- 部門ごとの利用状況を見える化したい
- 将来的な拡張にも対応できるプランが良い
中規模企業では、業務内容も多様化し、部門ごとに複数のSIMを運用するケースも多くなります。
このような場合は、無制限プランで通信量を気にせず使える方が便利です。
加えて、契約内容や通信量の確認、請求の一元化などができる管理ツール付きの法人プランを選ぶと、管理者の負担も大きく減らせます。
営業職や訪問サービス業など外出の多い業種
- 出先や移動中でも安定して使える回線が必要
- 通信制限による業務トラブルを避けたい
- 万が一の故障や不具合時のサポートが欲しい
- 屋外での使用を想定した通信品質が重要
外回りが多い職種では、常に安定した通信環境が求められます。そのため、通信速度・安定性に優れた無制限プランが安心です。
通信の安定性は、現場での作業報告やクラウドシステムの利用、地図アプリの使用など、業務のスムーズさに直結します。
あわせて、故障時の交換対応やサポート窓口がしっかりしているサービスを選んでおくと、いざというときも安心して利用できます。
このように、自社の規模や働き方にあわせてポイントを押さえて選べば、無駄なコストをかけず、安定した通信環境を整えることができます。
法人向けSIM契約時のチェックポイント

法人向けSIMを契約する際は、料金やデータ量だけでなく、運用後に「使いやすさ」や「安心感」を持って利用できるかも重要なポイントです。
契約前に確認しておきたい主なポイントは、以下の3つです。
- 通信品質(速度や安定性)
- サポート体制(故障時やトラブル時の対応)
- 契約条件(最低利用期間や解約ルール、支払い方法)
順番に解説していきます。
通信品質(速度や安定性)
法人用途では、通信が不安定になると業務に直接影響するため、安定した通信環境があるかどうかは非常に重要です。
「ベストエフォート(理論上の最大値)」ではなく、実際にどれくらいの速度が出るか、混雑時間帯で速度制限があるかといった情報も確認しておくと安心です。
サポート体制(故障時やトラブル時の対応)
SIMが不具合を起こしたときに、すぐに対応してもらえるかどうかも大切なポイントです。
電話・メール・チャットなどの問い合わせ方法、対応時間、故障時の交換体制などを確認しましょう。
特に、平日の日中だけでなく、トラブルが起きやすい週末や夜間に対応しているかもチェックポイントです。
契約条件(最低利用期間・解約・支払い方法など)
法人契約では、契約期間の縛りや解約金の条件を見落とすと、後で想定外のコストがかかってしまうこともあります。
また、請求書払い・口座振替・クレジットカード決済など、支払い方法の選択肢も自社の経理業務と相性が良いか確認しておくとスムーズです。
こうしたポイントを事前にチェックしておけば、導入後のトラブルを避け、長期的に安心して使えるSIMを選ぶことができます。
回線品質と通信エリアの確認方法
法人向けSIMを導入する際には、実際に使う場所で通信がしっかり使えるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。
特に、支店・営業先・現場など外出先での使用が多い場合は、回線品質と通信エリアのチェックは必須です。
以下のような手順で、事前確認を行うのがおすすめです。
公式サイトのエリアマップを確認する
通信事業者の公式サイトには、最新のエリアマップが公開されています。建物の影響を受けやすい地域や山間部など、よく使う場所が対応エリア内かを確認しておきましょう。
対応バンド・回線種別をチェックする
SIMによっては、ドコモ/au/ソフトバンクなどの回線を選べる場合もあります。
自社の業務エリアで一番安定してつながる回線を選ぶのがポイントです。
可能であれば事前テストを行う
1回線だけ先に契約して、実際に現場で通信テストをしてみるのも効果的です。特に屋内や地下など、電波が入りづらい環境では事前の確認が安心につながります。
10日間や2週間などの「無料お試し期間」を設けているサービスもあるので、導入前に気軽にテストできるものを選ぶのもおすすめです。
実際の通信状況は、地図上の「対応エリア内」でも建物の構造や時間帯の影響を受けることがあります。可能であれば現地での速度テストや利用実績のある回線を選ぶとより確実です。
▼公式サイトに掲載されているエリアマップの例

管理機能と一括請求の利便性
法人で複数のSIMを運用する場合、1回線ずつの契約・管理では手間がかかりやすく、業務負担につながることもあります。
そんなときに役立つのが、専用の管理画面機能や一括請求に対応した法人向けサービスです。
管理機能付きプランでは、以下のようなことが可能になります。
- 回線ごとの通信量や利用状況をWeb上で確認できる
- 部署やスタッフごとにSIMの割り当てや使用状況を可視化できる
- 月ごとの利用データをダウンロードして社内レポートにも活用できる
たとえば、営業部・開発部・総務部といった部署ごとにSIMを分けて運用している企業では、
誰がどのくらい使っているかを確認しながら、過不足を判断してプラン調整ができるようになります。
さらに、一括請求に対応しているサービスなら、毎月の経理処理も効率化できます。
バラバラに契約したSIMごとの支払いではなく、まとめて請求書払い・口座振替で精算できるので、支払業務の手間や経理ミスのリスクも軽減されます。
回線が増えるほど管理の手間も大きくなっていくので、導入時から管理しやすい仕組みを選ぶことが、スムーズな運用につながります。
コスパ最優先で選ぶ!格安SIMの無制限・大容量プラン比較
こちらでは、格安SIMに絞って“コスパ重視”で選びたい方向けに、30GB以上の大容量・無制限プランを比較していきます。
サービスの料金・データ容量をまとめて確認できる表を用意しているので、是非参考にして下さい。
サービス名 | プラン名・タイプ | 月額料金(税込) | データ容量 | 備考 |
---|
ロケットモバイル | 大容量S 30GBプラン(ソフトバンク回線) | 2,530円 | 30GB | 上り高速・下り 低速。 |
大容量S 50GBプラン(ソフトバンク回線) | 2,750円 | 50GB | 同上。 |
大容量S 100GBプラン(ソフトバンク回線) | 3,278円 | 100GB | 同上。 |
大容量S 300GBプラン(ソフトバンク回線) | 5,478円 | 300GB | 同上。 |
大容量R 50GBプラン(楽天回線) | 2,178円 | 50GB | 同上。 |
BIGLOBEモバイル | M2M専用プラン(上り高速・下り低速) | 3,707円 | 40GB | タイプD(ドコモ回線)のみ |
M2M専用プラン(上り高速・下り低速) | 5,357円 | 70GB | 同上。 |
M2M専用プラン(上り高速・下り低速) | 7,007円 | 100GB | 同上。 |
IIJmio | ギガプラン (データ通信専用SIM) | 2,700円 | 30GB |
ギガプラン (データ通信専用SIM) | 3,300円 | 40GB |
ギガプラン (データ通信専用SIM) | 3,900円 | 50GB |
HISモバイル | データ定額プラン for Biz (SMSなし) | 2,720円 | 30GB |
mineo | シングルタイプ(データ通信 専用) | 6,490円 | 30GB | トリプルキャリア対応 |
UQモバイル | コミコミプラン+ | 3,278円 | 33GB | 月間データ容量30GBに加え、10%増量特典で +3GBが適用 |
格安SIM各社は30GB以上の大容量・無制限プランを複数用意しており、用途や通信環境、運用コストの考え方によって選ぶべきプランが変わってきます。
利用環境や管理方針に合わせて、導入を検討していきましょう。
大容量・無制限プランの活用法
「データ使用量を気にせず、業務効率を落とさずに使うことができる」
「安定したデータ通信環境を長時間確保できる」
大容量・無制限プランでは、上記のような恩恵を得ることができます。
しかし、こうしたメリット以外にも、一見用途としては見落とされがちな分野で有効に活用できるケースがあります。
監視カメラの導入にもおすすめ

大容量・無制限データSIMは、固定回線が引けない遠隔地の監視カメラの運用においても適しています。
監視カメラは、カメラ本体から映像データをインターネット経由で外部のクラウドサーバーなどへアップロードする仕組みで運用されることが一般的です。
そのため、導入の際には映像データのアップロードに特化した「上り専用プラン」を契約するケースが多く見られます。
監視カメラとSIMの組み合わせについて、以下記事でも詳しくまとめております。
参考記事:SIMカメラ|ネットワークカメラで建設・製造業の遠隔監視を成功に!SIM選びと最新トレンドを解説
しかし、運用中には以下のような場面で「下り通信」が必要になることもあります:
- カメラ設定の変更:遠隔操作で設定を変更する際。
- ソフトウェアのアップデート:機器の性能向上やセキュリティ対策のため。
- 高度な画像解析:AIによる画像解析機能を利用する場合。
従来の「上り専用プラン」では、下り通信速度が200kbps程度と低速であるため、上記の処理を極まれにおこなう場合は問題ありませんが、頻繁な操作をする際には不向きです。また、100MB以上の容量の大きなアップデートが発生した際にも通信タイムアウトの可能性が上がります。
一方、大容量・無制限プランを利用すれば、上下ともに高速通信が可能になり、上記のような用途にも対応でき、コスト効率と運用の自由度という観点から、上り専用プランより、大容量・無制限プランのほうがお得に運用できるケースがあります。
プラン名 | 通信容量 | 月額料金(税抜) |
---|
上り専用 50GBプラン | 50GB | 3,000円 |
上り専用 100GBプラン | 100GB | 3,400円 |
上り専用 200GBプラン | 200GB | 6,000円 |
上り専用 400GB〜1000GBプラン | 400〜1000GB | 要相談 |
大容量S 30GBプラン | 30GB | 2,300円 |
大容量S 50GBプラン | 50GB | 2,500円 |
大容量S 100GBプラン | 100GB | 2,980円 |
大容量S 300GBプラン | 300GB | 4,980円 |
大容量R 50GBプラン | 50GB | 1,980円 |
大容量R 100GBプラン | 100GB | 2,750円 |
大容量R 10GB/dayプラン | 実質300GB/月 | 3,980円 |
引用:ロケットモバイル
上り専用プランと比較してみると、大容量プランは通信容量毎のコストパフォーマンスに優れています。
さらに、大容量プランの場合は上りの通信だけではなく、ダウンロードにおいても安定した高速通信を使用できます。
大容量・無制限プランを活用すれば、月額料金を抑えつつ業務効率も上げることができます。
データ通信量別のプランの選び方
データ無制限SIMを選ぶ際、最も重要なのは実際の使用用途に合ったプランを選ぶことです。
月間10GBで十分な業務もあれば、100GB以上の通信量が必要な業務、あるいは無制限で使いたいケースもあります。
しかし、単純に「大容量=最適」というわけではなく、業務内容やデータ使用状況によって最適なプランは異なります。
無駄なコストを削減しながら通信環境を整えるためには、必要なデータ容量を見極めることが重要です。
ここでは、「10~30GB」「100~300GB」「データ無制限」の各プランがどのような用途に適しているかを具体的に解説し、それぞれのおすすめプランとその理由を紹介します。
10~30GBプランがおすすめのケース
月のデータ使用量が10GB~30GB程度であれば、基本的な業務用途には十分対応できます。
- メールやチャット(Slack、Teams、LINEなど)の利用
- クラウドストレージの利用(Google Drive、OneDrive、Dropbox)
- 資料作成やウェブ閲覧、リモートデスクワーク
- 低~中画質(360p~720p)のオンライン会議(週1~2回程度)
特に、外出先でスマホやノートPCをサブ用途として使う場合や、業務のメイン回線はWi-Fiを利用しつつ、モバイル回線は補助的に活用する企業に向いています。
100~300GBプランがおすすめのケース
月のデータ使用量が100GB~300GB程度の場合、通信負荷の高い業務が増えても安定した利用ができるようになります。
- フルHD動画(MP4)のアップロード/ダウンロードを頻繁に行う業務
- クラウドストレージでの大量ファイル共有
- 高画質(1080p)のオンライン会議を頻繁に実施する業務
- 複数人でのテザリング利用がある業務環境
特に、フリーランスやリモートワークが多い企業、動画・デザイン関連業務を行う場合には、100GB以上の大容量プランが向いています。
また、300GBクラスのプランであれば、会社の固定回線代わりに活用することも可能です。
例えば、出張や移動が多いメンバーにSIMを配布すれば、場所を選ばずに業務ができるメリットがあります。
無制限プランがおすすめのケース
無制限プランは、データ通信量が大幅に変動する業務や、常にインターネットをフル活用する業務に最適です。
- ライブ配信やストリーミング業務(YouTube、ウェビナー)
- 大規模なデータのアップロード/ダウンロードが必要な業務(映像制作、AI開発)
- クラウドベースの業務システムを常時利用する企業(SaaS利用企業、IT系企業)
- 常にテザリングを活用する業務環境(出張・移動が多い企業、店舗Wi-Fi代わり)
無制限プランの最大のメリットは、データ容量を気にせず使い放題な点ですが、完全な無制限ではなく、速度制限がかかるケースがあるため注意が必要です。
例えば、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、基本的に無制限ですが、混雑時や特定の利用条件下では速度制限が適用される場合があります。
法人向けSIMの導入手順と必要書類
法人でSIMカードを導入する際は、契約形態や利用目的に応じた選定や手続きが必要です。ここでは、導入までの一般的な流れをステップごとに解説していきます。
≪SIM導入までの流れ≫
- 公式サイトから見積もり・申し込みを行う
- 必要書類の準備を行う
- 契約内容の確定・支払い方法の設定をする
- SIMカードを受け取る
- 運用・管理を行う
順番に解説していきます。
①公式サイトから見積もり・申し込みを行う
導入したい法人向けSIMサービスを選んだら、公式サイトや法人専用窓口から見積もりや申し込みを行います。
複数枚契約の場合や利用用途が明確な場合、専用プランの提案や割引が受けられることもあります。
②必要書類の準備を行う
法人契約には以下のような書類や情報の提出が求められることがあります。
・契約希望プラン・利用目的
・開始希望日
・支払い方法
・会社登記簿謄本または履歴事項全部証明書
・法人代表者の身分証
必要書類は、事前に確認して準備しておくことでスムーズに手続きが進みます。
③契約内容の確定・支払い方法の設定をする
見積もりや書類提出後、正式な契約内容を確定します。
特に以下の点はしっかり確認しておきましょう。
・SIM枚数・通信容量・利用期間・オプション(固定IP・管理ツールなど)
・解約条件や契約更新の有無
また、支払い方法についても、請求書払い・クレジット・口座振替などの選択肢から、自社の経理体制に合った方法を選ぶことが重要です。
④SIMカードを受け取る
契約が完了すると、SIMカードが発送されます。
最短即日発送・翌営業日着に対応している事業者も多く、急ぎの導入にも対応可能です。
受け取ったSIMカードは、以下の点を確認しましょう。
・SIMサイズ(標準・micro・nano)が端末に合っているか
・利用マニュアルや開通手順の有無
・初期設定やAPN設定が必要か
業務用端末に挿入する前に、1枚ずつ動作確認をしておくことが推奨されます。
⑤運用・管理を行う
導入後は、通信利用状況やSIMの紛失リスクなどに注意しながら運用・管理を行います。
・通信量の確認とプラン見直し
月間通信量の実績をもとに、契約内容の最適化を図りましょう。
・トラブル対応
通信不良・SIMの破損などに備え、サポート窓口や再発行手続きの確認を事前に行っておくと安心です。
・セキュリティ管理
業務端末への挿入や社外利用を前提とする場合は、端末ロック・遠隔管理・通信の暗号化など、社内のセキュリティ体制と連携して管理ルールを策定しておきましょう。
無制限のデータ通信をより手軽に使う方法
SIMカードのデータ無制限プランは、動画制作・広告業務・IoT機器の運用など、さまざまな用途で活用されています。
外出先やオフィス以外の場所で安定した通信環境を確保したい場合は、SIMカードだけでなくWi-Fiルーターを活用するのも有効です。
SIMカードよりもWi-Fiの方がおすすめできる例は、以下が挙げられます。
- 複数のデバイスでインターネットを利用したい場合
- 導入コストを抑えたい場合
- 短期間の利用を検討している場合
Wi-Fiルーターは1台で複数のPCやスマートフォン、タブレットを同時接続できるため、1回線でチームや部署単位の利用が可能です。
また、SIMカードを利用するには、対応するスマートフォンやルーターを別途用意する必要がありますが、ロケモバWi-FiならWi-Fiルーターを無料でレンタルできるため、端末の購入費用をかけずに導入できます。
それに加えてWi-Fiルーターは設定不要で、すぐに使い始めることができるため、急なプロジェクトや短期間のイベントなどでも迅速に導入できます。
ポケットWi-FiならロケモバWi-Fiがおすすめ!

ロケットモバイルでは、SIMカードだけでなく手軽に使える「ロケモバWi-Fi」も提供しており、モバイル環境での安定したインターネット接続をサポートしています。
ロケモバWi-Fiは、法人向けに特化したポケット型Wi-Fiサービスで、月額1,880円(税込2,068円)から利用できるという圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
〈ロケモバWi-Fiの導入メリット〉
- 20GB、100GB、200GBの3つのプランから選べる
- Wi-Fiルーターは無料レンタル
- クラウドSIM技術で安定した接続
- 申し込みから最短3日で利用できる
ロケモバWi-Fiは、コストを抑えつつ効率的な通信環境を作りたい場合にぴったりです。
「導入コストを抑えたい」・「短期間で導入したい」・「複数のデバイスで利用したい」・「通信の安定性がほしい」という時は、SIMカードだけではなく、Wi-Fiルーターも検討してみると良いでしょう。

まとめ
本記事では、法人向けのデータ無制限SIMとWi-Fiの比較・選び方について詳しく解説しました。
法人向けのデータ通信プランを選ぶ際には、利用するデータの量・業務の特性・通信の安定性・コストを総合的に考えることが重要です。
最適なプランを選ぶことで、通信費用を抑えながらスムーズで快適な業務環境を作っていきましょう!