センターモバイルの評判を調べてみると、「広告を見るだけでスマホ代が0円になる」という魅力とともに、不安の口コミもある格安SIMです。
実際に、ポイント還元の仕組みや代理店制度、MLM的な要素が関係しており、通常の通信サービスとは大きく異なる点がいくつかあります。
仕組みを理解しないまま契約してしまうと、想定外の手間や費用がかかるケースもあるため、注意が必要です。
この記事では、センターモバイル評判の実情やユーザーの声、制度の特徴を整理していますので、契約前に知っておきたい方は本記事をチェックしましょう。
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センターモバイルは怪しい？口コミ・評判をチェック！
センターモバイルについて調べると、残念ながら「怪しい」や「ヤバイ」というワードが多く検索されているようです。
その原因として「ゼロモバイル」や「代理店制度」があげられます。
まずは、その辺りの解説をしつつ、実際に使っている方の口コミ・評判からメリットとデメリットをチェックしていきます。
ゼロモバイル（ LPモバイル）はヤバい？関係は？
ゼロモバイルとの関係性についてですが、現在、ゼロモバイルはLPモバイルと名前を変えてサービス展開をしています。
センターモバイルに限らず、格安SIM会社はドコモやauなどから電波利用権を購入しています。
センターモバイルとゼロモバイル（LPモバイル）は、運営会社も代表も違うため、別物と考える方が良さそうです。
センターモバイルはMLM？権利収入がもらえるってほんと？
MLMはマルチレベルマーケティングの略称で、簡単に説明すると「利用者が利用者を誘い、誘った側は権利収入がもらえる」仕組みをとっています。
この仕組みは全く違法ではなく、合法です。
センターモバイルではMLMの仕組みは導入されておらず、ゼロモバイル（LPモバイル）でMLMのシステムが導入されていました。
ただしゼロモバイル（LPモバイル）も、2022年8月でMLMを終了しています。
結果、現状ではセンターモバイルでもゼロモバイルでもMLMは行われておらず、権利収入も発生していません。
センターモバイルの代理店制度とは？
センターモバイルはFC（フランチャイズパートナー）とOEM（リブランディング販売）をこちらのページで募集しています。
FC（フランチャイズパートナー）とは、センターモバイルを自社商品のひとつとし、販売代理店を務める制度です。
会社として登録して販売代理店にするため、上述のMLMとは別物になります。
OEMとは、センターモバイルの名称を変えて別の商品を販売する方法です。
名称が変わっても中身は同じですので、上述のゼロモバイル（LPモバイル）はOEMを利用したものといえるでしょう。
センターモバイルを一消費者として利用する場合はどちらも関係ありませんが、ビジネスとして活用する場合は上記のどちらかが利用できます。
口コミ・評判から分かったメリット
センターモバイルの口コミや評判を調査した結果のメリットは、やはり「広告を見ることでケータイ料金が安くなる」という仕組みに関するものが多数を占めています。
詳しい仕組みは後述しますが、配信される広告や動画を見ることで少しずつ月額料金が下がり、最終的に最大で0円になります。
センターモバイルしか提供していない仕組みで、また「ポイ活（ポイント活動）」が流行っていることもあることから、好意的な口コミが多く見られます。
口コミ・評判から分かったデメリット
口コミや評判から見られるデメリットは、「どのくらい広告を見ればいいのかわかりにくい」「そんなに広告が見られない」「解約金が高い」などです。
なお、この口コミは全く風評被害ではなく、事実を含みます。
基本的にリスクなしでケータイ料金が0円になるのはあり得ないので、毎日いくらかの時間を広告視聴に使うことになります。
次項で詳しくプランやシステムを解説するので「自分に合ってる！」と思う方はぜひ利用してみてください。
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センターモバイルの料金プランは？
センターモバイルの料金プランを解説します。
基本プランは4種類で、広告視聴による割引がかかっていきます。
3〜50GBの基本プラン
センターモバイルの基本プランは4つで、各プランに「音声通話付きプラン」と「データSIMプラン」があります。
- 3GB：1,408円/1,298円
- 12GB：1,958円/1,848円
- 20GB：2,728円/2,508円
- 50GB：4,378円/4,158円
全てのプランが上記料金で確定ではなく、全て「0円〜」がつきます。
広告視聴で安くなる仕組みは後述するので、そちらをチェックしてください。
センターモバイルの料金プランは、他社と比べて高いものとそうでないものがあります。
ソフトバンクの格安ブランド「LINEMO」は3GB/990円（税込）、10GB/2,090円（税込）ですので、3GBはセンターモバイルの方が値段が高く、10GBはセンターモバイルがややお得です。
かけ放題プラン
- 5分かけ放題：990円
- 10分かけ放題：1,100円
- 通話料金：11円/30秒
センターモバイルのかけ放題プランは上記の通りで、こちらも安くも高くもなく普通です。
ただ、通話料金に至っては、他社は22円/30秒が多いなかで、センターモバイルは一般の半額です。
ちなみに、20GBプランとかけ放題のセットがお得です。
- 20GBプラン+5分かけ放題：2,970円（個別契約より748円/月お得）
- 20GBプラン+10分かけ放題：3,300円（個別契約より528円/月お得）
広告視聴で月額0円に
センターモバイルの最大の特徴で、広告動画を視聴したり、アプリをダウンロードしたりすると携帯料金が割引になります。
10ポイント＝1円相当として携帯料金に利用できて、実質割引というかたちになっています。 ※10ポイント単位で利用可能
- 広告動画視聴：（5〜45秒）×5本／日：【150円分】
- 動画を2回視聴後にガチャを回す：【10～10,000ポイントや1～1,000円分】
- アプリダウンロード・申し込み：【1,000〜3,000ポイントや1アプリ300円前後】
- サービス申し込み：【毎月定額ポイントや10,000円分】
ポイントは会員専用アプリPLAIO（プレイオ）で集められます。
「広告を見て安くなるなんて、詐欺じゃないのか」と思う方もいるかもしれませんが、全く詐欺ではありません。
世間では「ポイ活（ポイント活動）」と呼ばれるジャンルがあります。
センターモバイルもポイ活と同じように、動画視聴やアプリダウンロードでポイントを貯め、最終的に現金に換えられます。
ポイ活サイトと格安SIMを結びつけたという点がセンターモバイルのオリジナルなポイントで、特許出願中のアイデアです。
広告視聴で0円にするのはどのくらい大変？
では、実際にスマホの月額料金を0円にするためにはどのくらい大変なのでしょう？
以下で簡単に計算してみました。
- 動画視聴平均15秒の場合：
1,298円÷150円【平均15秒の動画を5回視聴】＝8.65日
15秒×5回×9日＝675秒＝11分15秒／月 - アプリダウンロード平均2,000ポイントの場合：
2,000ポイント＝200円相当
1,298円÷200円【1アプリダウンロード】＝6.49アプリダウンロード
動画視聴のみで月額料金を無料にするなら、約10分必要です。
アプリダウンロードだけなら、月7アプリをダウンロードすれば無料になります。
1日5回の動画視聴を9日間続けるだけで月額が0円になるならお得と言えるかもしれません。
ただし、広告の視聴は人によって大変と思う場合もあります。
また、動画広告やアプリは常に変動し、単価は変わり続けるので、上記はあくまで目安とお考えください。
【サービス申し込み】光回線とWi-Fiの獲得ポイントは？
「広告動画視聴」や「アプリダウンロード」の他、サービスの申し込みもポイント還元の対象です。
現在公開されているサービスは以下です。
- PLAIOひかり（毎月3,000ポイント獲得）
ネットサービスを「PLAIOひかり」に切り替えると、毎月3,000ポイント獲得できるため、とてもお得です。
特に珍しくないとはいえ、「センターモバイル」「PLAIOひかり」を一緒に使うとお得なのは間違いないです。
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ゼロモバイルの料金プランは？
ゼロモバイル（LPモバイル）は、センターモバイルとほぼ同じ料金プランでしたが「3GB」がない状態で提供されています。
- 12GB：1,958円/1,848円
- 20GB：2,728円/2,508円
- 50GB：4,378円/4,158円
センターモバイルの注意点・デメリット
センターモバイルの口コミ・評判や料金プランについて解説しましたが、いくつか注意点があります。
契約する前に下記をチェックしておきましょう。
- 広告やアプリダウンロードは変動する
- 3日で5GBの通信制限がある
- 解約金がかかる
- 初期手数料がかかる
注意点とデメリットについて、ひとつずつ解説します。
広告やアプリダウンロードは変動する
上の項目に続いてですが、月額0円を目指すための「広告動画」も「アプリダウンロード」も、常に変動があります。
どちらも広告主が広告費をかけて宣伝しているので、費用対効果が薄いと思われれば広告費を減らされます。
（例：先月までは1ダウンロード3,000円だったアプリが、今月から1ダウンロード1,000円になる、など）
1ダウンロードで3,000ポイントのアプリが毎月たくさん登場すれば嬉しいですが、そうでなく「今月は高ポイントのアプリがない！」という月もあるでしょう。
暇な時に広告を見て、少しでも安くなればいいな、というくらいで使うのが良さそうです。
3日で5GBの通信制限がある
センターモバイルの「料金プラン」のページには以下の文言があります。
- 当日を含まない3日で合計5GBを超える通信をした場合、通信制限がかかり低速になります。
3日で5GBということは、1日あたり2GBを3日連続で使うと制限がかかるという意味です。
速度制限中は256kbpsになるので、メールやLINEなどテキストでのコミュニケーション以外はほとんど使えません。
センターモバイルには50GBプラン（1日あたり1.67GB使える）が用意されているにも関わらず、3日で5GBという制限もあるので注意しましょう。
解約金がある（12ヶ月以内だと1,100円）
センターモバイルには、12ヶ月の最低利用期間が設けられており、その間に解約すると1,100円の違約金がかかります。
（こちらはホームページへの記載がありませんが、公式のチャットサポートで確認済みです）
一昔前までは解約金、違約金は1万円程度かかり、大きな負担でした。
しかし、2021年ごろ総務省の指導で、ほとんどのスマホキャリアが解約金を0円にしました。
その中でセンターモバイルは1,100円の解約金が発生する場合があるので、前もってチェックしておきましょう。
初期手数料がかかる（合計税込3,733円）
センターモバイルの初期手数料は、SIM発行手数料として3,733円がかかります。
初期手数料が2,000〜3,000円かかる会社に比べて、センターモバイルは約4,000円と少し値段が高くなっています。
センターモバイルを使おうと検討している方は、前もってチェックしておきましょう。
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センターモバイルはどんな人におすすめ？
ここまではセンターモバイルについて解説してきましたが、ここからはセンターモバイルをおすすめできる人を紹介します。
- 広告視聴でスマホ代を節約したい人
- ポイ活を既にしている人
- 新しいもの好き、挑戦好きな人
以下で詳しく解説します。
おすすめ：広告視聴でスマホ代を節約したい人
センターモバイルを契約するなら、「広告視聴でスマホ代を節約」を活用しましょう。
センターモバイルは他社よりも、料金プランやネットスピードなどが大変魅力というわけではありません。
ただし、広告視聴やアプリダウンロードでポイントを稼ぎながら、携帯料金を安くすることができます。
広告視聴しながらスマホ代を節約したいと思っている方に、センターモバイルがおすすめです。
おすすめ：ポイ活をすでにしている人
上述のように、センターモバイルはポイ活のシステムを利用しています。
既にポイ活をしている方にとっては、広告視聴やアプリダウンロードは全く苦ではないでしょう。
センターモバイルは真新しくはないかもしれませんが、新たなポイ活の場になるかもしれません。
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おすすめ：新しいもの好き、挑戦好きな人
センターモバイルは、非常に新しいサービスです。
株式会社センターモバイルの設立日は2020年で、格安SIM業界でもかなりの新参サービスと言えます。
センターモバイルの形が今後の格安SIM業界のスタンダードになる可能性もあります。
新しいサービスが好きな方、挑戦的な活動が好きな方は、ぜひスマホ料金0円を目指して契約してみてください。
おすすめでない人：広告視聴が好きでない人
ここでは、センターモバイルをおすすめできない人も解説します。
結論から述べると、「広告視聴が好きでない方」はおすすめしません。
広告動画は5〜30秒とは言え、自分のスマホ画面を占有されてしまいます。
スマホを触っているときの5〜30秒は思ったより長く、10ポイント=1円しかならないため、割に合わないと感じる場合があります。
最終的に無料になるスマホ代も月額で1,000〜3,000円程度と考えると、広告視聴やアプリダウンロードはコスパ良いとは言えません。
おすすめでない人：安心・安全な会社と契約したい人
センターモバイルは2020年設立の新しい会社であり、サービス内容も斬新ですので、「安心・安全な会社を使いたい人」にはおすすめできません。
いきなり倒産したり、サービス停止のようなことはまずありませんが、トラブルが起こる可能性は大手キャリアよりも高くなっています。
上記の「おすすめの人」で解説したように、リスクを恐れず新しいサービスを試したい人にはおすすめですが、保守的な性格の方には向いていません。
センターモバイルに関するよくある質問
ここまでセンターモバイルについて解説しましたが、最後によくある質問（Q&A）を掲載します。
まだ気になってることや、モヤモヤしている部分があれば、ここで解消してください。
センターモバイルの株価は？
センターモバイルは株式を上場していないため、株価は存在しません。
センターモバイルのエリア、速度は大丈夫？
センターモバイルはNTTドコモの回線を利用して運営されているため、エリアも速度も心配いりません。
とはいえ、24時間365日完璧な高速回線が使えるかというとそうではなく、以下のシチュエーションでは低速になります。
- 平日のお昼休みの時間帯（12:00〜13:00）
- 電車など高速での移動中（基地局と基地局の間では通信が途切れる）
- 渋谷や新宿など人口密度が高い場所
- 大型のスポーツイベント、ライブ、初詣など人が集まる時
- 夜の時間帯（22:00〜23:00）
- 山奥や離島
大手のドコモやau、さらにはソフトバンクでも、スマホを使っている限りは低速になったり、圏外になったりすることがあります。
100%完璧に繋がるわけではないですが、ドコモ回線ですので、基本的に不便なく使えるでしょう。
センターモバイルは端末を購入できる？
センターモバイルは格安SIMのみの提供で、端末は販売していません。
自分がもともと使っていたスマホを使うか、Apple StoreやAmazon、家電量販店でスマホを購入してからセンターモバイルを申し込みましょう。
センターモバイルの店舗はどこにある？
センターモバイルの店舗は、店舗一覧から確認できます。
本社が大阪にある理由なのか関西方面に店舗が多く、関東には少ない状況です。
センターモバイルについて機になる方は、ぜひ店舗に足を運んでみてください。
センターモバイル/ゼロモバイル/LPモバイルはヤバイ？
ゼロモバイル（LPモバイル）は、過去のMLM販売でトラブルが起きたこともあるようですが、現在はMLMを行なっていません。
また、センターモバイルはゼロモバイルに対して回線サービスを提供しているのみです。
さらに、センターモバイル自体も「広告視聴で携帯料金が割引になる」があるのみで、全くヤバくはありません。
まとめ：センターモバイルは広告視聴でポイントを貯めて、ケータイ代に使える珍しいサービス！
この記事のまとめはこちらです。
- センターモバイルは広告視聴やアプリダウンロードでポイントを得て、ポイントでスマホ代が払える。最大0円になる。
- ゼロモバイルは現在はLPモバイルと名前を変え、過去はMLMビジネスをしていたが、現在は行なっていない。センターモバイルはサービスを提供していた。
- センターモバイルは、ポイ活に慣れた方や、広告視聴の時間が取れる方にはおすすめ。
ポイ活で使われる「ポイントサイト」と「格安SIM」を結びつけた、画期的なサービスがセンターモバイルです。
万人におすすめというよりは、ポイ活経験があり、広告視聴やアプリダウンロードに抵抗がない方に特におすすめの格安SIMです。
＼もしかしたら次世代のスタンダードSIM！ ／
