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楽天モバイルの通信速度は遅い?リアルな数値を徹底解説

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楽天モバイルが人気ですが、ちゃんと速度が出るのか、楽天モバイルのデメリットはないかなど不安な方がいらっしゃるのではないでしょうか。

「楽天モバイルの速度が問題なく使えるのなら自分も使ってみたい!」という方が多いでしょう。

楽天モバイルの料金プランはお得ですが、やはり通信速度が重要といえます。

本記事では、楽天モバイルの速度(スピード)について詳しく解説します。

楽天モバイルの速度を測りたい、遅い時の対策、他社との比較など、役立つ情報があるかと思うので、ぜひ必要な部分だけでも読んでいってくださいね。

また、そのほかの格安SIMについて知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

格安SIMの速度をキャリア別に比較!

格安SIMごとの速度について解説!

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動画で見たい方はこちらが参考になります。

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目次

楽天モバイルの通信速度は遅い?

楽天モバイルは他社より速度、エリアが少し複雑です。

楽天回線が保有する「楽天回線エリア」と、それ以外の「パートナー回線エリア(auエリア)」に分かれており、そのどちらでも4Gと5Gに対応しています。

2023年5月末までは、楽天回線エリア内では4Gも5G回線も使い放題(最大で税込3,278円)でも、パートナー回線エリアでは5GB利用後は1Mbpsの通信速度制限をかけられてしまい、通信を無制限で利用できませんでした。

しかし、2023年6月からは、楽天回線エリア・パートナー回線エリアのどちらもデータを無制限で利用できるようになりました。

月額料金はこれまでと変わらないため、更にお得になった印象です。

なお、楽天モバイルのエリアを確認したい方は、楽天モバイルのエリアマップで確認しましょう。

以下では、次の3点について解説します。

  • 他社との通信速度の比較
  • 通信速度が遅くなる要因
  • 動画視聴に必要なのは何Mbps?

楽天モバイルの通信速度の速さについて検証してみましょう。

他社との通信速度の比較

格安SIM 速度
キャリア平均アップロード速度平均ダウンロード速度
楽天モバイル 34.14 Mbps 126.71 Mbps
ahamo 9.89Mbps 82.95Mbps
ワイモバイル 14.76 Mbps 83.46 Mbps
LINEMO 12.53 Mbps 54.42 Mbps
povo 2.0 14.35 Mbps 86.1 Mbps
UQモバイル 15.0 Mbps 90.4 Mbps
b-mobile 9.47Mbps 32.27Mbps
OCNモバイルONE 15.32 Mbps 58.2 Mbps
IIJmio 10.72Mbps 52.3Mbps
mineo 13.33 Mbps 51.94 Mbps
イオンモバイル 4.4Mbps 32.42Mbps
LIBMO 10.48Mbps 30.89Mbps

引用元:「みんなのネット回線速度2024/11/23現在)

上記の表は、「みんなのネット回線速度」のサイトを参考に、格安SIMの通信速度を比較したものです。

「みんなのネット回線速度」は、実際に該当の回線を利用している方が測った、嘘偽りのない数値を投稿しているので非常に参考になります。

地域を絞り込んで検索することもできるので、通信速度を比較したい場合はぜひ参考にしてください。

楽天モバイルと他社の格安SIMを比較すると、楽天モバイルの通信速度は中間に位置します

口コミや評判では遅いといった投稿が目立ちますが、格安SIMの中では平均的な速度なので、そこまで使い勝手は悪くありません。

通信速度が遅くなる要因

上では、他サイトの情報をお借りしましたが、正直スマホの速度は様々な外的要因によってかなりブレがあります。以下に一例を紹介します。

スマホの速度を左右する要因
  • 地域(同じキャリアを同じ地域で使う人が少ない方が高速)
  • 時間帯(12〜13時のお昼休みは混むなど)
  • 条件(キャリア全体の利用者が増えると遅くなる。つまり人気が出ると遅くなる)
  • 建物(鉄筋のマンションの内側やショッピングモールなどは遅くなることも)
  • 電波塔など(近隣に強い電波を発する電波塔があると影響を受けることも)
  • イベント(同地域で多くの人が集まるイベント(コンサートやスポーツイベントなど)があると遅くなる)
  • 端末(端末に余計なデータが大量にあったり、バックグラウンドでアプリが動いていると遅くなることも)
  • 移動(電車や自動車などでの移動中は、基地局を切り替えるため、遅くなりがち)

このように、自分では左右できない様々な要因で速度は変わるので、上で紹介した他社比較も目安程度に考えるとよいかと思います。

動画視聴に必要なのは何Mbps?

では、実際何Mbpsくらい速度があれば快適にスマホが使えるのでしょうか?以下はYouTube公式が発表している、動画視聴に必要な速度です。

動画の解像度推奨される速度
4K20Mbps
HD 1080p5Mbps
HD 720p2.5Mbps
SD 480p1.1Mbps
SD 360p0.7Mbps

4Kの動画はほとんどありませんし、スマホ本体も対応していません。

実質の最高画質のHD 1080pを視聴するには5Mbpsあれば十分ということがわかります。

Zoom(1対1ビデオ通話)1.8Mbps
Zoom(グループビデオ通話)3.0Mbps

ちなみに、5Mbpsあれば、1対1もグループもZoom通話は問題なくできます。こちらも最高画質(1080HD)の場合です。

動画やビデオ通話が5Mbpsでできるので、この速度でSNS、LINE、メール、Web検索は快適にできます。

これ以上の速度が必要なのはリアルタイムのゲームや、動画など大容量ファイルのアップロードをするときなどです。

特にリアルタイム性の高いゲームをする場合は、Wi-Fiに繋いでからプレイすることをおすすめします。

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楽天モバイルの速度測定方法・スピードテスト方法

既に楽天モバイルを使っている方に向けて、楽天モバイルのスピードテストの方法を紹介します。

  • 公式アプリからの測定方法
  • その他の測定方法

この2つの方法を紹介します。

my 楽天モバイルアプリ内から測定できる

楽天モバイルの公式アプリ「my 楽天モバイル」のダウンロードは以下からできます。

App Store(iPhone)

Google Play(Android)

アプリをダウンロードし、ログインした状態で「ホーム」画面を下にスクロールすると以下の画面が表示されます。

「その他サービス」の「通信速度測定」の「測定をはじめる」をタップします。

その後、「スタート」というボタンが表示されるのでタップすると1〜2分で測定が開始されます。

この時の注意点としてWi-Fiは切った状態で測定しましょう。Wi-Fiの速度が計測されてしまいます。

こちらが公式が提供しているスピードテストなので安心ですが、「公式は信頼できない」という方は以下を参考にしてください。

その他の測定方法

ぴかまろ
画像引用元:ぴかまろ公式より

楽天モバイルの通信速度は、Webサイト上でも測定できます。

おすすめはぴかまろのスピードテストです。

サイトのページ上部に表示されている「スタート」ボタンをタップするだけで、すぐに通信速度を測定できるのでぜひ1度測ってみましょう。

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楽天モバイルのエリアごとの通信速度

楽天モバイルが利用できるエリアは、「楽天回線エリア」と「パートナー回線エリア」の2つに分けられています。

「楽天回線エリア」は文字通り、楽天回線を利用して楽天モバイルを利用できるエリアですが、「パートナー回線エリア」ではau回線を利用しています。

以前はパートナー回線エリアのデータ利用量に制限がありましたが、どちらのエリアでもデータを無制限で利用可能です。

また、楽天回線エリアの中には、5Gの高速通信が可能なエリアも存在するなど、エリアごとにさまざまな特徴があります。

ここでは、以下の内容について解説します。

  • 楽天モバイルエリア内
  • 楽天モバイルエリア外
  • 楽天モバイルは5G対応で高速通信が可能
  • 楽天モバイルのエリアは広がり続けている

楽天モバイルの回線エリアの特徴についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

楽天モバイルエリア内

楽天モバイル エリア

上記画像は、「楽天回線エリア」の提供範囲の一部を示す画像です。

ピンク色で表示されている部分は「4Gエリア」となっており、緑で表示されている部分は「5Gエリア」となっています。

楽天モバイルは、都市部のほとんどのエリアで利用できるのが特徴です。

しかし、楽天モバイルで飛ばしている電波は建物や障害物に弱いため、都市部であっても電波を拾えず、繋がらなくなることもあります。

なお、楽天モバイルの電波が気になる方は、楽天モバイルの電波が悪いと言われる理由をチェックしておきましょう。

楽天モバイルエリア外

「楽天回線エリア」のエリア外では、「パートナー回線」を利用して、楽天モバイルを利用します。

「パートナー回線エリア」では、2023年5月末までは月間の通信容量に制限がありましたが、2023年6月からはパートナー回線でもデータを無制限に利用できます。

楽天モバイルは、「楽天回線エリア」の順次拡大を行っているので、現状「パートナー回線エリア」にお住まいの方でも、将来的には楽天回線エリアに切り替わっていく予定です。

楽天モバイルは5G対応で高速通信が可能

楽天モバイルは、一部のエリアで5Gの高速通信を利用できます。

ちなみに、5Gとは「5th Generation」の略称で、携帯電話に用いられる次世代通信規格の5世代目という意味です。

1つ前の世代である4Gと比べると、通信速度20倍・遅延が10分の1、同時接続台数は10倍、とかなり快適な通信を利用できるのがメリット。

5G対応エリアはまだ少ないのが現状ですが、今後も拡大していく見込みです。

また、5Gには「ミリ波」と「sub6(サブシックス)」の2種類があります。

  • ミリ波:上記で紹介した高速・大容量の通信が可能
  • sub6:通信性能は4Gとほぼ同様

上記マップにはsub6(速度は4Gと大差ない)のエリアが表示されているので、5Gに繋がっても高速にはなりません。

しかし、楽天モバイルはsub6、ミリ波ともにエリアを拡大していくので、今後に期待しましょう。

楽天モバイルのエリアは広がり続けている

楽天モバイル エリア

こちらが楽天モバイルのエリアです。ピンク色が4G、緑が5Gです。

ご自身の地域について調べる場合は楽天モバイルのホームページよりチェックしてみてください。

こちらのピンク色エリアであれば、楽天モバイルは4G回線の高速回線が繋がるので、快適な通信を利用できるでしょう。

ピンクでないエリアは人が住んでいない山中や農地なので、ほとんどの方は4G回線の対象エリア内です。

また、2023年6月からは楽天エリアだけではなく、パートナー回線エリア(実質3%の地域)に住んでいる方もデータを無制限に利用できるようになりました。

楽天回線エリアも順次拡大しているので、楽天回線だけでデータを無制限で使える機会が今後は増えることが予想されます。

なお、乗り換える際の料金が気になる方は、楽天モバイルの実際の料金シミュレーション楽天モバイルへの乗り換えタイミングをチェックしましょう。

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楽天モバイルの通信速度に関するよくある質問

楽天モバイルの通信速度に関するよくある質問に回答していきます。

  • なぜ電波が悪くなる?
  • 繋がりにくい時間帯は?
  • 5Gエリアにいるのに5Gで利用できない原因は?

上記3つの質問について回答しているので、楽天モバイルの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。

なぜ電波が悪くなる?

楽天モバイルの電波が悪くなるのは、利用できるエリアが少なく不安定だったからです。

大手携帯キャリアは、「プラチナバンド」と呼ばれる障害物にも強い電波を使用しているため、安定した電波供給をしています。

しかし、2024年6月27日から楽天モバイルでも「プラチナバンド」が利用できるようになったため、繋がりやすさを実感できるでしょう。

また、楽天モバイルでは、5Gネットワークで「Massive MIMO(マッシブ マイモ)を採用しており、基地局のアンテナ数を大幅に増やすことで通信の安定化と高速化を実現できるため、広いエリアで安定した通信を利用できます。

繋がりにくい時間帯は?

通勤時間帯やお昼休憩の時間帯は、比較的繋がりにくいとされています。

回線の利用者が増え、回線が混雑するためです。

5Gエリアにいるのに5Gで利用できない原因は?

5Gの対応端末でないことが考えられます。

5G通信を利用するには、5G通信エリア内であることに加え、自身のスマホが5G通信に対応している必要があります。

5G対応端末の例として、iPhone12シリーズ以降のiPhoneやGoogle Pixelなどが挙げられます。

利用中の端末や、これから購入予定の端末が5Gに対応しているか、事前に確認しておくと良いでしょう。

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まとめ:使い方の工夫次第で楽天モバイルは快適に利用できる!

この記事のまとめ
  • 楽天モバイルは人口カバー率99%
  • 4G、5Gに対応した高速通信
  • 2023年6月からは、パートナーエリア(auエリア)もデータ無制限
  • 「遅い」と感じてる人もいるがごく一部
  • 遅いと思ったら「my 楽天モバイル」で高速モードのチェックを

人口カバー率も大手キャリアに続く99%となり、価格と電波の安定性を両立しつつあります

新しいスマホを考えている人には迷わずおすすめできるので、ぜひ一度楽天モバイルのホームページを覗いてみてくださいね。

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