格安SIMを契約するときに気になるのが、サービスの質です。
データ容量や通信速度、料金プランに対応エリアなど、項目に分けると多くの要素があります。
また格安SIMは大手キャリアが提供しているサービスから、楽天モバイルやイオンモバイル、BIGLOBEモバイルなど独自のサービスを提供しているものがあります。
「格安SIMを契約するなら大手キャリアが安心できそう」
「通信品質を考えたら大手キャリアが提供しているサービスを使いたい」
とくに気になるのは、大手キャリアが提供している格安SIMではないでしょうか。
当記事ではその中でもドコモが運営しているahamo、auが運営しているpovo、ソフトバンクが運営しているLINEMO、格安料金が人気のMNO(キャリア)楽天モバイルを比較して解説します。
大手キャリアから格安SIM乗り換えを検討している方や、複数の格安SIMを比較してどこを契約するか決めたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを徹底比較!【項目別】
まずはahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを各項目に分けて比較します。
あなたがどういう基準でサービスを選ぶのか考えながら、それぞれの項目を見ていってくださいね。
ここでは以下の項目でそれぞれ比較しています。
それぞれあなたの注目しているものも含めて確認しておきましょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの料金とデータ容量を比較
料金とデータ容量を比較 |
|||
サービス | 月額料金 | データ容量 | 通話料 |
---|---|---|---|
ahamo | 通常プラン:2,970円(税込み) 大盛プラン:4,950円(税込み) |
通常プラン:20GB 大盛プラン:100GB |
30秒 / 22円(税込み) + 5分以内の通話は無料 |
povo | 基本プラン:0円 | トッピングによる(1GB:390円(税込み)~150GB:12,980円(税込み)) |
30秒 / 22円(税込み) |
LINEMO | ミニプラン:990円(税込み) スマホプラン:2,728円(税込み) |
ミニプラン:3GB スマホプラン:20GB |
30秒 / 22円(税込み) |
楽天モバイル | 従量課金制 3GB未満:1,078円(税込み) 20GB未満:2,178円(税込み) 20GB以上:3,278円(税込み) |
無制限 | RakutenLink利用で無料 (通常の通話アプリは30秒 / 22円(税込み)) |
ahamoは月額基本料金が2,970円(税込み)で毎月のデータ容量が20GBですが、ahamo大盛りにすると月額基本料金4,950円(税込み)で、データ容量が80GB増量され100GBまで利用できるようになります。
ahamoの料金プランは4社の中でも比較的高めですが20GBの月間容量に加えて、無料で5分以内の通話がかけ放題と、プランの中にお得なオプションが含まれているのが特徴です。
また、データ容量も80GBを増量する大盛プランがありますから、大容量プランがある格安SIMを使いたい方におすすめです。
さらに、1回の通話において5分以内であれば無料で利用できるため、それぞれの通話時間が短い方にはピッタリでしょう。
povoは基本料金0円で契約・回線の維持ができ、1GBから150GBまでの好きな容量を選んでオリジナルのプランを組み立てられるのが魅力の1つです。
利用できる容量とそれぞれの期間は下記のとおりです。
povoのトッピング | |||
トッピング | 月額料金 | 有効期限 | トッピング内容 |
データ追加:1GB | 390円(税込み) | 7日間 | データ容量を1GB追加する。購入から7日間有効 |
データ追加:3GB | 990円(税込み) | 30日間 | データ容量を3GB追加する。購入から30日間有効 |
データ追加:20GB | 2,700円(税込み) | 30日間 | データ容量を20GB追加する。購入から30日間有効 |
データ追加:60GB | 6,490円(税込み) | 90日間 | データ容量を60GB追加する。購入から90日間有効 |
データ追加:150GB | 12,980円(税込み) | 180日間 | データ容量を150GB追加する。購入から180日間有効 |
povoとahamo、LINEMO、楽天モバイルを月額基本料金で比較したらpovoの基本料金0円が一番安いことが分かります。
ただしpovoは基本料金0円ですが、そのままでは通信速度は128kbps、通話は30秒22円(税込み)となっており、まともに利用するには必然的に各種トッピングを購入しなければなりません。
データ容量の最安値は1GBの390円(税込み)ですが有効期限が7日間となっているため、1か月をとおして利用するのであれば3GBを購入しておくのが良いでしょう。
LINEMOではデータ3GBのミニプランが990円(税込み)、20GBのスマホプランでは2,728円(税込み)となっています。
楽天モバイルは従量課金制で、毎月利用した容量に応じて次のとおり金額が変わります。
月間3GB以下で1,078円(税込み)、20GB以下の利用で2,178円(税込み)、20GB以上使うと3,278円(税込み)です。
楽天モバイルの魅力は、さまざまなポイント還元キャンペーンやお買い得なスマホ端末の販売、Rakuten LINKを使った通話はほぼすべて無料かつ無制限でできます。
以上を比較すると、それぞれの料金は以下のとおりとなり、おすすめできる方は下記にまとめたようになります。
料金とデータ容量を比較したときのおすすめは? |
||
サービス | おすすめの人 | 理由 |
---|---|---|
ahamo |
|
最大100GBの大容量プランと無料で5分以内の通話がかけ放題になるサービスが魅力的 |
povo |
|
自分の使いたい量だけデータやオプションを購入できるのが魅力的。自動更新がないため必要なときに購入するので無駄がない |
LINEMO |
|
3GBの基本プランが990円(税込み)で利用できるため、ネットをほとんど利用しない方におすすめ |
楽天モバイル |
|
他社に比べてキャンペーンが充実しており、お得に契約できる可能性が高い。エリアは拡大中だが屋内やエリア外での通信に難あり |
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの通信速度を比較
通信速度比較 |
|
サービス | 通信速度 |
---|---|
ahamo | 48.65Mbps |
povo | 50.23Mbps |
LINEMO | 52.98Mbps |
楽天モバイル | 57.86Mbps |
それぞれの通信速度を比較すると上記のようになります。
すべての回線で50Mbps程度は出ているため、4K画質など高画質での動画視聴や、大容量のダウンロードおよびアップロードをしない限り困ることはないでしょう。
光回線ほど高速ではありませんが、十分早いことがわかります。
次に速度制限がかかったときの通信速度について見てみましょう。
制限時の通信速度比較 |
|
サービス | 通信速度 |
---|---|
ahamo | 最大1Mbps |
povo | 最大128bps |
LINEMO | ミニプラン:300Kbps スマホプラン:1Mbps |
楽天モバイル | 最大1Mbps |
LINEMOでミニプランを契約している方は、もともとの利用できるデータ容量が少ないため、通信速度に制限がかかると300Kbpsとなります。
楽天モバイルは月間の容量によって料金が変わりますが、基本的には無制限で利用できますので速度制限はかかりません。
ただし、短期間に大容量のデータを消費すると、一時的に利用制限がかけられる可能性があります。
povoでは自分が使いたい容量を購入して利用します。
ですので、購入したデータ容量があるときは速度制限がかかりません。
購入したデータ容量のトッピングがなくなると、基本プランのみで利用している状態となり、データトッピングを購入していない場合の通信速度は最大128Kbpsになります。
ちなみに、データ追加時にかかる費用は以下のとおりです。
データ追加費用 | |
サービス | データ容量 / 金額 |
---|---|
ahamo | 1GB / 550円(税込み) |
povo | 1GB / 390円(税込み) ※トッピング購入 |
LINEMO | 1GB / 550円(税込み) |
楽天モバイル | – |
月額基本料金が安いという理由だけでサービスを選んでしまうと、Wi-Fi環境次第によっては何度もデータを追加してしまうことになりかねません。
データ追加費用は上記のとおり、1GBあたり390円(税込み)~550円(税込み)とかなり割高です。
データ容量を追加し続けた結果、利用料金が思っていたよりも高くなってしまう可能性があるので、使い方にもよりますがある程度の容量があるサービスを契約するのがおすすめです。
なおahamoには容量をプラスできるお得なサービスとして、dカードで支払いをすると+1GBが付与され毎月21GBに、dカードGOLDで支払いをすると+5GBが付与され、毎月25GBになるという特徴があります。
また、楽天モバイルは従量課金制のため、使った容量に対して毎月の料金が決まります。
そのため、毎月使いたいデータが決まっていない方は楽天モバイルを、ある程度の容量は確保したうえで不満なく使いたい方はahamoやLINEMOを利用するのがおすすめです。
povoは買い切り型のトッピングを購入し自分好みのプランを作れるので、短期間のスポット利用やサブ端末に挿入するセカンドSIMとして契約すると良いでしょう。
キャリアを選ぶ際には、ご自身のスマホのネットの使用頻度や環境をあらかじめ把握しておき、どのサービスが利用できるのかを確認してください。
回線を契約したものの、いざ使ってみると繋がらなかったということが無いように、事前に調査を行なっておきましょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの通信エリアを比較
通信エリアを比較 |
||
サービス | 通信エリア | データローミング |
---|---|---|
ahamo | ドコモ | 海外82か国で20GB以内のデータローミングが無料 ※大盛プランでも上限は20GB |
povo | au | povo2.0では利用不可 |
LINEMO | ソフトバンク | 別途データローミングへ加入が必要 |
楽天モバイル | 楽天モバイル | 海外67か国で2GBまでのデータローミングが無料 以降1GBにつき500円(税込み) |
ahamoやpovo、LINEMOはそれぞれ大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの各エリアに対応しているため、安定した通信ができるのが魅力です。
日本全国のほとんどの場所で利用できますので、繋がらないことはないでしょう。
一方、楽天モバイルはほかの格安SIMと違い独自回線を利用しています。
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そのため、無制限での通信が可能であったり、料金がとても安くまとまっていたりとお得な部分が多いのですが、まだまだ発展途上であるため繋がらないところではとことん利用できません。
2023年1月現在、人口カバー率は98%となっていますが、大手キャリアと比較して電波強度が弱く、建物内や周囲に障害物が多いなど状況によっては通信ができないことが多く圏外になりがちです。
基地局を増やすなどの対策をとり、エリアの拡大を行なっているため、近い将来大手キャリアに負けない通信エリアを格安で提供できるようになるでしょう。
データローミングはahamoは20GBまで、楽天モバイルは2GBまでのデータ容量が無料で利用できます。
一方LINEMOでは別途有料プランである「海外パケットし放題(1日あたり1,980円(税込み)~)」への加入が必要です。
povo2.0ではサービスそのものが提供されていないため、国内通信限定となり海外でのデータローミングは利用できません。
安定した通信を行ないたい方で、海外での利用も想定している方はahamoを選択しておくのがおすすめです。
楽天モバイルも同様に、海外での利用は2GBまでであれば無料で利用できます。
2GB経過後は1GBにつき550円(税込み)で追加できますので、いざというときに安く利用できるのは大きな魅力です。
ですが楽天モバイルは、都市圏など人口密集地以外で利用する場合は繋がりにくいと実感される方も多く、万人におすすめできるサービスではありません。
都市部であっても障害物が多い場所では圏外になりやすく、安定した通信を行なうためには繋がる場所にとどまって利用しなければならず、移動中の利用には向かないでしょう。
あなたにあったサービスを選ぶのが一番ですが、決められないときは快適な通信とある程度の容量が利用できるahamoがおすすめですよ。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの対応機種を比較
対応機種を比較 |
||||
サービス | ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
対応機種一覧 | 公式ページにて >動作確認済み端末を確認 |
公式ページにて >動作確認済み端末を確認 |
公式ページにて >動作確認済み端末を確認 |
公式ページにて >動作確認済み端末を確認 |
iPhoneは他のキャリアで購入した場合でも、ahamoやpovo、LINEMO、楽天モバイルで使用できますが、Androidだと周波数によって動作しないことがあります。
これらのトラブルを解消するために、それぞれのサービスで利用できる動作確認済端末を確認し、購入するようにしましょう。
各サービスの動作確認済端末は上記の表を参考にしてみてください。
ahamoはドコモ、povoはau、LINEMOはソフトバンクが提供するサービスです。
楽天モバイルはそのまま楽天モバイルのサービスですね。
これらサービスのオンラインショップで販売されている端末は、そのキャリアで問題なく通信できる端末です。
なお機種変更については「ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの機種変更方法を比較」で紹介していますので参考にしてみてくださいね。
それぞれのキャリアが運営しているオンラインショップや店舗で購入したスマホは、動作確認が行われているので、安心して利用できます。
またAppleStoreなどメーカーの公式ショップから購入した端末や、他社で購入したスマホではSIMカードを差し込んだあとに、APN設定というモバイルデータ通信を利用するための設定が必要です。
それぞれのキャリア店舗で購入した製品は、以上のAPN設定を自動的に行なってくれるためとても簡単です。
ただし、すべてのAndroidが対応しているというわけではないので注意しましょう。
ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルそれぞれの対応機種は、上記で紹介した公式サイトにて動作確認されているものを公開していますので、必ず確認するようにしましょう。
それぞれの対応機種は随時更新されていますので、あなたが利用したい端末が使えるのかしっかりと確認しておいてくださいね。
注意点として、それぞれのキャリアが独自調査した対応機種であるため、動作を保証したりサポートしたりするものではないということは理解しておきましょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの機種変更方法を比較
機種変更方法比較 | |
サービス | 機種変更方法 |
---|---|
ahamo | ahamo公式ホームページでの端末購入 或いは ドコモオンラインショップ ドコモショップ または SIMフリー端末の購入 |
povo | povo公式ホームページでの販売は無し 機種変更は auオンラインショップ auショップ または SIMフリー端末の購入 |
LINEMO | LINEMO公式ホームページでの販売は無し 機種変更は ソフトバンクオンラインショップ ソフトバンク または SIMフリー端末の購入 |
楽天モバイル | 楽天モバイル公式ホームページでの端末購入 或いは 楽天モバイル楽天市場店 楽天モバイルショップ または SIMフリー端末の購入 |
ahamoや楽天モバイルは公式ホームページで最新のiPhone 14シリーズなどの取り扱いがあります。
これらのサービスを利用するのであれば、公式サイトのストアから利用するのがおすすめです。
一方、povoやLINEMOには公式サイトでの端末販売はありません。
これらのサービスで機種変更したいときは、povoであればauオンラインショップやauショップ、LINEMOはソフトバンクが運営元のため、ソフトバンクオンラインショップなどを利用すると良いでしょう。
これらサービスの利用をおすすめする理由は下記のとおり3つほどあります。
- 新規契約や乗り換えと同時に端末を購入するとキャンペーンでお得に購入できる
- それぞれの提供元で購入できる端末は基本的に動作確認済のため設定がかんたん
- それぞれの提供元ショップなどで手続きのサポートが受けられる場合がある
上記のとおりそれぞれの提供元で購入する場合、キャンペーンが受けられたり初期設定の手順がかんたんになったりとメリットがあります。
APN設定などに抵抗が無い方は、SIMフリー端末を購入し利用すると良いでしょう。
機種変更が必要ない方は、各サービスのSIMのみ発行を選択して契約するのがおすすめです。
なおSIMだけ発行でサービスを契約するには、乗り換え先で現在利用している端末が利用できるのかを確認しなければなりません。
動作確認済端末については「対応機種」で各サービスの動作確認済端末を参考にしてください。
現在利用している機種が2021年10月1日以前に発売されたものであれば、SIMロックの確認を行なっておきましょう。
手順などについては「SIMロックの解除」を参考にして進めてくださいね。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのキャンペーンを比較
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのキャンペーンを比較します。
なおこの項目では、楽天モバイルおよびLINEMOでのキャンペーンについて、利用料金の割引や端末代金の割引に絞って紹介します。
その他のキャンペーンについては別記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。
ahamoはSIM単体の契約でMNPで他社から乗り換えを行うとdポイントで最大10,000ポイントが付与されます。
また、ディズニープラスというサブスクリプションに入会すると、dポイントが3,900ポイント付与されるキャンペーンがあるため、ディズニー映画などを視聴する方にはおすすめです。
povoには指定のサービスから一定金額以上の商品を購入することで、トッピングの料金が割引されるキャンペーンが展開されています。
基本料金0円のpovoらしいキャンペーンと言えますね。
LINEMOはスマホプラン限定でMNP乗り換えを行うと10,000円(税込み)相当のPayPayポイントが付与、新規契約であれば3,000円(税込み)相当のPayPayポイントが付与されるキャンペーンが魅力的です。
一方ミニプランには契約から8か月のあいだ、無料で利用できるキャンペーンもあるため、LINEMOへの登録を検討している方はこれらを利用しておくとお得になりますよ。
楽天モバイルは多種多様なキャンペーンが魅力的です。
とくに乗り換えや新規契約すると同時に、iPhoneやAndroid端末を購入することで大幅な値引きを受けられるキャンペーンはお得です。
ほかにも楽天ポイントの還元など、選びきれないほど多彩な選択肢があります。
なかには併用できるキャンペーンもあるため、できる限り適用してなるべくお得に乗り換えや機種変更をしたい方は楽天モバイルを契約すると良いでしょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの支払い方法を比較
支払い方法比較 | |
サービス | 支払い方法 |
---|---|
ahamo |
|
povo |
|
LINEMO |
|
楽天モバイル |
|
ahamoの支払い方法はクレジットカード支払いと口座振替に対応しています。
利用した月の翌月の請求で末日の支払い(末日が土日祝日の場合は翌営業日)です。
povoではクレジットカードのみが利用できます。
LINEMOの支払い方法はクレジットカードとデビットカード、口座振替に対応しています。
利用した月の翌月の請求で26日(土日祝日の場合には翌営業日)支払いです。
デビットカードはVISA/Master/JCBのマークがついているデビットカードが使用できますが、J-Debitは使用することができません。
楽天モバイルはほか3サービスと違いキャリアですので、クレジットカード支払い、デビットカード支払い、口座振替および楽天ポイントでの支払いに対応しています。
何らかの理由でクレジットカードの支払いを選択したくないという方は、ahamo、LINEMOまたは楽天モバイルを契約すると良いでしょう。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのポイント還元を比較
ポイント還元率の比較 |
|
サービス | ポイント還元 |
---|---|
ahamo |
dカードGOLDでの支払いで毎月最大500ポイント還元 |
povo | 無し |
LINEMO | ・ミニプラン実質8ヶ月無料キャンペーン(毎月990円(税込み)相当分のPayPayポイント還元) ・LINEMO招待プログラム(1,500円(税込み)相当分のPayPayポイント還元) ・PayPayポイントあげちゃう キャンペーン(10,000円(税込み)相当分のPayPayポイント還元) ・追加申込でPayPayポイント3,000円(税込み)相当プレゼントキャンペーン(3,000円(税込み)相当分のPayPayポイント還元) |
楽天モバイル |
・楽天カードで支払いや買い物をすると100円(税込み)ごとに楽天ポイントが1ポイント還元 |
ahamoではdカードGOLDで利用料金を支払うと、その金額に応じてdポイントが付与されます。
毎月の上限は500ポイントとなっており、年間を通して最大6,000ポイントも還元されます。
また上記ポイント還元に加えて、月間で利用できるデータ容量に+5GBされるため、基本プランで25GB、大盛プランでは105GBが使えるようになるためとてもお得です。
dカードGOLDの年会費は11,000円(税込み)と少々値が張りますが、1GBの容量追加に550円(税込み)かかることを考慮するとその効果がいかに大きいか分かるのではないでしょうか。
キャンペーンでは下取りプログラムを利用することで、dポイントが還元されます。
povoでは2023年2月現在、ポイントが還元されるキャンペーンは開催されていません。
LINEMOではキャンペーンを利用することで、PayPayポイントが還元されます。
対象となるキャンペーンは「ミニプラン実質8ヶ月無料キャンペーン」や「LINEMO招待プログラム」「PayPayポイントあげちゃう キャンペーン」などがあります。
PayPayポイントは、PayPay支払い時に利用できるうえ、数多くの提携先がありますから、PayPayでの支払いをよく利用する方にはLINEMOがおすすめでしょう。
楽天モバイルでは、楽天カードで毎月の支払いや端末の購入、そのほかのお買い物などで利用すると100円(税込み)ごとに楽天ポイントが1ポイント還元されます。
また、多彩なキャンペーンで多額の楽天ポイントが還元されるため、併用することでまとまったポイントを受け取ることができるでしょう。
楽天モバイルはさまざまなサービスを提供する楽天のサービスのうちの1つで、付与されるポイントを利用できる場所もたくさんあります。
とくに楽天市場を利用している方は多いのではないでしょうか。
ポイント還元率と使用できる場所で比較すると、楽天モバイルが一番おすすめできるサービスですよ。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの利用者数を比較
利用者数比較 |
|
サービス | 利用者数 |
---|---|
ahamo | 250万回線 |
povo | 120万回線 |
LINEMO | 100万回線 |
楽天モバイル | 455万回線 |
各サービスの利用者は上記のとおりとなっています。
以上を見てみると、楽天モバイルの利用者数がダントツで多いことがわかります。
楽天モバイルはMVNO時代から、現在のMNOとしてサービスを提供するまでに多くの期間がありましたから、当然の契約回線数と言えるでしょう。
これまでに紹介してきたとおり楽天モバイルには魅力的なキャンペーンが多く、月額料金も格安という理由もあります。
2023年2月時点では通信電波の強度に少々改善点があるものの、人口カバー率は98%となっており都市部などでの通信で困ることはないでしょう。
次に多いのは250万回線のahamoですがドコモのサブブランドとあって、人気が高い回線と言えます。
通信品質が高く月間20GBまで利用でき、5分以内の通話がかけ放題で月額2,970円(税込み)はかなりお得ですので、その人気の高さに納得です。
povoは120万回線と、2022年初頭にサービスを開始した割には契約者数が多いことがわかります。
povoの特徴的な料金プランが短期間の利用に特化しているため、セカンドSIMとして契約している方が多いようです。
継続利用するメインのSIMとは別に、スポット利用したいときに使えるセカンドSIMとして契約するのが良いでしょう。
LINEMOは回線契約数が公開されていませんから正確にはわかりませんが、この程度になるということでした。
シェア率は以上のようになっていますが、いずれにしてもあなたの使い方にあったサービスを契約するのが重要になりますので、あくまでも参考程度にしておきましょう。
なお、公表されているのは契約のある回線数となっており、契約人数ではない点に注意してくださいね。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの特徴を解説
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの特徴について、それぞれのサービスを紹介しつつ解説します。
ahamoの特徴
ahamoはdocomoが提供している格安SIMサービスです。
ahamoの基本情報は以下のとおりとなっています。
ahamo基本情報 | |
プラン料金 | 通常プラン:2,970円(税込み) 大盛プラン:4,970円(税込み) |
---|---|
データ容量 | 通常プラン:20GB 大盛プラン:100GB |
通信速度 | 平均48.65Mbps |
通話料金 | 5分以内の通話が無料でかけ放題 5分以上:30秒22円(税込み) |
使用回線 | ドコモ回線 |
事務手数料 | オンライン:無料・ドコモショップ:3,300円(税込み)(手続きサポート) |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
申し込み方法 | オンライン・ドコモショップ(手続きサポート)から手続き可能 |
サービス提供元 | NTTドコモ |
ahamoは、業界最大手のNTTドコモ初のサブブランドサービスとして、多くのドコモユーザーから支持されている回線サービスです。
魅力は何といってもその料金にあります。
ahamoの基本プランは月間2,970円(税込み)で20GBまで使えて、5分以内の通話が無料になるサービスまでついています。
通信速度は平均で48.65Mbpsと、ほかのサービスには劣るもののかなりの高速を維持していますので、普段利用していて不満を感じることは無いでしょう。
月間の容量が20GBもあると、以下のようなことができます。
- 動画視聴(YouTube 480p):30時間程度
- 音楽のストリーミング再生:600時間程度
- Instagram:30時間程度
- TikTok:40時間程度
- LINE通話:660時間程度
- メール:42,000通程度
これだけでは足りないという方は、ahamoの大盛プランを契約するのがおすすめです。
大盛プランは1か月間に使えるデータ容量が100GBまで使えて、4,970円(税込み)の低価格で利用できます。
使い方にもよりますが月間のデータ容量が100GBあると、20GBで利用していたデータ量の5倍になるため、むしろデータ容量を使い切れないほど余裕があります。
対比としてドコモのギガホプレミアは3GB以上~無制限で利用した場合は月額7,205円(税込み)、3GB以下のときは5,555円(税込み)となっているため、かなり高額なことがわかりますね。
容量的に100GB以上利用するのであればドコモを契約するのが良いと言えますが、ahamoで容量を使い切ってしまった場合の制限速度は1Mbpsとなります。
実際1Mbpsほどのダウンロード速度があれば、画質が標準以下となりますがYouTubeなどの動画視聴も可能です。
使う方次第ではありますが、データ容量動画視聴やTikTokなどを多用する方でも十分満足できるサービスとなっています。
データ容量に対しての月額料金がとても安く使い勝手が良いのが特徴ですが、さらに5分以内の通話がかけ放題になる無料のオプションまでついています。
後述するLINEMOとプラン内容が近いため比較してみたところ、以下のようになりました。
ahamoとLINEMOを比較 |
||
サービス | プラン名 | 料金 |
---|---|---|
ahamo | 基本プラン (20GB) |
2,970円(税込み) |
LINEMO | スマホプラン (20GB) |
2,728円(税込み) +5分以内の通話かけ放題:550円(税込み) (利用開始から1年間は無料) |
ahamoの基本プランは月額2,970円(税込み)で、データ容量20GBに加えて5分以内の通話がかけ放題がセットになっています。
一方LINEMOのスマホプランは2,728円(税込み)と、ahamoの月額料金より安く利用できますが、5分以内の通話がかけ放題を付けるとオプション料金の550円(税込み)が加算され、合計3,278円(税込み)となります。
1年間は無料で利用できることを考慮するとLINEMOの方がお得と言えますが、それ以上の長期間にわたって使う予定であればahamoの方がおすすめですよ。
また有料ではあるものの、ahamoではサブブランドとしては珍しく、有料ではあるもののドコモショップにてショップスタッフによるサポートのもと申し込み手続きができるのが強みです。
オンラインでの手続きに苦手意識がある方もサポートを利用することで簡単に手続きできます。
ドコモの誇る高品質な通信と大容量なデータプラン、無料で5分以内の通話がかけ放題と魅力的かつ実用性の高いものがセットで2,970円(税込み)はかなり破格です。
迷ったらahamoを選んでおくのがおすすめです。
>ahamo評判・口コミはこちら
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povoの特徴
povoはauが提供している格安SIMサービスです。
povoは少々特殊なプラン構成となっており、ベースプランにあなたの好きなトッピング(データ容量やオプション)を追加して、自分にあった構成にして利用するという特徴があります。
ベースプランの価格とサービス内容は下記のとおりです。
povo2.0基本情報 | |
プラン料金 | 基本プラン:0円(税込み) |
---|---|
データ容量 | – |
通信速度 | 最大128Kbps |
通話料金 |
|
使用回線 | au回線 |
事務手数料 | 無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
申し込み方法 | オンライン限定 |
サービス提供元 | KDDI |
かかってくる電話に応答するのは無料ですので、電話を受けるだけであれば基本料金は0円(税込み)のままで利用できます。
データ通信はトッピングを適用しない場合、通信速度が最大128kpbsに制限されるため、WEBページの閲覧すらままならず使い物になりません。
さらに、最後のトッピングを購入してから180日以上、追加購入せずに使い続けていると利用停止され、最悪契約が解除される可能性がありますので注意しておきましょう。
電話を受けるだけであれば0円(税込み)で利用できるのが大きな魅力ですが、解説したとおりトッピングを追加しないとまともに利用できません。
povo2.0は、自分の好きなトッピングを購入して、ちょうどよいプランを作れるところに大きな魅力があると言えます。
次にトッピングについて解説します。
povo2.0には、一般的にプランと呼ばれる契約が毎月自動更新されるサービスはありません。
かわりにトッピングというデータやオプションを購入し、容量を使い切るか指定された期間があるものは期限が切れるごとに、次回分を購入するという買い切り型のサービスが提供されています。
トッピングとして購入できるものとその価格は以下のとおりです。
povoのトッピング | |||
トッピング | 月額料金 | 有効期限 | トッピング内容 |
データ追加:1GB | 390円(税込み) | 7日間 | データ容量を1GB追加する。購入から7日間有効 |
データ追加:3GB | 990円(税込み) | 30日間 | データ容量を3GB追加する。購入から30日間有効 |
データ追加:20GB | 2,700円(税込み) | 30日間 | データ容量を20GB追加する。購入から30日間有効 |
データ追加:60GB | 6,490円(税込み) | 90日間 | データ容量を60GB追加する。購入から90日間有効 |
データ追加:150GB | 12,980円(税込み) | 180日間 | データ容量を150GB追加する。購入から180日間有効 |
データ24時間使い放題 | 330円(税込み) | 24時間 | データが一定期間利用無制限になる。購入から24時間有効 |
5分以内通話かけ放題 | 550円(税込み) | 1か月間 | 5分以内の国内通話がかけ放題。購入から1か月間有効 |
通話かけ放題 | 1,650円(税込み) | 1か月間 | 国内通話がかけ放題。購入から1か月間有効 |
DAZN使い放題パック | 760円(税込み) | 7日間 | スポーツ専門のオンデマンド、DAZNが見放題。購入から7日間有効 |
smash.使い放題パック | 220円(税込み) | 24時間 | あらゆるショート動画を配信するsmash.が見放題。購入から24時間有効 |
スマホ故障サポート | 830円(税込み) | 1か月間 | スマホの故障に対応。購入から1か月間有効 |
それぞれに使用期限となる期間が設定されており、利用するタイミングに注意しなければなりません。
20GBのデータ容量を購入した場合、有効期限が30日間となっていますので、複数か月にわたって利用するということは基本的にできません。
キャンペーンが開催されているときは、特定のデータ容量の有効期限が引き延ばされていることがあります。
こういったキャンペーンが使えるのであれば、かなりお得ですので必ず利用しておきたいサービスです。
一方、150GBのトッピングは180日間と、ほぼ半年にわたって有効期限が設定されています。
1か月あたり25GBが使える計算となり、容量に対しての料金は約2,163円(税込み)となるため、1GBあたりの料金がとくに安くなります。
長期間利用することが決まっているのであれば、150GBのデータ容量トッピングがオトクです。
注意点として、データ容量をトッピングしている方が期間満了日以内に使い切った場合は、通信速度が一律128kbpsに制限されます。
128kbpsでできることというと、メッセージのやり取りがギリギリできる程度で、動画視聴はおろかWEBページの閲覧すらままならずストレスに感じるほどです。
データ容量のトッピング有効期限や残量を消費しきったときは、追加のデータトッピングを購入するようにしてくださいね。
また、上記トッピングにはDAZN使い放題パックのようにお得なものもあれば、smash.使い放題パックのように割高なサービスがある点に注意しましょう。
DAZN使い放題パックは月額3,000円(税込み)のところ7日間で760円(税込み)と、試すのにちょうどよい価格設定のため、サービスが気になっている方はトッピングに追加してみてください。
一方smash.使い放題パックは月額料金が550円(税込み)のところ、24時間の利用で220円(税込み)かかります。
月額料金に対して、24時間の料金が割高な価格設定ですので、試す目的が無い方は正式サービスの契約がおすすめですよ。
そして一番のデメリットと感じやすいのが、購入したトッピングは自動更新されないという点です。
他社の一般的な回線契約であれば、手続きせずとも月ごとに自動的に更新され、長期間の契約でも継続して利用できます。
ところがpovoでは、買い切り方式のトッピングサービスのため、こういった継続利用には向きません。
一方、短期間の利用には絶大な威力を発揮します。
例えば、短期間の出張や旅行など自宅に設置しているインターネット環境を利用できないときにデータ容量の各トッピングを購入すると効果的です。
ほかにも、1か月の通話が多くなる見込みがある月にかけ放題をトッピングするなど、使い方によってはどの格安SIMよりもお得です。
これらを確認しておき、povoがあなたにほんとにあっているのかを今一度確認しておきましょう。
短期間のスポット利用として購入するなど効果的に使えばとてもお得なサービスですので、良し悪しを把握したうえで申し込んでくださいね。
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LINEMOの特徴
LINEMO基本情報 | |
プラン料金 | 通常プラン:990円(税込み) スマホプラン:2,728円(税込み) |
---|---|
データ容量 | 通常プラン:3GB スマホプラン:20GB |
通信速度 | 平均52.98Mbps |
通話料金 | 30秒22円(税込み) |
使用回線 | ソフトバンク回線 |
事務手数料 | オンライン:無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
申し込み方法 | オンライン |
サービス提供元 | ソフトバンク |
LINEMOはSoftBankのサブブランドの1つとして提供されている格安のサービスです。
料金プランは1か月990円(税込み)で3GBのデータ通信が利用できるミニプランと、1か月2,728円(税込み)で20GBのデータ通信が利用できるスマホプランがあります。
YouTubeなどの動画視聴やInstagramなど、データ通信を必要とする使い方をしない方には通常プランを、データ通信をそれなりに利用する方はスマホプランの契約がおすすめです。
なおスマホプランについては、同じ容量と同程度のサービスに加え、5分以内の通話がかけ放題のオプションがセットになっているahamoの基本プランを契約するのがお得ですよ。
使い方によりますが、電話番号を利用した通話をすることが多い方は、ahamoを契約すると良いでしょう。
通信回線はSoftBank回線を使っているため、品質が高く安定した通信ができるため費用対効果はとても高いでしょう。
また、他社では契約時に事務手数料がかかることがありますが、LINEMOの申し込み時には手数料がかかりません。
とにかく安く乗り換えを行なえるため、なるべく費用をかけずに通信回線を変えたい方にピッタリです。
契約期間や違約金もないため他社回線への乗り換えもハードルが低く、高品質な回線と安さを両立できるサービスの1つですね。
もっと詳しく知りたい方は「LINEMOの評判」で紹介しています。
「LINEMOではキャンペーン」も開催されており、PayPayポイントがもらえるなど魅力的なものがあります。
データ通信は最小限かつ必要なときにしっかり利用できることに加えて、とにかく安く利用したい方におすすめの回線と言えるでしょう。
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楽天モバイルの特徴
楽天モバイル基本情報 | |
プラン料金 | 従量課金制 |
---|---|
データ容量 | 3GB未満:1,078円(税込み) 20GB未満:2,178円(税込み) 20GB以上:3,278円(税込み) |
通信速度 | 平均57.86Mbps |
通話料金 | Rakuten LINKでの通話:0円(税込み)でかけ放題 Rakuten LINKを利用しない通話:30秒22円(税込み) |
使用回線 | 楽天回線 |
事務手数料 | オンライン・楽天モバイルショップ:無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
申し込み方法 | オンライン・楽天モバイルショップ |
サービス提供元 | 楽天 |
楽天モバイルはMVNO(格安SIM)としてサービスの提供を開始し、現在はMNO(キャリア)としてサービスを展開しています。
楽天モバイルの魅力は月額3,278円(税込み)で、データ通信無制限かつRakuten LINKを使った通話がかけ放題という、他社と比べてもトップレベルにお得なサービス内容です。
料金は使ったデータ容量で月額料金が変動する従量課金制で、自分の使った分だけ支払うことになります。
さらに各種キャンペーンで楽天ポイントがプレゼントされたり、楽天市場などのいわゆる楽天経済圏でのポイント還元率が高くなったりするなど、たくさんのメリットがあります。
この記事で紹介しているサービスの中では、ポイント還元率においてダントツです。
また、楽天市場などのサービスを展開しているため、ポイントの使い道が多彩なのもポイントの1つです。
楽天経済圏と呼ばれる一連のサービスを利用することが多いのであれば、楽天モバイルを契約して損はありません。
お得な情報については「楽天モバイルのキャンペーンページ」で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
またほかの格安サービスとは違い、全国各地に楽天モバイルショップを展開しており、店頭からの手続きでも事務手数料がかかりません。
WEBからの手続きが苦手な方も安心して利用できるのが魅力の1つです。
通話無料はRakuten LINKというアプリを利用すれば無料になり、データ通信は楽天回線限定といった条件がありますが、楽天回線エリア内にお住まいの方には是非とも使ってほしいサービスです。
ただし、楽天モバイルの弱点として電波回線の強度が、大手3キャリアと比較してとても弱いことがあげられます。
大手キャリアでは正常に通信ができるエリアであっても、楽天モバイルの回線は通信速度が遅いか圏外となることもあります。
こういったデメリットをしっかりと認識しておきましょう。
サービスについてもっと詳しく見たい方は「楽天モバイルの評判」記事を参照ください。
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ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの決定的な違いを比較してみよう
これまでにいくつかの項目に分けてahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較してきましたが、とくに注目すべきことをまとめましたので、どのサービスを契約するかの指標にしてみてくださいね。
それぞれの違い | ||||
格安SIM | ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
月額基本料金 | 基本プラン:2,970円(税込み) 大盛プラン:4,950円(税込み) |
0円(税込み) | ミニプラン:990円(税込み) スマホプラン:2,728円(税込み) |
従量課金制 3GB未満:1,078円(税込み) 20GB未満:2,178円(税込み) 20GB以上:3,278円(税込み) |
通話オプション | 5分以内の通話がかけ放題:無料 かけ放題オプション:1,100円(税込み) |
5分以内かけ放題:550円(税込み) 通話かけ放題:1,650円(税込み) |
通話準定額(5分以内の通話かけ放題):550円(税込み) 通話定額(かけ放題):1,650円(税込み) |
Rakuten LINKで通話すると0円(税込み)でかけ放題 |
データ超過後の安心ポイント | 1Mbpsの速度維持 | 該当なし | ミニプラン:300Kbps スマホプラン:1Mbpsの速度維持 さらにLINEギガフリーがあるため LINE通話や写真や動画の共有にも困らない |
月額3,278円(税込み)でデータ無制限の利用可 |
データローミング | 82か国で20GBまでのデータローミングが可能 | 提供なし | 別途データローミングへ加入が必要 | 67か国で2GBまでのデータローミングが無料 |
端末の購入方法 | ahamo公式サイト ドコモオンラインショップ ドコモショップ SIMフリー端末の購入 |
auオンラインショップ auショップ SIMフリー端末の購入 |
ソフトバンクオンラインショップ ソフトバンク または SIMフリー端末の購入 |
楽天モバイル公式ホームページ 楽天モバイル楽天市場店 楽天モバイルショップ SIMフリー端末の購入 |
ポイント還元 | dカードGOLDでの支払いで毎月最大500ポイント還元 | 無し |
|
|
利用者数 | 250万回線 | 120万回線 | 100万回線 | 455万回線 |
月額料金が一番安いのはpovo
月額料金で言うと、一番安くSIMを維持できるのはpovoです。
これまでに解説してきたとおり、povoの基本プランは0円(税込み)ですが、データ通信は最大128Kbpsでまともに利用できるものではありません。
電話を受けるだけなら良いのですが、基本的にトッピングを追加して、あなたの好きな形で利用することになります。
トッピングの組み合わせによっては他社サービスの方が安くなる場合もある点に注意しておきましょう。
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料金の安さと機能のバランスはLINEMO
続いてLINEMOのミニプランの月額990円(税込み)があります。
LINEMOのミニプランは月間3GBまでのデータが利用できるため、データ通信より携帯電話としての機能を重視している方におすすめのサービスです。
データ超過後も300Kbpsの速度は維持されるため、メールやLINEでのメッセージ送信程度はできるでしょう。
無制限利用なら楽天モバイル
楽天モバイルも3GB未満で1,078円(税込み)となっており、LINEMOとほぼかわりません。
大きな違いは従量課金制で料金が変動することと、Rakuten LINKを使うことで電話回線での通話がすべてかけ放題になることです。
料金はデータ通信量に応じて変動し、3GB以上20GB未満で2,178円(税込み)、それ以上であれば無制限となり3,278円(税込み)となります。
楽天モバイルはほかのサービスと比較して、通信電波に少々不安があるものの、人口カバー率は98%となっており大手キャリアに引けをとりません。
その圧倒的なコストパフォーマンスは多くの方におすすめできるサービスです。
大容量と通信速度ならahamo
月間20GBのプランがあるのは楽天モバイルだけではありません。
ahamoの基本プランとLINEMOのスマホプランがあります。
毎月の20GBでの月額料金はahamoとLINEMOそれぞれ2,970円(税込み)と2,728円(税込み)なので242円(税込み)の差しかなく、そこまで大きな差は感じないかもしれません。
しかし、電話をよくかけるという方であれば大きな違いがでてきます。
ahamoは5分間の間であれば何度でも無料で通話することができるというのが大きな特徴です。
プラン内容が似ているLINEMOでは、5分以内の通話がかけ放題をするためには月額550円(税込み)の通話準定額に加入する必要があります。
長電話をすることが多い方や、仕事での電話など通話時間が長くなりがちな方は、かけ放題オプションを設定しておくと良いでしょう。
さらにahamoには月間100GBまで利用できる大盛プラン(4,950円(税込み))が設定されています。
20GBでは足りないという方におすすめですが、楽天モバイルの無制限プランが3,278円(税込み)で利用できることを考えると、メリットは少ないかもしれません。
日本全国の多くの範囲で高品質な通信できる回線サービスを利用したいのであれば、ahamoを契約するのがおすすめです。
とくに楽天モバイルのデータを拾えない地域にお住まいの方で、データ通信をメインに使いたい方はahamoの大盛プランを選んでおくと良いでしょう。
もっとも安く維持できるのはpovoのSIMですが、トッピングを購入しないまま使い続けると、180日後に利用停止または契約の解除となってしまいます。
また、通信速度は128Kbpsと遅くデータ通信は使い物になりませんし、電話回線を使った通話については30秒22円(税込み)の費用がかかります。
最低限利用するには3GBのデータトッピングを購入しておくのが良いのですが、3GBの有効期限は30日間となっており、継続的に利用するには期限が切れるもしくは、使い切るごとに購入しなければなりません。
3GBのデータトッピングの価格は990円(税込み)となっているため、LINEMOのミニプランまたは楽天モバイルと金額がかわりません。
さらに楽天モバイルには通話が無料になるアプリ「Rakuten LINK」が利用できるため、他社サービスと比較すると最安値になるでしょう。
短期間のスポット利用を考えている方はpovoを契約し、適宜トッピングを購入するのがおすすめします。
LINEMO契約後1年間は通話オプション割引キャンペーンが利用でき、かけ放題などの通話オプションに550円(税込み)の割引が適用されるため魅力的です。
また、LINEギガフリーが利用者全員に適用されるため、アプリもほぼLINEしか使わないし、Wi-Fi環境下以外でダウンロードや動画視聴も行わないという方にとってはLINEMOがおすすめです。
データローミングも大きく違う点で、ahamoは20GBまで、楽天モバイルは2GBまで、それぞれ対応した諸外国にて無料で利用できます。
LINEMOは別途申し込みが必要で、povoに至ってはデータローミングのサービス提供はありません。
海外での利用を検討している方は、ahamoや楽天モバイルの契約がおすすめです。
機種変更については、ahamoや楽天モバイルであれば公式サイトから最新のiPhone 14などが購入できます。
公式サイトで端末購入できると利便性が高いですし、端末に利用できるキャンペーンも利用できる魅力があります。
ですが、povoおよびLINEMOはそれぞれ運営元のオンラインショップで端末を購入するしかありません。
もちろん、それぞれのサービスに対応した動作確認済端末の白ロムを用意するのも良いでしょう。
ポイント還元率は楽天モバイルが一番高く、利用できるサービスも多彩です。
還元されるポイントが高い方が良い方は楽天モバイルがおすすめですよ。
楽天モバイルの対象エリア外で、ポイント還元を狙いたい方はLINEMOを契約すると良いでしょう。
楽天モバイルほどではありませんが、魅力的なキャンペーンが多数開催されています。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの注意点比較
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較することで注意するべき点も分かりました。
毎月の月額料金だけを判断材料にして選んでしまうと、通信環境が悪かったり、データ容量が足りなかったりするなどの要因で、のちのち後悔してしまう可能性があります。
現在の通信サービスで、毎月どれくらい利用しているのか、使用状況をしっかりと判断することで、もっともお得なプランを選択することができるでしょう。
そのためには、以下の点を必ず把握して各サービスの比較検討を行なってくださいね。
- 電話をどのくらいするか
- Wi-Fi環境以外の使用頻度と時間
- 海外へ行く機会は多いか少ないか
povo・LINEMOの端末選びに注意
あまりスマホを使わないという方は、povoやLINEMOのミニプランを選択する方が多いと思いますが、ここで大きな注意点があります。
それは自分自身で端末を準備する必要がある点です。
これまでに紹介してきたとおり、povoやLINEMOには公式のオンラインショップが設置されていません。
これらのサービスを契約するときは自分自身でSIMフリー端末を購入しなければなりませんが、それぞれのサービスと端末には相性の良し悪しがあります。
ですので、白ロムとして販売されているものを適当に購入していいというわけではありません。
適当なスマホを購入したはいいものの、対応機種ではなかったため正常に使えずのちのち後悔する可能性があります。
そのため、必ず事前に公式サイトで動作確認が行われている機種かどうかを確認するようにしましょう。
また、メルカリなどのフリマサイトなどで中古のスマホを購入する方が最近は多くなってきており、こういったサービスの利用を考えている方もいるのではないでしょうか。
なおこれらの個人が取り扱っている中古品サービスでは、前の所有者が端末代金を支払っていないためにSIMロックがかけられたスマホが販売されている可能性があるので、購入の際には注意しておきましょう。
いわゆる赤ロムというもので、ほかのSIMカードやeSIMでの利用ができず、せっかく購入したのに使えないといったトラブルに巻き込まれるかもしれません。
個人取引となるフリマサイトなどを利用する際は、代金未払いが無いかしっかりと確認を行なったうえで購入するようにしてください。
なお大手キャリアやGEO、ブックオフ系列などが販売している中古スマホは、赤ロムでないかしっかりと確認が行なわれているため個人取引以外での中古品を購入したい方は、これらのサービスの利用をおすすめします。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのメリット・デメリットを比較
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのメリットとデメリットをそれぞれ比較してみましょう。
ahamoのメリットとデメリット
ahamoのメリットはなんといっても維持費の安さです。
月額基本料金の2,970円(税込み)で20GBのデータ通信に加えて、5分間の通話無料ができるのはライトユーザーにとって非常に大きなメリットです。
さらに年間11,000円(税込み)の会費がかかりますが、dカードGOLDで支払いを行えば毎月最大300ポイント(2,970円(税込み)であれば通常290ポイント)が還元されます。
また、dカードGOLDで支払いにすると、毎月5Gのデータ容量が追加されるため合計25Gの大容量データ通信ができます。
通学通勤時や旅行などの移動中に速度制限を気にすることなくYouTubeを見たり、ゲームをしたりという使い方も可能ですので、すでにdカードGOLDを持っている方は支払い方法に設定しておくと良いでしょう。
データローミングが無料で20GBまで利用できるのも大きなメリットの1つです。
一方、ahamoのデメリットは3G回線が利用できないことと、キャンペーンを利用するときの注意点があります。
まず3G回線には対応していないため、山や海などの電波が届きにくい場所でデータ通信を使用するときに制限を受ける可能性があります。
なおドコモ回線は山間部での電波強度が他社サービスと比較して強いため、ほとんど気にならないかもしれません。
また、ahamoに乗り換える場合に新規契約を行うとキャンペーン対象外となってしまうのもデメリットのひとつです。
乗り換えが条件となっているものがほとんどですので、利用する前に確認しておきましょう。
キャンペーンについては比較していますので、参考にしてみてくださいね。
povoのメリットとデメリット
povoのメリットはその特徴的なサービスを効果的に使うことで、短期間のスポット利用に絶大な威力を発揮する点です。
これまでも紹介してきたとおり、povoでは好きなトッピングを個別に購入し、自由に組み合わせることで自分好みのプランを作れます。
トッピングにはそれぞれに容量や有効期限が設定されているため、使い切るか残日数が切れたら、基本プランに戻ります。
トッピングがなくなったとしても、同じものを自動で再購入するといったシステムはありません。
ですので、必要なときに必要な分だけ購入できますから、容量があまったり、逆に足りなかったりといったことが起きにくいでしょう。
足りなかった場合はデータ容量のトッピングを追加で購入することになりますが、他社と比較して低価格で追加のデータ容量を購入できます。
トッピングはpovoについての基本情報にまとめたとおり、各容量のデータ、通話オプション、通信し放題など複数あります。
これらを必要なときに必要な分だけ購入できるため、旅行や出張での使用に備えて買っておく、あるいは休日に動画視聴やオンラインゲームをたっぷり楽しむために、24時間のデータフリーを購入するといったスポット利用にピッタリなサービスです。
一方、デメリットはメリットでも紹介したトッピングというサービスにあります。
トッピングで購入したデータ容量を使い切ったときや、オプションなどの有効期限が切れたときには再度購入しなくてはなりません。そのため、継続利用する場合は毎回手続きが必要なところです。
これまで解説してきたとおりpovoでは適宜トッピングを購入して、利用したいときに使いたい分だけデータ容量やオプションを追加します。
毎回同じ容量やオプションを追加するとは限りませんから、自動補充や自動購入などのサービスがありません。
そのため、データ容量やオプションの容量を使い切ったり、有効期限が切れたりするとその都度トッピングを購入する必要があります。
ですので毎回手続きをしなければならず、手続きが面倒となるのがデメリットです。
同じサービスを継続利用するのを前提としている方は、他社サービスを利用する方が利便性が高くおすすめですよ。
また、海外でのデータローミングサービスは提供されていません。
海外での利用も視野に入れている方は、ahamoや楽天モバイルがおすすめです。
なおpovoではトッピングの購入をなるべく簡単にするために、povo2.0アプリから3タップで追加できるような手順が構築されています。
これを面倒と感じないのであれば、継続利用も可能でしょう。
LINEMOのメリットとデメリット
LINEMOのメリットは、ミニプランの990円(税込み)というコスパの良いプランが用意されている点です。
電話をかける機会がほとんどなく、連絡手段もLINE通話などのメッセージアプリやメールしか使わないという方は、毎月990円(税込み)でスマホを使えるのが魅力的です。
3GBのデータ容量を使い切ってしまっても、全ユーザーが対象のLINEギガフリーでLINEの機能を利用する分にはデータ容量を消費しません。
さらにLINEMOのミニプランでは下記キャンペーンを利用することで、よりお得に利用できます。
- 毎月990円(税込み)相当のPayPayポイントが付与されるので実質8カ月間は無料
- LINEミュージックも半年間無料
3Gネットワーク通信にも対応しているため、ahamoのように圏外になりにくく安定した通信が可能です。
ただ、LINEMOはデータローミングが無料ではなくオプションですので、別途加入しなければなりません。そのため、海外によく行く方にはあまりおすすめできないサービスです。
海外でのデータ利用を考えている方は、20GBまで無料で利用できるahamoか、2GBまで使える楽天モバイルを契約すると良いでしょう。
また端末がLINEMOでは販売されていないため、セット購入などのキャンペーンがないのもデメリットと言えます。
楽天モバイルのメリットとデメリット
楽天モバイルのメリットは、従量課金制を採用した料金プランと多彩なキャンペーン、さらに人口カバー率98%と高い電波の充足率です。
まず従量課金制ですが、3GB未満だと月額1,078円(税込み)で利用でき、3GB以上20GB未満では月額2,178円(税込み)、それ以上は無制限の月額3,278円(税込み)となります。
従量課金制の一番の魅力は使った分だけ支払えばよく、データ容量は使い切れていないのに高額な費用が請求されるということがありません。
データ容量は月間の消費量が20GBを超えると、無制限となり利用できる上限がなくなるため、ヘビーユーザーの利用にも応えてくれます。
ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く対応しているため、色々な人におすすめできるサービスです。
楽天モバイルで開催されている多彩なキャンペーンが利用できる点も大きなメリットの1つです。
楽天モバイルではすでに紹介してきたとおり、楽天サービスやその他のサービスで幅広く利用できる楽天ポイントが還元されます。
ほかにも端末割引など魅力的なキャンペーンが多数開催されていますので、他社サービスでスマホを購入するより安く入手できるでしょう。
また、ポイントの還元率もほかのサービスと比較してとても高効率ですから、料金の支払いなどでポイントを貯めたい方は楽天モバイルがおすすめです。
3つ目のメリットとして、大手キャリアに匹敵する人口カバー率があげられます。
これは、楽天モバイルがドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアに続く4社目のMNOとなったのが大きく、サービスエリアの拡充に努めているためです。
一方デメリットは、大手キャリアと比較すると通信強度が弱いところです。
山間部や海上は電波の充足率が低いため圏外になりやすく、建物内や地下などでは電波強度の問題から圏外になる可能性があります。
また、利用者からは移動時の安定した通信ができない、電車やバスでの移動で圏外になることがある、都内でも繋がらないことがあるなど通信強度は脆弱です。
これは大手キャリアと比較すると、圏外の遭遇率が高いため、人口が少ない場所はおろか市街地での利用であってもストレスを感じるかもしれません。
Rakuten LINKを利用すると、通話料金が無料でかけ放題となりますから、使っておきたいサービスです。
しかしその品質は悪いと評判で、雑音がひどく通話がままならないという口コミがあります。
ですが楽天モバイルとしてもこれらの弱点は把握しており、サービスの拡大を急いでいるため今後の展開に期待したいところです。
2024年にはプラチナバンド帯としてのサービスが部分的に開始される見込みで、楽天モバイルの弱点である電波強度が改善されると言われています。
各サービスのメリットデメリットを紹介してきましたが、中でも楽天モバイルはサービスやキャンペーン、価格の面でほかのどのサービスよりもお得かつ優れているのがわかりました。
通信エリアや電波強度に弱点を抱えてはいるものの、豊富なキャンペーンやサービス重視の価格設定、通話アプリを使えば無料でかけ放題が利用できるなど、お得な点が多数揃っています。
どのサービスにするか迷っている方は、通信エリアや強度のデメリットがクリアできるのであれば楽天モバイルがおすすめです。
それ以外であればahamoやLINEMO、povoなど大手キャリアが運営しているサービスを利用するのがおすすめです。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル|それぞれおすすめな方を紹介
ここまで複数項目の比較を行ない、メリットデメリットを比較してきました。
ここでは各サービスを利用するのがおすすめな方を紹介します。
それぞれ解説しますので参考にしつつ、あなたにどのサービスがピッタリなのかを見極めてくださいね。
ahamoがおすすめな方
ahamoを契約するのがおすすめなのは以下のような方です。
- 短い電話をよくかける方
- 海外へよく行く方
- 大容量のプランがある高品質な回線を使いたい方
- dカードGOLDを持っている方
ahamoは5分以内で要件が済むような電話をこまめにかける方であれば、コスパに優れたキャリアです。
かけ放題プランへ加入することなく毎月2,970円(税込み)で20GBの大容量データを使用できるだけでなく、5分未満の通話がすべて無料となります。
また大盛プランの設定もあり、月額4,970円(税込み)という価格で100GBまで使えるため、高品質な通信環境を使って快適なインターネット通信を楽しみたい方にもおすすめです。
格安SIMとポケット型Wi-Fiを同時に持ち歩いている方は、ahamoの大盛プランを契約することで、費用を安く抑えれる可能性があります。
また、データローミングが無料で20GBまで利用できますから、海外旅行に行く方や短めの渡航が短期間に多数ある方はとくにおすすめできるサービスです。
さらにdカードGOLDと組み合わせれば20GBに5GBが加算されるうえ、ポイント還元も受けられる点もおすすめポイントの1つです。
大盛プランを契約している場合は105GBとなり、毎月5GBの追加容量が同じ料金で利用できるのは、かなりお得ですよね。
高品質かつ低価格で利用するのであれば、ahamoを契約するのがおすすめですよ。
povoがおすすめな方
povoの利用をおすすめするのは以下のような方です。
- 月々や日々のデータ通信頻度・通話頻度がまちまちな方
- 国内旅行や国内出張が多い方
- インターネット回線を設置していない方
- サブ端末用のセカンドSIMを探している方
povoの大きな特徴でもあるトッピングシステムは、短期間のスポット利用に最大の力を発揮します。
povoは他社サービスのプランとは違い、データ容量や各種オプションをトッピングとして購入し、容量を使い切るか有効期限が切れるまで利用できるサービスです。
トッピングには1GB~150GBのデータ容量やデータ使い放題、通話かけ放題などの通話オプション、ストリーム配信やスポーツチャンネルの視聴サービス、スマホ故障サポートなどの種類があります。
たとえば、国内出張や国内旅行などでホームルーターやWi-Fi設備が無い場合に、そのときだけ使えるように適当なデータ容量のトッピングを追加して購入できます。
ほかにも、インターネット設備が家に無い方でデータ使い放題を購入し、休日にデータ容量を気にせず動画配信をみたり、ゲームをしたりといった使い方も可能です。
以上のように短期間の利用に大きな威力を発揮する一方、トッピングを購入しなければ月々の利用料金はなんと0円(税込み)です。
維持費がかからないということは、サブ端末のSIMとして用意しておき、必要に応じてトッピングを購入するなどの使い方もできますよ。
楽天モバイルのプランがRakuten UN-LIMIT Ⅶとなった今、0円(税込み)で維持できるのはpovoしかありません。
なお、最後のトッピング購入から180日以上経過した場合、サービスの利用が停止されるか、あるいは契約の解除となりますので注意しておきましょう。
トッピングは有効期限が切れたり、データ容量を使い切ったりしたときは、再度購入しなければならず、若干の手間が発生するほか継続利用には向きません。
日々のデータ使用量にむらがあったり、通話する月としない月が明確にわかる方におすすめのサービスです。
LINEMOがおすすめな方
LINEMOがおすすめなのは以下のような方です。
- 電話はせずほとんどLINE通話やメッセージを多用する方
- LINEでさまざまな種類のスタンプを使いたい方
- Wi-Fi環境下での使用がメインの方
LINEMOは月額990円(税込み)から利用できるミニプランは、コスパが高く継続利用しやすいサービスです。
ほとんど電話番号を使った通話はせず、家族や友人とはLINE通話やLINEビデオ通話しかしない方にピッタリです。
LINEMOでは、LINEギガフリーというサービスが提供されており、無料通話アプリのラインを利用するときにかかったデータ容量は全て使い放題になります。
また、20GBのスマホプランにはLINEスタンププレミアムベーシックコースが追加料金なしで利用できるため、LINEのやりとりでスタンプを多用する方にはメリットがあります。
LINEスタンププレミアムについては「LINEMO公式サイト」を参考にしてくださいね。
以上のように、データ容量は3GBのミニプランと20GBのスマホプランがありますが、3GBだと楽天モバイルやpovo、20GBではahamoに軍配があがるため優先度は低いでしょう。
ですがソフトバンク回線を利用した快適な通信環境が魅力的で、各サービスよりも月額料金が安く、継続利用しやすいと言えます。
そのため、大手キャリア電波しか利用できないエリアにお住まいの方や、LINEは多用するけど電話はほとんどかけずSMSも利用しない方などにおすすめできるサービスです。
LINEMOは3G回線にも対応しているので、4Gや5G回線が入りにくい通信環境でも安定して使用できるのも魅力的ですよ。
楽天モバイルがおすすめな方
楽天モバイルは以下のような方におすすめです。
- 楽天モバイル電波のエリア内にお住まいの方
- なるべく通信速度の速い回線を選びたい方
- 通話料金をなるべく抑えたい方
- お得なキャンペーンやポイント還元が充実しているサービスを利用したい方
楽天モバイルはこの記事で解説しているとおり、従量課金制を採用しているため、使った容量に対しての支払いがきます。
そのため、使いすぎて利用制限がかかったり、逆に容量が余ってしまい料金の割に使用量が少なく損をしたりといったことがありません。
楽天モバイルの人口カバー率は98%となっており、日本全国で利用できるうえ、平均速度は今回比較しているサービスの中でもっとも高速です。
楽天回線が正常に受信できる場所では安定した高速通信ができますよ。
また、Rakuten LINKを利用することで、オプションなどなく無料でかけ放題となります。
キャンペーンはダントツで多く使いやすいうえ、条件が簡単なものもあるため、特典を受け取りやすくポイント還元も豊富です。
お得なサービスが揃っており料金が格安ですので、多くの方におすすめしたい回線です。
しかし、回線電波の強度が悪く、無料通話の条件であるRakuten LINKの品質が悪いため、利用するときはエリア確認などをしっかりと行なっておきましょう。
これらの条件をクリアすると、とても使い勝手の良いサービスですので、ぜひ検討してみてくださいね。
高品質な回線でどこでも通信できるサービスを利用したいのであればahamoがおすすめです。
ahamoのメリットは前述したとおりで、ドコモ回線を利用した高速通信が低価格で利用できるとあって人気です。
大容量のデータ通信を安定して快適な環境下で、費用をなるべく抑えてしたい方はahamoがおすすめですよ。
ahamoであれば人気のない山間部や海上など、特殊な環境以外ではほとんどの場所で利用できます。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルに関するよくある質問
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのよくある質問を紹介します。
それぞれ解説しますので、参考にしてみてくださいね。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルならどれがおすすめ?
あなたの使い方によっておすすめできるサービスが変わります。
詳しくは「ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル|それぞれおすすめな方を紹介」で解説しています。
あなたにピッタリなサービスを探し出してみてくださいね。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの2契約はあり?
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルをどれか1つ契約したあと、別の回線を契約するのももちろんできます。
たとえばメインスマホにahamoを契約し、2つ目の契約をpovoにするといった具合にしておくのが良いでしょう。
この組み合わせだと、ahamoにて基本プランを利用しておき、容量がなくなったときや仕事用などにpovoを利用するといった使い方ができます。
組み合わせは自由で、この記事で紹介しているサービス以外にも回線サービスは多岐にわたりますので、探してみてください。
ロケモバでも以下の記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルへの乗り換え手順は?
それぞれの乗り換え手順は別記事で解説しています。
下記で解説していますので参考にしてみてくださいね。
なおLINEMOおよび楽天モバイルでは、現在の契約状況別にまとめています。
下記に該当するものを参考にしてください。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのサポート問い合わせ先は?
契約するときやサービスを利用する中で困ることもあるでしょう。
そんなときは調べるのも手ですが、まずは各サービスのサポートに問い合わせするのがおすすめです。
各サービスの問い合わせ先は下記のとおりです。
ahamoでもLINEは使える?
ahamoだけに限らず、すべてのサービスで無料通話アプリであるLINEが利用できます。
ですので心配せずに好きなサービスを契約してくださいね。
LINEMOのLINEギガフリーはLINEのサービス全部対象?
LINEギガフリーでは、LINEで提供されているサービスすべてが対象となっているわけではありませんので注意しておきましょう。
LINEMOで特典として利用できるLINEギガフリーは、メッセージのやりとりであるトーク、音声通話およびビデオ通話を行なう際にデータを消費しません。
また、速度制限がかかっていても上記の使い方をするうえでは、通常どおり高速通信が可能です。
ほかにもLINE VOOM(タイムライン)やディスカバー(写真・動画)の表示もできます。
一方、スタンプショップの利用やダウンロード、ニュース記事の閲覧は対象外です。
以上のように、LINEの全機能がLINEギガフリーの対象になっているわけではありません。
詳しくは「LINEギガフリー公式ページ」で解説されています。
LINEMOを利用する方は参考にしておきましょう。
ahamoとau、比較するとどちらがおすすめなの?
ahamoとauを比較すると下記のようになります。
ahamo | au | |
---|---|---|
月額基本料金 |
|
|
通話オプション | 5分未満の通話が何回かけても無料 かけ放題プラン:1,100円(税込み) |
|
データ超過後安心ポイント | - | 使い放題MAX 4G / 5Gであれば無制限で利用可能 |
データローミング | 82か国で20GBまでデータローミングが無料で利用可能 | 現地に到着後データローミングアプリから日数を指定して購入 |
端末の購入方法 | 公式サイト ドコモオンラインショップ SIMフリー端末の購入 |
auオンラインショップ auショップ SIMフリー端末の購入 |
ahamoとauを比較すると、ahamoのサービスが安くまとまっており、auを利用するよりもお得ということがわかりますね。
auのようにデータ通信を無制限で利用することはできませんが、大盛プランにするとデータ容量は100GBまで利用できますので、容量不足をカバーできます。
さらに5分以内の通話がかけ放題となるサービスが標準でついていますので、短い電話をかける方にとってはとても魅力的です。
標準のプランであるahamoでは20GBのデータ容量が利用できるうえ、通信速度がかかった場合でも1Mbpsの通信速度があるため、速度制限を気にすることなく快適に使えます。
高画質の動画視聴など、高速通信が必要な使い方はできなくなりますが、大きなメリットの1つです。
一方auには無制限で利用できる使い放題MAX 4G / 5Gがあるので、ahamoのデータ容量では足りない方におすすめですよ。
海外によく行く方は、ahamoのデータローミングが無料で20GBまで使えるので安心して使えます。
auでは追加料金が発生してしまうため、この点もahamoがおすすめです。
以上のように、ahamoとauを比較すると、ahamoの方がお得かつ多くのサービスが利用できます。
通信回線の品質も、ドコモ回線が利用できるため不満なく使えるでしょう。
大量のデータ通信を行なう方でなければ、ahamoは十分にその性能を発揮してくれます。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル|あなたにあったサービスを選ぼう
この記事では、ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルのサービスをさまざまな要素から比較してきました。
各サービスにはそれぞれメリットやデメリットが存在しており、どこを重視するのか、どの要素を捨てるのか取捨選択をしつつ、あなたの状況と照らし合わせて契約するサービスを決めましょう。
最後に、それぞれのメリットデメリットをまとめてみましたので、確認してくださいね。
- ahamo
月間20GB:2,970円(税込み) / 大盛プラン100GB:4,970円(税込み)の低価格が魅力
5分以内の通話が無料でかけ放題
通信速度制限がかかっても最大1Mbpsを維持
データローミングが20GBまで無料
ドコモ回線の高品質かつ安定した通信 - povo
欲しいものを使いたいときにすぐ購入できるトッピングシステム
基本プランは0円(税込み)と圧倒的に安い維持費
短期間のスポット利用に最適
au回線の高品質かつ安定した通信 - LINEMO
ミニプラン3GB:990円(税込み) / スマホプラン20GB:2,728円(税込み)の低価格が魅力
LINEの主要機能がデータ消費なし・速度制限されずに使える
契約から1年間は通話オプションが毎月550円(税込み)割引
スマホプランはLINEスタンププレミアムベーシックが無料で使える
キャンペーンが豊富
ソフトバンク回線の高品質かつ安定した通信 - 楽天モバイル
従量課金制で使った分だけ支払うプランが魅力
データ容量は段階はあるものの無制限で利用できる
Rakuten LINKを使うと通話料金が無料
豊富なキャンペーンが魅力的
- ahamo
他社サービスと比較して月額料金が少々高い
キャンペーンが少ない - povo
トッピングを購入する仕組みのため継続利用サービスが無い
海外でのデータローミングサービスが無い
キャンペーンが少ない - LINEMO
データローミングは有料オプション - 楽天モバイル
プラチナバンドを使っていないため電波強度が弱い
もちろん、メリットデメリットだけで契約するサービスを選択するのは早計ですが、大きな参考になります。
あなたの欲しいサービスを提供しているか、キャンペーンは魅力的なものがあるのか、しっかりと吟味してくださいね。
この記事では簡単に解説した部分もありますから、詳しくは下記のリンク先記事を参考にしてみてください。
各サービスについてより詳しく解説しています。
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