「格安SIMに乗り換えたいけどまずどうすればいいの?」
ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアから格安SIMに乗り換える人が増えてきました。
しかし、格安SIMへの乗り換え手順はわかりにくいですよね。
そこでこの記事で、大手キャリアから格安SIMへの乗り換え手順、メリットやデメリット、おすすめの会社を紹介します。
本記事を参考にすれば、格安SIMへの乗り換え手順はかなり理解できるので、ぜひお得なスマホライフをゲットしてくださいね!
こちらが本記事で紹介する格安SIM5選です。詳細は記事の中で紹介しています。
動画で見たい方はこちらが参考になります。
格安SIM | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
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![]() UQモバイル | ・安定したau回線 ・ネット回線とのセット割あり ・ショップが豊富 | UQモバイル公式サイト |
![]() irumo | ・0.5GB税込550円からの格安プラン ・3GB、6GB、9GBには最大2,387円(税込)割引 ・安定したドコモ回線 | irumo公式サイト |
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格安SIMに乗り換える手順【現在のスマホをそのままSIMのみ乗り換える】
格安SIMに乗り換えるためには大きく分けて「現在のスマホをそのまま使う」方法と「スマホ本体も買い替える」方法の2種類があります。
まずは「現在のスマホをそのまま使って格安SIMに乗り換える方法」を以下の手順で解説します。
- 格安SIMに乗り換える前にやること
- 格安SIMへの乗り換えに必要なものの準備
- 格安SIMへの乗り換え手続き手順
- 格安SIMへの乗り換え後の初期設定手順
以下で順番に解説します。
格安SIMに乗り換える前にやること
- 自分が普段どのくらいのデータ利用量かを知る
- どの格安SIM会社にするかを決める
- 自分のスマホのSIMカードのサイズを確認する
格安SIMに乗り換えるにあたって自分が普段どのくらいデータ通信しているか?を知るのはとても大切です。先月や先々月、1GBしか使ってないのか、7GBなのか?20GBなのか?で、選べる格安SIM会社やプランが決まってきます。
契約しているスマホキャリアのマイページにログインし「利用状況」などから確認してください。
そして、自分の使っているデータ容量や、本記事を参考に契約する格安SIM会社を決定してください。
そして自分のスマホのSIMカードのサイズを確認しておきましょう。SIMカードには「標準SIM、micro-SIM、nano-SIM」の3種類あります。自分のスマホのメーカーページなどでSIMサイズをチェックしておきましょう。
違うSIMサイズで契約してしまうと、SIMの再発行が必要で、時間やお金が余計にかかってしまうので必須です。
格安SIMへの乗り換えに必要なものの準備
- クレジットカード
- 身分証明書
- MNP予約番号
ほとんどの格安SIMは「クレジットカード決済」に対応しているので、クレジットカードがあれば間違いありません。一部、デビッドカードや口座振替での支払いもできますが、クレカがあればほぼ100%契約できるので安心です。
身分証明書は、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードを用意しましょう。健康保険証では、直近3か月の公共料金の明細が必要なことがあります。
MNP予約番号とは、現在使っている電話番号と同じものを次の格安SIMでも使うために必要な10桁の番号です。格安SIMへの乗り換えに必ず必要なので、現在使っているキャリアのショップ、電話、マイページのいずれかで手続きをして入手しておきましょう。
格安SIMへの乗り換え手続き手順
実際の格安SIMへの乗り換え手続き手順はこのようになります。
- 格安SIM会社に申し込む
- 自宅にSIMが届く
- 自分でSIMの差し替えを行う
- 初期設定を行う
格安SIMへの乗り換えはネットショップでの購入に似ているので、ネットで買い物をよくする方にとっては難しくありません。
ネットショップと同じように、注文した商品(SIM)を郵送で受け取ります。
少し難しいのが「自分でSIMの差し替えを行う」点です。iPhoneであれば本体の側面の小さい穴に専用のピンか安全ピンを差し込み、SIMスロットを取り出し、SIMの入れ替えを行います。
Androidスマホは機種によりますが、大抵は本体の側面にSIMスロットがあります。あるいは裏面の電池パックを外した場所にSIMスロットがあるので、そちらでSIMの差し替えを行います。
スマホの初期設定は慣れていないと難しく感じるかもしれませんが、次項を参考に設定をしてみてください。
格安SIMへの乗り換え後の初期設定手順
格安SIMに乗り換え、SIMの差し替えが完了すれば、契約した格安SIM会社の電波を受信できるように初期設定をする必要があります。
初期設定の方法は契約形態や機種、会社によって微妙に違いますが、SIMに同封された案内の紙や、格安SIM会社の初期設定のページを参考に設定をしてください。
スマホが苦手な方には厳しいこともあるので、どうしてもできない場合や家族や知り合いのスマホが得意な人にお願いするのもよいかもしれません。
格安SIMに乗り換える手順【スマホ本体も乗り換える】
ここまでは「現在使っているスマホのまま、格安SIMに乗り換える」方法を解説しました。
ここからは「スマホも買い替えつつ、同時に格安SIMに乗り換える」方法について解説します。手順はこちらです。
- 格安SIMに乗り換える前にやること
- 格安SIMへの乗り換えに必要なものの準備
- 格安SIMへの乗り換え手続き手順
- 格安SIMへの乗り換え後の初期設定手順
以下で順番に解説していきます。
格安SIMに乗り換える前にやること
- 自分が普段使っているデータ量を調べておく
- 新しく購入するスマホ、契約する会社、プランをチェックする
- 各SNSやウェブサービスのパスワードをチェックしておく
格安SIMに乗り換える前に、自分が普段どのくらいデータ通信量を使っているかをチェックしておきましょう。現在使っている会社のマイページなどでチェックし、格安SIM選びに活かしましょう。
いままで使っていたデータ量や本記事を参考に、新しく契約する会社やプラン、購入するスマホを選びましょう。
そして最も重要なのはSNSなどの各サービスのパスワードを改めてチェックし、できればメモしておきましょう。スマホを買い換え、データ移行を完璧にしたとしても各種SNSやWebサービスには再ログインする必要があります。
むしろ、データ移行をしなくてもSNS(LINEも含む)にログインさえできればほとんど問題なく新機種に移行できます。ログインのためのIDやパスワードをメモしておき、スムーズな機種変更に役立てましょう。
格安SIMへの乗り換えに必要なものの準備
- クレジットカード
- 身分証明書
- MNP予約番号
格安SIMへの乗り換えに必要なのはこちらの3つです。
支払い登録は、デビッドカードや口座振替の登録が可能なこともありますが、クレジットカードがあればほぼ100%契約できるので安心です。
身分証明書には運転免許証やマイナンバーカード、パスポートがあれば万全です。健康保険証しかない場合や、直近3か月以内の公共料金の領収書があればOKなことがほとんどです。
MNP予約番号とは、いま使っている電話番号はそのままに格安SIMに乗り換える手続きに必要な10桁の番号です。現在使っているケータイ会社の店舗か、電話か、マイページから手続きして必ず取得しましょう。
とはいえ、MNP予約番号は有効期限が15日しかないので、取得が早すぎてもダメです。契約の直前に取得しましょう。
格安SIMへの乗り換え手続き手順
格安SIMへの乗り換え手続きの手順はこちらです。
- 格安SIM会社で申し込み、機種を購入する
- 機種とSIMを受け取る
- 届いた機種にSIMを差し込む
- 初期設定をする
①の申し込み時に購入したい機種を選びましょう。また、申し込み時にMNP予約番号を入力することで今までと同じ電話番号を格安SIMで使えます。
ネットショップでの購入と同じように自宅にスマホとSIMが届くので、SIMをスマホに挿入しましょう。iPhoneを含む多くのスマホは本体の側面にSIMスロットがあります。側面にない場合は本体裏面の電池パックを取り外してSIMカードを差し込む機種もあります。
SIMの差し込みができれば、特別な設定をしなくてもネットが繋がることはありますが、基本的に次項の初期設定をする必要があります。
格安SIMへの乗り換え後の初期設定手順
初期設定は機種やプラン、契約状況によって微妙に異なります。SIMに同封されている案内の紙や、格安SIMキャリアのホームページを参考に初期設定を行なってください。
初期設定が完了し、ネットに繋がり、ディスプレイ上部にキャリア名が表示されれば乗り換え完了となります。
データ移行やアプリの再ログインをすれば、今までと同じようにスマホが使えるようになります。
初期設定は、スマホが苦手な人にとっては難しく感じるかもしれないので、自信がなければ家族や友人のスマホが得意な人にお願いすることも考えてみてください。
格安SIMへ乗り換えるタイミング
「格安SIMに変更した方が安いのは知ってるけど、どのタイミングがいいんだろう?」
このようにお考えではないでしょうか?そこで、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるベストタイミングを3つ解説します。
基本的にはいつ格安SIMに乗り換えてもOKなんですが、ぜひこちらも参考にしてくださいね。
- 前のキャリアの利用料金もかかるので月末がおすすめ
- 端末の分割払いが終わったタイミング
- 光回線や電気を乗り換えたタイミング
以下でそれぞれ解説していきます。
前のキャリアの利用料金もかかるので月末がおすすめ
まずは「月初か?月末か?」という疑問に答えたいと思います。
多くのケータイ会社は、解約月の月額料金は日割りになりません。
- ドコモ:日割りにならない
- au:日割りにならない
- ソフトバンク:日割りにならない
一方、契約月(初月)の料金は日割り計算されることが多いです。
- 楽天モバイル:日割りにならない(使ったデータ容量に応じて決まる)
- ワイモバイル:日割りになる
- ahamo:日割りになる
- LINEMO:日割りになる
- UQモバイル:日割りになる
以上のことからわかることは、格安SIMには月末に乗り換えた方がお得ということです。月末に乗り換えれば、乗り換え元のケータイ会社の料金は1か月分かかりますが、乗り換え先の料金は日割り計算され、数十円〜数百円しかかりません。
しかし月初に乗り換えると、乗り換え元も乗り換え先もどちらも1カ月分近く支払うことになります。
ただ、30日や31日を狙って乗り換えると手続きのミスで翌月になる可能性があるので25日〜28日がおすすめです。
ちなみに上記格安SIM会社5社も解約月は日割りにならないので、今後もケータイ会社の切り替えは月末がよいと覚えておくとよいでしょう。
端末の分割払いが終わったタイミング
現在のスマホは分割払いで購入されましたか?
もし現在支払い中であれば、支払い終えたタイミングでの乗り換えがおすすめです。24回や48回分割でスマホを購入している場合は、支払い終わったタイミングで新しい機種を購入しましょう。
支払いが終わっていなくても、新しい機種を購入できますが、次も分割払いにすると、2機種分の分割払いをすることになり、支払いが増えてしまうのでおすすめできません。
逆に、とっくの昔に払い終わっている方は、いつでも乗り換えの準備ができているとも言えます。
光回線やでんきを乗り換えたタイミング
格安SIMの中には、光回線や電気料金とのセット割が用意されている会社もあります。
- 楽天モバイル:楽天ひかり、楽天でんきとのセット割なし
- ワイモバイル:おうち割光セット(A)(毎月最大1,188円割引)/おうち割でんきセット(A)(毎月110円割引※25ヶ月目以降は55円割引)
- ahamo:光回線のセット割なし/ドコモでんき(dポイント還元率アップ)
- LINEMO:セット割なし
- UQモバイル:自宅セット割(毎月最大858円割引)
ワイモバイルやUQモバイルを契約予定であれば、光回線や電気の乗り換えとセットで契約することでセット割が適用されます。
引越し先のインターネットや電気を決める時、まとめて格安SIMの乗り換えもしてしまうことで、長期間お得にスマホが使えます。
格安SIM選びのポイントは?
初めて格安SIMを契約するときは「これで大丈夫かな?」と不安に思うかもしれません。
そこでここでは、格安SIMを選ぶ際に失敗しないためのポイントを5つ紹介します。格安SIM選びへの乗り換えを考えている方は、ぜひこちらをチェックしてから契約してくださいね。
- 損しないタイミングで乗り換える
- お得なキャンペーンを利用する
- 自分が使うデータ量を把握する
- ショップのサポートがあるか確認する
- データ移行の方法を確認する
以下で詳しく解説します。
損しないタイミングで乗り換える
上述のように、格安SIMに乗り換えるタイミングは月末がベストです。できたら新しいケータイ会社は25〜28日にスタートするくらいがちょうどよいです。
そうしないと、月初に格安SIMに乗り換えてしまうとその月は2社から1か月分の料金を請求され、数千円損してしまいます。
せっかく節約のために格安SIMに乗り換えても損しないために、ぜひ月末に格安SIMに乗り換えましょう。
お得なキャンペーンを利用する
格安SIM会社は、各社で乗り換えキャンペーンを準備しています。
特にMNP乗り換え(電話番号そのままでの乗り換え)であれば数万円分の還元があり、さらにスマホを購入すると還元額が上乗せされることもあります。
キャンペーンによる還元額が一番高いのは楽天モバイルで、乗り換え+機種購入で3万円を超える還元が行われています。
その他の会社でも、5,000〜10,000円くらいの還元が受けられることが多いので、ぜひキャンペーン適応条件を確認しつつ、お得に乗り換えをしましょう。
自分が使うデータ量を把握する
大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合、必ず自分の月のデータ利用量を確認し、それにピッタリのプランを選びましょう。
事前に確認をしておかないと、データ容量が足りなくて不便な思いをしたり、追加チャージを繰り返して結果的に割高になったり、逆にデータ容量が多すぎるプランで無駄な月額料金を払うことになります。
格安SIMに乗り換える際は、自分が使う容量にピッタリのプランを選びましょう。
ショップでのサポートがあるか確認する
格安SIMが大手キャリアと一番違う点は基本的に申し込みやサポートはオンラインという点です。
トラブルがあったり、わからない操作があっても基本的にはネットで自分で調べて解決します。
ただ、本記事でおすすめしている5社には、店舗が用意されている会社もあります。
- 楽天モバイル:1,000店舗以上
- ワイモバイル:581店舗
- ahamo:ドコモショップで有料でサポート(3,300円/回)
- LINEMO:店舗なし
- UQモバイル:182店舗
LINEMOのように店舗が用意されていないことが格安SIMではむしろ普通です。不安なときは店員さんに教えてもらえいたい!という方は楽天モバイルやワイモバイルを選びましょう。
データ移行の方法を確認する
新しくスマホを購入する方は、新しいスマホに写真やアプリなどのデータを移行することになります。
iPhoneとAndroidによって、以下のアプリや機能を使うことになります。
- iPhone→iPhone:クイックスタート
- Android→Android:Googleドライブ
- iPhone→Android:Googleドライブ
- Android→iPhone:「iOSに移行」アプリ
これらの方法で多くのデータは移行できますが、アプリやデータによっては正しく移行できず、手作業での移行も必要になることがあります。
特に個別アプリのログインはIDやパスワードを再度入力する必要があるので、パスワードは事前に確認しておくのがおすすめです。
データ移行の方法も頭の中で想定できていれば、もう格安SIMへの乗り換え準備はバッチリと言えます。
キャリアから格安SIMに乗り換えるメリット
現在大手キャリアのスマホを使っている方は、格安SIMに乗り換えることで具体的にどのようなメリットがあるか気になるかもしれません。
やはり格安SIMにメリットを感じる場合が多いからこそ、昨今はキャリアからの乗り換えも目立ちます。
キャリアから格安SIMに乗り換えるメリットは、主に以下の4つです。
- 月額基本料金が安い
- 料金体系がシンプルでわかりやすい
- 解約縛りがなくカジュアルに使える
- 自分に合ったデータ量を選べる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
月額基本料金が安い
格安SIMに乗り換えるメリットとして、最も多く挙げられるのが月額料金が安いという点です。
名前の通り格安SIMは月額料金の安さが魅力であり、大手キャリアよりも安い場合が多くあります。
例えばauの1GB未満の月額基本料金は2,178円(税込)ですが、LINEMOの同プランは990円(税込)です。
毎月使える容量が同じにも関わらず、料金の差が1,000円(税込)以上もあるため、格安SIMに乗り換える方が多いのは言うまでもありません。
格安SIMは独自のセット割も適用される場合もあるため、月額基本料金を抑えたい方にはもってこいです。
料金体系がシンプルでわかりやすい
格安SIMは料金体系がシンプルでわかりやすいと定評があります。
大手キャリアは家族割・通話オプションなど、比較的複雑な仕様になっていますが、格安SIMは非常にシンプルです。
オプションの有無を自分で選べる場合も多く、必要最低限なものにしか料金がかかりません。
通話オプションが必要ないのであれば、データ通信のみのプランにだってできます。
スマホの料金体系に頭を悩ませた経験がある方は、格安SIMの料金体系に驚くはずです。
解約縛りがなくカジュアルに使える
基本的に格安SIMには解約縛りがありません。
大手キャリアはこれまで2年間の最低利用期間があり、契約期間内に解約すれば違約金が発生していました。
しかし解約縛りがない格安SIMは、自分の好きなタイミングで解約できます。
仮に解約縛りがあったとしても大手キャリアより期間が短く、違約金も安い場合が多いと言えます。
ちなみに以下の5社は、いずれも解約縛りがありません。
キャンペーンが実施されているタイミングで乗り換えれば、継続してスマホをお得に利用できるでしょう。
自分に合ったデータ量を選べる
ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアは「段階制プラン or 無制限」の2つのプランしか基本的に選べません。
格安SIMはもっと細かく、3GB〜20GB程度までデータプランを選ぶことができます。
Wi-Fi環境にいることが多かったり、そもそもスマホをあまり使わない人は3GBで十分ですし、外出が多く、電車の中や移動時間に動画を見ることも多い方は20GBプランと、自分にあったデータ容量を選べます。
また月によってデータ容量を変更できるので「思ったより使わなかった/使った」場合にプラン変更ができ、結果的に大きな節約になります。
キャリアから格安SIMに乗り換えるデメリット
キャリアから格安SIMに乗り換えるには、デメリットもいくつかあるので事前に目を通しておくと安心です。
格安SIMのデメリットを強いて挙げるとすれば、以下の4つです。
- キャリアメールを引き継げない場合がある
- MNP申し込みだとスマホが使えなくなるタイミングもある
- ケータイショップで申し込みや対応
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キャリアメールを引き継げない場合がある
格安SIMは月額基本料の安さを第一優先としているため、サービスが最低限な印象です。
その例としてキャリアメールを提供していない場合があります。
格安SIMでメールを利用するならば、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用しましょう。
とは言え、現在は330円(税込)ほどの月額利用料でキャリアメールが引き継げるようになりました。
au・ソフトバンク・ドコモのキャリアメールを利用している方も、格安SIMにキャリアメールを引き継げるようになったので安心してください。
通信速度が不安定な可能性も
格安SIMは大手キャリアと比べて通信速度が不安定だと言われています。
格安SIMはドコモやauなどの大手キャリアの回線を借り、サービスを展開しているため、通信の質は本家に勝りません。
キャリアからレンタルできる回線や量・幅には限りがあるためです。
実際の速度を比較してみると、以下の通りです。
サービス名 | 平均ダウンロード速度 |
---|---|
au | 80.39Mbps |
ソフトバンク | 91.69Mbps |
ドコモ | 118.47Mbps |
楽天モバイル | 81.7Mbps |
ワイモバイル | 84.05Mbps |
ahamo | 71.83Mbps |
LINEMO | 84.71Mbps |
UQモバイル | 84.4Mbps |
出典:みんなのネット回線速度
※上記表は2023/09/22時点の情報
最新情報は出典元から確認でき、当サイト記載の数値と乖離する可能性があります。
日常利用で不便を感じるのは少ないと言えますが、通信環境や利用者数によっては速度が遅くなります。
自社回線を保有していないことによるコスト削減が月額基本料金の安さに繋がりますが、なによりも通信速度を重視する方には向いていないでしょう。
ケータイショップで申し込みや対応をしてもらえないことも
格安SIMは基本的に申し込みもサポートも全てオンラインなので、ショップではサポートをしてもらえないことが多いです。
楽天モバイルやワイモバイル、UQモバイルは店舗でもある程度は対応してもらえますが、ドコモ、au、ソフトバンクと比べると圧倒的に店舗数は少ないです。
また、LINEMOはそもそも店舗がないため、全てオンラインで解決することになります。
ahamoはドコモショップで対応してもらえますが、一回ごとに3,300円かかります。
格安SIMを契約するならわからないことは自分で検索して解決する気持ちでいるとよいでしょう。
乗り換えでお得な格安SIM6選
乗り換えでお得な格安SIMは以下の6つです。
- 楽天モバイル【最高額のキャッシュバックが魅力!】
- LINEMO
- ワイモバイル
- ahamo
- UQモバイル
- irumo
それぞれ詳しく見ていきましょう。
楽天モバイル【最高額のキャッシュバックが魅力!】
出典:楽天モバイル
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン
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国内通話料金(税込) |
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オプション(税込) |
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店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
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通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
楽天モバイルのRakuten最強プランを初めてお申し込み&対象iPhoneのセット契約で、オンライショップなら最大19,000ポイント還元が受けられます。
この機会にiPhone本体も乗り換えたい方は、楽天モバイルのキャンペーンを利用すべきです。
数ある格安SIMの中でも、高額なキャッシュバックが受けられます。
楽天モバイルで最新iPhoneを購入したい方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。
楽天モバイルは専用アプリの「Rakuten Link」で通話をすれば、通話料もお得になるので使い勝手は抜群ですよ。
月額料金が大手キャリアより安いにも関わらずデータ無制限で使えるため、楽天モバイルは格安SIMと感じないほど使い勝手抜群と言えるでしょう。
LINEMO【6ヶ月間無料で使える&ソフトバンクから乗り換えでおすすめ】
出典:LINEMO
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
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店舗情報 | なし |
通信回線 | ソフトバンク回線 |
通信速度 |
|
支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://www.linemo.jp/ |
LINEMOは新規または他社回線からの乗り換えで、月額基本料990円(税込)のミニプランが、最大6ヶ月間も無料になります。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外ですが、それ以外のキャリアを利用している方にはおすすめです。
LINEMOはソフトバンク回線を利用しており、通信も安定しているため、格安SIMの中でもストレスを感じにくいと言えます。
加えて、月額料金990円(税込)のミニプランはキャンペーン割引を受けずとも安く利用できるので、固定費の削減になること間違いありません。
ワイモバイル【キャッシュバックと安心感の両立!】
出典:ワイモバイル
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
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割引サービス |
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店舗情報 | 全国約4,000箇所(ソフトバンクとの併設店舗込み) |
通信回線 |
ソフトバンク |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | http://ymobile.jp |
格安SIMへの乗り換えと同時にスマホも変えたいという方は、オンラインストア限定のタイムセールを利用すれば、人気のスマホがアウトレット価格で購入できます。
事務手数料や送料も無料なので、お得に格安SIMに乗り換えるならワイモバイルのオンラインストアを利用してみてください。
ahamo【ドコモから乗り換えでおすすめ】
出典:ahamo
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | ドコモ |
通信速度 |
参考:みんなのネット回線速度 2023/09/22時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://ahamo.com/ |
ahamoはNTTドコモが運営する格安SIMブランドなので、安定した高速通信が期待できます。
基本プランは20GBあたり2,970円(税込)で、最安とは言えませんが、ここには5分の無料通話が含まれています。
ahamoは専用のショップはありませんが、ドコモショップで有料(3,300円/回)でサポートが受けられます。初めての格安SIMで不安な方は、有料とは言え店員さんのサポートが受けられるahamoは安心感があります。
ahamo契約のまま、機種の取り扱い数が豊富なドコモオンラインショップで機種変更できるので、iPhoneなどの最新機種をドコモオンラインショップで購入することも可能です。
ahamoでiPhoneを利用したい方は、こちらの記事をご覧ください。
現在ドコモを使っている方の格安SIM乗り換え先としてピッタリです。
UQモバイル【auから乗り換えでおすすめ】
出典:UQモバイル
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
店舗情報 |
|
通信回線 | au |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://shop.uqmobile.jp/shop/ |
UQモバイルはKDDI(au)がサブブランドとして展開しているサービスです。
安定したau回線が使えるので、auからの乗り換え先としておすすめです。
インターネット回線やWiMAX、電気との豊富なセット割が用意されているので、これらのサービスを利用している方はよりお得に使えます。
また、近所にUQモバイルのショップやauショップがある場合は何かとサポートを受けられるので安心です。
irumo
出典:irumo公式
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | 全国のドコモショップ |
通信回線 | ドコモ |
通信速度 |
<<データ容量超過後速度>>
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://irumo.docomo.ne.jp/ |
irumoは2023年7月1日にドコモから新しく始まった低容量低価格のサービスで、料金プランは上記のとおり0.5GB・3GB・6GB・9GBと4つの低容量プランが提供されています。
料金が0.5GBだと550円(税込)と音声SIMを提供しているサービスの中では、最安値級の価格と魅力的です。
さらにirumoでは、ドコモ光またはドコモ home 5Gとのセット割とみんなドコモ割、irumoの料金をdカード払いで支払うことで割引が適用され、3GBプランは月額わずか880円(税込)で利用できるようになります。
- ドコモ光 / home 5G セット割:1,100円
- みんなドコモ割:1,100円(※3回線以上の場合。2回線目は550円)
- dカードお支払い割:187円
※すべて税込価格で記載
ドコモ光やドコモ home 5Gでインターネットを利用している方かつ、スマホの料金はdカードで支払っている方、スマホをあくまでも携帯電話として使っている方は、irumoがおすすめです。
irumo公式サイト:https://irumo.docomo.ne.jp/
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>irumoの評判・口コミはこちら
格安SIMに乗り換える前によくある質問
最後に格安SIMに乗り換える前によくある質問をまとめます。
- 格安SIMから格安SIMに乗り換えてもキャンペーンは使える?
- iPhoneでも格安SIMに乗り換えできる?
- auから乗り換えでおすすめな格安SIMは?
- キャリアから格安SIMに乗り換えでやっておくべきことは?
格安SIMから格安SIMに乗り換えてもキャンペーンは使える?
格安SIMから格安SIMに乗り換えても、キャンペーンは受けられます。
キャリアから乗り換える場合とキャンペーン内容は基本的に同じですが、親会社などの関係で一部内容が異なる場合もあります。
例えばUQモバイルは、SIMのみの契約および最大7ヶ月間無料の増量オプションIIに加入で最大13,000円還元が受けられますが、auまたはpovoからの乗り換え対象外です。
格安SIMから格安SIMに乗り換える場合は、念のためにキャンペーンの注意事項まで目を通すようにしましょう。
iPhoneでも格安SIMに乗り換えできる?
iPhoneでも格安SIMに乗り換えられますが、格安SIM会社によってはデータ通信などが正しく動作しない場合があります。
現在、iPhoneを使っている方は、格安SIMの申し込み前に動作確認を調べましょう。
いずれの格安SIMも動作確認端末一覧として、対応機種を公開しています。
ちなみにこの記事で紹介した以下の5社は、全てiPhoneに対応しています。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- ahamo
- LINEMO
- UQモバイル
auから乗り換えでおすすめな格安SIMは?
auから乗り換えでおすすめの格安SIMは「UQモバイル」です。
UQモバイルはauのサブブランドなので、auユーザーはこれまでとほとんど変わらない通信速度で格安SIMが利用できます。
UQモバイルはショップも全国に展開しているため、もしもの時でも安心してサポートが受けられます。
これまでとなるべく同じ品質で月額料金を抑えたいauユーザーは、UQモバイルを選んでみてください。
キャリアから格安SIMに乗り換えでやっておくべきことは?
キャリアから格安SIMに乗り換える前にやっておくべきことは、主に以下の2つです。
- キャリアメールの引き継ぎについて検討しておく
- MNP予約番号を取得する
以下の記事でそれぞれに大切なポイントを解説しています。
- ドコモから楽天モバイル
- ドコモからワイモバイル
- ドコモからahamo
- ドコモからLINEMO
- ドコモからUQモバイル
- auから楽天モバイル
- auからワイモバイル
- auからahamo
- auからLINEMO
- auからUQモバイル
- ソフトバンクから楽天モバイル
- ソフトバンクからワイモバイル
- ソフトバンクからahamo
- ソフトバンクからLINEMO
- ソフトバンクからUQモバイル
格安SIMでもGmailやYahoo!メールを利用すれば問題ありませんが、キャリアメールも引き継げるので検討しておきましょう。
また、格安SIMの申し込みまでに現在のキャリアでMNP予約番号を取得しておくと、スムーズに乗り換えができますよ。
まとめ
格安SIMに乗り換える手順は、一見難しいように思えるかもしれませんが、要領をつかめばスムーズに移行できます。
乗り換え手順は現在使っているスマホをそのまま使うかか否かで変わります。
現在使っているスマホを引き継ぎたいという方は、格安SIMの申し込み前に対応機種であるかを確認しておきましょう。
この記事で紹介した以下の6社であれば、どの格安SIM会社を選んでも問題ありません。
格安SIM | 特徴 | 公式サイト |
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![]() 楽天モバイル | ・3,278円(税込)で使い放題 ・プランは1つだけでシンプル ・楽天市場でのポイント獲得率アップ ・キャンペーンが豊富 ・Rakuten Linkで通話無料 | 楽天モバイル公式サイト |
![]() LINEMO | ・6ヶ月無料キャンペーン中 ・990円で3GBのお手頃プランあり ・ソフトバンクの高速回線 | LINEMO公式サイト |
![]() ワイモバイル | ・ソフトバンクの高速回線 ・タイムセールで機種が安く買える ・自宅光回線とのセット割あり | ワイモバイル公式サイト |
![]() ahamo | ・2,970円で20GBの格安プラン ・ドコモの高速回線が使える ・ドコモショップで対応してもらえる | ahamo公式サイト |
![]() UQモバイル | ・安定したau回線 ・ネット回線とのセット割あり ・ショップが豊富 | UQモバイル公式サイト |
![]() irumo | ・0.5GB税込550円からの格安プラン ・3GB、6GB、9GBには最大2,387円(税込)割引 ・安定したドコモ回線 | irumo公式サイト |
スマホの料金をなるべく抑えたい方は、ぜひ格安SIMに乗り換えてみてください。