日本国内の最大手キャリアのひとつであるドコモ。
ドコモユーザーの中には、料金の高さが不満で格安SIMへ乗り換えを検討している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし「ドコモを解約するとペナルティはあるの?」「ドコモから乗り換えるならどこがお得?」「ドコモから乗り換える前にやることはある?」など手続きに関する疑問や不安がありますよね。
本記事では、ドコモから他社へ乗り換える手順やドコモから乗り換えるのにおすすめの格安SIM5選など、ドコモから格安SIMに乗り換えるポイントについて詳しく解説します。
また、ドコモから乗り換えるデメリットやドコモから乗り換える注意点も解説するので、乗り換えてから後悔しないためにも最後までチェックしてください。
格安SIM | 特徴 |
---|---|
楽天モバイル | 月額3,278円でデータ無制限! |
LINEMO | LINEのデータ無制限で使える! |
ahamo | データ容量30GBと5分通話無料! |
mineo | 中速データ無制限プランあり! |
povo | データトッピングで0円運用可能! |
- ドコモからLINEMOへ乗り換えたい!
- ドコモからahamoへ乗り換えたい!
- ドコモから楽天モバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからmineoへ乗り換えたい!
- ドコモからpovoへ乗り換えたい!
- ドコモからワイモバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからUQモバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからirumoへ乗り換えたい!
- ドコモからIIJmioへ乗り換えたい!
- ドコモからイオンモバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからHISモバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからLIBMOへ乗り換えたい!
- ドコモからリンクスメイトへ乗り換えたい!
- ドコモからNUROモバイルへ乗り換えたい!
- ドコモからy.u mobileへ乗り換えたい!
- ドコモからソフトバンクへ乗り換えたい!
ドコモから他社へ乗り換える手順
- ドコモでMNP予約番号を発行する
- 必要なものや書類を準備する
- 必要ならスマホのSIMロックを解除する
- 格安SIMに申し込む
- 初期設定・回線切り替えをする
ドコモから格安SIMへ乗り換える場合に必要となる手順に関して解説していきましょう。
必要書類や申し込み方法など細かな部分で、格安SIMごとに違いはあるかと思いますが、乗り換えの大まかな流れは同じですので、まとめて紹介していきます。
ここでの手順をある程度頭に入れた上で、乗り換える予定の格安SIMのサイトなどで、詳細な手順について確認しておきましょう。
ドコモでMNP予約番号を発行する
MNPを利用して乗り換えを行う場合、まず最初にやるべきことは、ドコモからMNP予約番号を発行してもらうことです。
MNP予約番号の発行申請は、Web、ドコモショップ、電話の3つの方法で可能です。
ドコモショップで申請する場合は、ドコモショップ店頭での申し込みとなりますが、場合によっては来店予約が必要なケースがあります。
電話での申し込みは、ドコモのスマホから局番ナシの「151」から申し込むことが可能。
申請可能時間は9:00~20:00となっていますので、時間内に電話をしましょう。
もっとも手軽なのがWebからの申請です。
Web申請は24時間対応可能。dアカウントが必要になりますので、dアカウントを準備して、マイページから申請を行いましょう。
ドコモの場合、MNP予約番号の発行は原則即日発行となっています。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間となっていますので、MNP予約番号を発行する前に、乗り換える格安SIM選び、料金プラン選びなどは済ませておくといいでしょう。
必要なものや書類を準備する
MNP予約番号が発行されたら、次は格安SIMへの申し込みに必要な書類の準備です。
一般的に格安SIMに申し込む場合に必要な書類は2種類。本人確認書類と支払い方法に関する書類です。
本人確認書類に関しては、格安SIMによって多少の違いはありますが、基本的には公的機関が発行した、顔写真付きの証明書となります。
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードが該当することが多いので準備しておきましょう。
もちろんどの書類も、有効期間内のものでなければ身分証明書にはなりませんのでご注意ください。
料金の支払い方法に関する書類は、クレジットカードかキャッシュカードが一般的。
クレジットカード払いの方はカードを、口座振替を希望される方は、口座番号や支店名が分かるキャッシュカードや通帳を用意しておきましょう。
いずれにしても必要書類に関しては、これから契約する格安SIMのHP等でしっかり確認することをおすすめします。
必要ならスマホのSIMロックを解除する
続いて端末の準備です。
これまでドコモで利用していた端末をそのまま継続して利用する場合、また中古ショップなどでSIMロックがかかった端末を購入して格安SIMと契約を行う場合、端末のSIMロック解除が必要なケースがあります。
SIMロック解除に関しては、2021年10月1日以降に発売された端末では、正当な理由がない限りSIMロックをしてはいけないことになっています。
しかし、2021年9月以前に発売された端末の多くはSIMロックがかかった状態であり、この状態はドコモ回線以外では利用ができない状態です。
この記事で紹介しているおすすめの格安SIM各社が利用している回線を紹介しておきましょう。
キャリア | 使用回線 |
---|---|
ドコモ | ドコモ回線 |
楽天モバイル | 楽天回線(パートナー回線:au回線) |
ahamo | ドコモ回線 |
povo | au回線 |
mineo | ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線 |
LINEMO | ソフトバンク回線 |
ahamoはドコモの料金プランの1つですので、当然ドコモ回線を使用しています。
楽天は自社回線を持っており、さらにパートナー回線としてauの回線も利用できるシステムです。
KDDIが提供するpovoはもちろんau回線、同じくソフトバンクが提供するLINEMOはソフトバンク回線となります。
唯一複数の回線から自身で選択できるのがmineo。
mineoは契約申し込みの際に、どの回線を利用するかを選ぶ形になります。
この中の場合、ドコモから、楽天モバイル、povo、LINEMOに乗り換える場合、ドコモで使用していた2021年9月以前に発売された端末を利用する場合はSIMロック解除が必要ということになります。
また、mineoでもau回線やソフトバンク回線を利用する場合は同様です。
SIMロック解除に関してはWeb上でドコモに申し込むことで解除が可能です。
費用もかかりませんので、MNP予約番号を発行したら速やかにSIMロックを解除しておきましょう。
SIMロック解除にはいくつか受け付け条件があります。
詳しくはドコモHPでSIMロック解除に関して調べておきましょう。
格安SIMに申し込む
MNP予約番号が手元にあり、必要書類の用意が終わり、SIMロック解除に関しても完了したら格安SIMへの申し込みです。
格安SIMの中でも、店舗を持っており、店頭で乗り換えの申し込みを受け付けている会社はありますが、店舗はそこまで多くない上に、店頭申し込みの場合は事務手数料が必要になるケースが多くなります。
時間と費用に余裕がある方以外は、オンラインでの申し込みがおすすめです。
多くの場合オンライン申し込みは事務手数料が無料になります。
オンラインで申し込むと、数日後にSIMカードが自宅等登録した住所に届きます(乗り換えと同時に端末を購入する場合は端末とSIMカードが届く)。
SIMカードが手元に届いたら、後は開通手続きと端末の設定で完了です。
なお、初期費用を抑えたい方は、事務手数料無料の格安SIMを参考にしてください。
初期設定・回線切り替えをする
SIMカードが届いたら、まずは乗り換える格安SIMで開通の手続きを行います。
開通手続きに関しては、格安SIMごとにいろいろな方法がありますので、必ず事前にどのような方法で開通手続きを行うのかを確認しておきましょう。
格安SIMの開通手続き後は、必要であれば端末側の設定を行います。
端末側の設定はアクティベート設定やAPN設定などと呼ばれますが、自身が利用する格安SIMのHPで、自身が利用する端末の初期設定方法を確認しながら進めましょう。
端末の初期設定などと聞くと非常に面倒なように感じるかもしれませんが、実際にやってみると、ものの数分で終わりますし、複雑な操作や専門的な知識は必要ありません。
端末側の初期設定を行う前に、端末内に各種データがあるという場合は、必ずデータのバックアップを取った上で行うようにしましょう。
原則端末内のデータが消滅するようなことはない操作ですが、万が一操作を誤ると、データが消滅する可能性があります。
思い出の写真や友人知人の連絡先などは、しっかりバックアップを取って、万が一に備えて乗り換え作業をすることをおすすめします。
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ドコモから乗り換えるデメリット
- 通信速度が遅くなる
- dポイントやdカードのお得な特典が減ってしまう
- 自分で設定をしなければいけない場合がある
- 手続きの時に手数料が発生する
- 家族割などの特典が利用できなくなってしまう
現在ドコモで契約している方が、格安SIMや他キャリアに乗り換えるにはある程度のデメリットもあります。
ドコモからの乗り換えを検討している方は、こうしたデメリットを良く理解した上で、実際に乗り換えるかどうかを決めましょう。
通信速度が遅くなる
ドコモから格安SIMに乗り換えることで、通信速度が遅くなる可能性は高くなります。
また、速度だけではなく、通信の安定性という点でも、ドコモの方が上というケースは多いでしょう。
普段データ通信を多く利用される方はこの点をまずは理解しておく必要があります。
実際にどの程度速度に差があるかを、各キャリアの通信速度で比較してみましょう。
キャリア | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|
ドコモ | 130.21Mbps | 13.47Mbps |
楽天モバイル | 126.71Mbps | 34.14Mbps |
ahamo | 82.95Mbps | 9.89Mbps |
povo | 86.1Mbps | 14.35Mbps |
mineo | 51.94Mbps | 13.33Mbps |
LINEMO | 54.42Mbps | 12.53Mbps |
UQモバイル | 90.4Mbps | 15.0Mbps |
上の表は、実際に各キャリアを利用している方が、その回線速度を計測したデータです。
もちろん計測した場所や時間、状況などでも大きな影響を受けますので、ここで示した数値がそのキャリアの実効速度を証明するものではありません。
しかし、3ヶ月間日本全国各地で計測された速度ですので、ある程度の信憑性はあるでしょう。
データを見ると、通信速度という点ではドコモが格安SIMを圧倒していることがわかるかと思います。
この通信速度を当たり前と感じている方は、格安SIMに乗り換えることで物足りなさを感じてしまうかもしれません。
なお、格安SIMの通信速度が気になる方は、格安SIMの通信速度の比較を参考にしてください。
dポイントやdカードのお得な特典が減ってしまう
ドコモを利用している方は、スマホを利用しているだけでdポイントが貯まるなど、いろいろなdポイント特典を受けているかと思います。
特にドコモの利用歴が長いという方は、dポイントに関してもかなり大きなメリットを受けているでしょう。
格安SIMに乗り換えることで、このdポイント特典は原則受けられなくなってしまいます。
自分で設定をしなければいけない場合がある
ドコモユーザーの方は、スマホや契約に関して不明な点や、使い方が分からない場合、ドコモショップなどで簡単に問い合わせができるかと思います。
しかし、格安SIMの多くは、こうした店舗での店頭サービスを行っていません。
また、行っていたとしても、ドコモショップほど店舗数が充実しているということは少ないのが現状です。
そうなると、スマホや契約に関して不明点がある場合も、すべて自分で設定を行うなど、自力で解決しなければいけなくなります。
若い方でスマホに興味のある方などにとっては苦ではないことでも、スマホや機械自体が苦手という方にとって、いろいろな設定や手続きを、店頭サポートナシで行う事になるのはデメリットとなるかもしれません。
手続きの時に手数料が発生する
乗り換え手続きといっても、全てが無料というわけではないケースもあります。
ドコモからMNPを利用して転出する場合、ドコモでは手数料は発生しません。
2021年3月までは、MNP転出にあたっては手数料が必要でしたが、2021年4月以降はこのMNP転出手数料は廃止になっています。
しかし、受け入れる側である格安SIMとの契約においては事務手数料が発生するケースがあります。
もちろん事務手数料ですので、数万円などという高額になることはありませんが、少なくとも無料で乗り換えられるわけではないという点はデメリットとなるかもしれません。
家族割などの特典が利用できなくなってしまう
ドコモではいろいろなキャンペーンや割引サービスを提供しており、こうしたサービスの恩恵を受けているという方も多いかと思います。
特に注意したいのが家族割サービスです。
ドコモは古くから継続して利用しているユーザーが多く、若い方でも両親とともにドコモの家族割を受けているというという方も多いかと思います。
家族割のおかげである程度月額料金が割引になっている方も多いでしょう。
そういった方が、インターネット上の数字だけを見て乗り換えを行ってしまうと、そこまで割安感を感じないということも考えられます。
もちろんドコモの特典は家族割だけではありません。
そのため、これまでドコモと契約していることで受けていた恩恵に関しては、MNP転出と同時にすべて無くなってしまいます。
自身がどのような契約をしているのか、乗り換えることでどのような影響があるのかなどをしっかりと調べた上で乗り換えを検討しましょう。
なお、格安SIMの家族割が気になる方は、家族割に対応している格安SIMを参考にしてください。
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ドコモから乗り換えるメリット
- 月額料金が安くなる
- ドコモを解約する時の違約金が発生しない
- ドコモのキャリアメールを継続して利用できる
- 電話番号を引き継いでそのまま使える
ドコモから格安SIMに乗り換えると、通信速度が遅くなったり、ドコモ独自のサービスを受けられなくなったりと、ある程度のデメリットがあります。
とはいえ、デメリットがあるものには当然ですがメリットもあります。
ドコモから格安SIMに乗り換える際に得られるメリットに関しても説明していきましょう。
月額料金が安くなる
格安SIMはその名の通り、月額の利用料金が安いことが最大のメリットです。
そこで、ここで紹介した各社の、現在提供されている料金プランの基本料金を紹介しておきましょう。
以下で紹介するのは、すべて通話もできる最安の格安SIMの料金となります。
★ドコモの月額料金(ahamo含む)
料金プラン | データ上限 | 月額料金 |
---|---|---|
eximo | 1GB | 4,565円 |
1GB超~3GB | 5,665円 | |
3GB超~無制限 | 7,315円 | |
ahamo | 30GB | 2,970円 |
ahamo 大盛り | 110GB | 4,950円 |
Irumo 0.5GB | 0.5GB | 550円 |
Irumo 3GB | 3GB | 2,167円 |
Irumo 6GB | 6GB | 2,827円 |
Irumo 9GB | 9GB | 3,377円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
ドコモと新規契約(MNP転入含む)した場合に選べる料金プランは上記の7種類。
「eximo」、「ahamo」、「irumo」の3つのブランドに分かれており、それぞれの料金設定が上記の通りとなります。
一般的な格安SIMと比較するとやはり割高である感は否めないというのが正直な感想でしょうか。
★楽天モバイルの月額料金
料金プラン | データ上限 | 月額料金 |
---|---|---|
Rakuten最強プラン | 3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 | |
無制限 | 3,278円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
楽天モバイルは分かりやすく料金プランは1つだけ。
唯一の料金プランであるRakuten最強プランは、その月のデータ利用量によって、月額料金が変動するシステムになっています。
利用データ量が3GB以下であれば1,078円、3GB超20GB以下であれば2,178円、20GB超の場合、上限無制限で月額3,278円となります。
データ利用量が多かった月はそれなりに支払い、少なかった月は自動的に割引される感覚ですので、非常に利用しやすい料金プランといえるでしょう。
★povoの月額料金
料金プラン | 基本料金 | データトッピング | データ上限 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
povo2.0 | 0円 | データ使い放題(24時間)・(7日間)×12回 | 無制限 | 330円・9,834円 |
データ追加1GB(7日間)・(180日間) | 1GB | 390円・1,260円 | ||
データ追加3GB(30日間) | 3GB | 990円 | ||
データ追加20GB(30日間) | 20GB | 2,700円 | ||
データ追加60GB(90日間) | 60GB | 6,490円 | ||
データ追加120GB(365日間) | 120GB | 21,600円 | ||
データ追加150GB(180日間) | 150GB | 12,980円 | ||
データ追加300GB(90日間)・(365日間) | 300GB | 9,834円・24,800円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
月額料金という点で、なかなか判断が難しいのがpovoの料金プランです。
povoの料金プランは1つ。しかも基本料金は0円です。
ユーザーはこの料金プランに、自身に合ったデータトッピングを付け加えて、自分なりの料金プランをカスタマイズする形になります。
トッピングできるデータ量は、30日間のものもあれば24時間、180日間のものもあり、どのトッピングを選ぶのかで料金は大きく変わってきます。
自身のデータ利用量をしっかりと把握できており、また今後のデータ利用量に関してもある程度想定できる方向けの格安SIMといえるでしょう。
★mineoの月額料金
料金プラン | データ上限 | 通信速度 | 月額料金 | |
---|---|---|---|---|
マイピタ | 1GB | 1GB | 通常速度 | 1,298円 |
5GB | 5GB | 1,518円 | ||
10GB | 10GB | 1,958円 | ||
20GB | 20GB | 2,178円 | ||
マイそく | プレミアム | 無制限 | 最大3Mbps | 2,200円 |
スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 | ||
ライト | 最大300kbps | 660円 | ||
スーパーライト | 最大32kbps | 250円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
通信速度別の料金プランという珍しいプランがあるのがmineoです。
料金プランは大きく分けて2つ。データ利用別のマイピタプランと、通信速度別のマイそくプランです。
現在ドコモを利用している方で、月間のデータ通信量を超えてしまい、通信制限を受けたことがある方に分かりやすく通信速度を紹介すると、ドコモの通信制限時(低速時)の通信速度が300kbpsとなります。
300kbpsの速度で遅いと感じたことがある方は、現実的にマイそくライト以下のプランは選びにくいでしょう。
それぞれ4つのプランに分かれていますので、この8つのプランから自身に合った1つを選ぶ形になります。
★LINEMOの月額料金
料金プラン | データ上限 | 月額料金 |
---|---|---|
LINEMOベストプラン | 〜3GB 〜10GB | 990円 2,090円 |
LINEMOベストプランV | 〜20GB 〜30GB | 2,970円 3,960円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
2つの料金プランで非常に分かりやすいのがLINEMOです。
プランは、上限3GBのプランと20GBのプランのみ。どちらか自身にあった方を選びましょう。
もうひとつLINEMOの特徴と言えば、このデータ上限に、LINEアプリ利用分は加算されないという点です。
LINE利用分が加算されないLINEギガフリーは無料サービスになっていますので、LINEMOを利用する方は必ず加入するようにしましょう。
ここまで、各キャリアの料金プランを紹介してきましたが、これだけでは実際どこが安いのか、イマイチ伝わらないかと思いますので、月間利用データ別に比較表を作ってみましょう。
★月間データ利用量が1GBの場合
キャリア | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 4,565円 |
ahamo | 2,970円 | |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 1,078円 |
povo | povo2.0+データ追加3GB | 990円 |
mineo | マイピタ 1GB | 1,278円 |
マイそく スタンダード | 990円 | |
LINEMO | LINEMOベストプラン | 990円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
あまりデータ通信は利用しないという方にとって、もっとも安いのが、povo、mineo(マイそく スタンダード)、LINEMOの990円となります。
povoの扱いが難しい所ですが、1ヶ月で1GBと考えた場合、データ追加は3GBが対応プランとなります。
仮にその1GBを1週間以内で使い切るということであれば、390円(データ追加1GB・7日間)、1日で1GBを使い切り、ほかの日は利用しないということであれば330円(データ使い放題・24時間)まで下がりますが、これは特殊なケースですので参考程度と考えていいでしょう。
いずれの格安SIMを見ても、ドコモのeximoと比較すると大きな差になりますので、乗り換える意味は非常に大きいといえるでしょう。
ドコモの料金プランであるahamoでも、ドコモのeximoと比較するとかなり安くなりますので、料金プラン変更もひとつの方法です。
★月間データ利用量が3GBの場合
キャリア | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 5,665円 |
ahamo | 2,970円 | |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 1,078円 |
povo | povo2.0+データ追加3GB | 990円 |
mineo | マイピタ 5GB | 1,518円 |
マイそく スタンダード | 990円 | |
LINEMO | LINEMOベストプラン | 990円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
データ利用量の上限を3GBにしても状況はあまり変わらずpovo、mineo、LINEMOが最安値という計算になります。
ドコモのeximoと比較すると4,000円以上の差がつきますので、費用面だけを考えれば乗り換えた方が大幅にお得ということになります。
★月間データ利用量が5GBの場合
キャリア | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 7,315円 |
ahamo | 2,970円 | |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 2,178円 |
povo | povo2.0+データ追加20GB | 2,700円 |
mineo | マイピタ 5GB | 1,518円 |
マイそく スタンダード | 990円 | |
LINEMO | LINEMOベストプランV | 2,970円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
データ利用量が5GBになると、最安値はmineoのマイそくプラン。
仮にスタンダードよりも高速なプレミアムにしても月額2,200円ですので、ほかのキャリアと比較しても遜色ない金額となります。
格安SIM各社とドコモのahamoはそこまで大きな差ではなくなり、ドコモのeximoだけ飛びぬけて高額となりますので、5GB程度が目安の方は、少なくともahamoへの料金プラン変更を考えた方が良いでしょう。
★月間データ利用量が10GBの場合
キャリア | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 7,315円 |
ahamo | 2,970円 | |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 2,178円 |
povo | povo2.0+データ追加20GB | 2,700円 |
mineo | マイピタ 10GB | 1,958円 |
マイそく スタンダード | 990円 | |
LINEMO | LINEMOベストプランV | 2,970円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
ドコモのeximoは3GBを超えた以降は定額料金になりますので、これ以上高額になることはありません。
10GBでも5GBの場合とそこまで状況は変わらず、マイそくの安さが目立つという感じでしょうか。
★月間データ利用量が20GB超の場合
キャリア | 料金プラン | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 7,315円 |
ahamo | 2,970円 | |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 |
povo | povo2.0+データ追加20GB+α | 2,700円超 |
mineo | マイピタ 20GB+α | 2,178円超 |
マイそく スタンダード | 990円 | |
LINEMO | LINEMOベストプランV | 3,960円 |
※キャンペーンや割引サービスなどを考慮しない基本料金
月間利用量が20GBを超えるようなヘビーユーザーの場合でも、やはりドコモのeximoが最高値のプランとなります。
しかし、格安SIMの月額料金も上がってきますので、そこまで大きな差はつかなくなります。
このように、どのようなユーザーの方でも、ドコモから格安SIMに乗り換えることで、毎月のスマホ料金を抑えることができるようになるのは間違いありません。
ここでは基本料金のみでの比較となっていますので、実際自分で差を考える場合は、利用している各種割引サービスなども考慮に入れて考えるようにしましょう。
なお、20GB以内でおさまる方は、20GB使える格安SIMを参考にしてください。
ドコモを解約する時の違約金が発生しない
上のデメリットの項でも少し触れましたが、ドコモでは解約に関する違約金の制度が廃止されています。
そのため、契約期間に関わらず、解約、MNP転出をする際に違約金はかかりませんし、事務手数料もかからなくなっています。
以前と比較してMNPによる乗り換えに対するハードルは低くなっており、想像以上に気軽に乗り換えられるようになっていますので、この点はメリットと考えていいでしょう。
ドコモのキャリアメールを継続して利用できる
2021年から、大手キャリアを始め、キャリアメールを提供している各キャリアは、「キャリアメールの持ち運びサービス」を提供しています。
ドコモでもこのサービスは提供されており、月額330円(税込)を支払うことで、別のキャリアにMNP転出しても、変わらずドコモメールを利用できるようになっています。
近年ではLINEなど、SNSが連絡手段の中心となっており、キャリアメールはほぼ利用していないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、各ネットサービスなどに登録する際、キャリアメールのメールアドレスで登録しているというケースは多いのも事実です。
キャリアメールがなくなる場合、こういった各サイトの登録情報をすべて変更する必要があり、これは大きな手間となります。
キャリアメールを持ち運べるようになったことも、ドコモから格安SIMへの乗り換えのハードルを低くしたひとつの理由と考えていいでしょう。
ちなみにドコモのキャリアメール持ち運びサービスを利用する場合は、ドコモ解約後31日以内にドコモに申し込む必要があります。
この期間を経過すると持ち運べなくなりますので、乗り換えを考えている方は注意しましょう。
また、ドコモからahamoへの料金プラン変更の場合は、変更申し込みの時点でキャリアメールの持ち運びに関して申し込む必要があります。
電話番号を引き継いでそのまま使える
すでに多くの方がご承知のように、現在では同じ電話番号のままキャリアを変更する「モバイル・ナンバー・ポータビリティ(MNP)」が可能になっています。
もちろんドコモから格安SIMへ乗り換える際も、ドコモで利用していた電話番号を持ったまま移行できますので、電話番号を変更したい方以外はしっかりとMNPのシステムを利用しましょう。
MNPを利用する場合は、乗り換えの前にドコモからMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
このMNP予約番号の発行から、新しい格安SIMとの契約・開通まで、乗り換えの手順に関して次の項で解説していきましょう。
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ドコモから乗り換えるのにおすすめの格安SIM5選!
- 格安SIMの枠を超えた【楽天モバイル】
- LINE利用は無制限の【LINEMO】
- ドコモの新料金プラン【ahamo】
- 通信速度別の料金プランが魅力の【mineo】
- 月額料金をカスタマイズできる【povo】
ドコモから格安SIMへの乗り換えを考えている方は、格安SIMの会社が多すぎてどこに乗り換えればいいのか悩んでしまうかと思います。
そこでまずは、ドコモから乗り換える際に、おすすめとなる格安SIM会社を5社厳選し、その特徴とともに紹介していきます。
楽天モバイル
出典:楽天モバイル
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン
※Rakuten 最強プランをお申し込みの方に「楽天ドライブ」50GB分のストレージ容量を無料提供! |
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国内通話料金(税込) |
|
オプション(税込) |
|
店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
|
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
楽天モバイルは自社回線を持っていますので、厳密に言えば格安SIMではありませんが、その料金の安さなどはまさに格安SIM並みのキャリアです。
自社回線を持っているので通信の安定性はほかの格安SIMと比較すると断然に高く、非常に利用しやすいキャリアといえるでしょう。
気になる通信エリアですが、年々人口カバー率は高まっており、2024年11月現在では東京都の人口カバー率99.98%にまで達しています。
もちろん5G通信にも対応しているため、ドコモを利用している時と近い通信環境が確保できるでしょう。
サービス面ではやはり楽天ポイントによるサービスが特徴的で、楽天モバイルを利用することで、楽天での買い物でも大変有利になります。
普段から楽天市場をよく利用するという方は受ける恩恵も大きくなるでしょう。
料金プランも1つのみで分かりやすく、しかも使用したデータ量で料金が決まるというお得なプランになっています。
また、格安SIMではあまり提供されていない、データ通信量無制限にも対応するなど、1つの料金プランでも非常に利用しやすくなっています。
なお、楽天モバイルへ申し込み予定の方は、楽天モバイルのキャンペーン・楽天モバイルのクーポン・楽天モバイルのキャッシュバックも忘れずにチェックしましょう。
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LINEMO
出典:LINEMO
料金プラン(税込) |
※時間帯により速度制御の場合あり |
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
※一部対象外通話あり。5分超過の通話料は従量制(22円/30秒)。
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | ソフトバンク |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://www.linemo.jp/ |
2023年3月に新規契約を終了したLINEモバイルに代わり、注目を集めるのがLINEMOです。
LINEモバイルと同様にLINEアプリを利用する際のデータ利用量はカウントされないデータフリーのサービスがあるため、LINEを多用するというユーザーには非常に心強い格安プランとなっています。
料金プランはシンプルに2プラン。
料金プランで頭を悩ませることもなく、すんなり利用できるのが大きな特徴でしょう。
LINEMOが使用するのはソフトバンク回線。
ソフトバンクが提供する格安SIMのため、ほかのソフトバンク回線を利用している格安SIMと比較しても、通信の安定性という点では大きなメリットが考えられます。
LINEを利用する機会が多いという方に特におすすめしたいプランです。
なお、LINEMOを申し込む際は、LINEMOのキャンペーンを活用しましょう。
\ LINEがギガフリーの格安SIM! /
ahamo
出典:ahamo
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | ドコモ |
通信速度 |
参考:みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://ahamo.com/ |
格安SIMとしてここで紹介するのは違和感があるかもしれませんが、料金プランはまさに格安SIMともいえるahamoもおすすめとなります。
ご存じの方も多いかと思いますが、ahamoはドコモの料金プランの1つです。
そのため、「乗り替えをおすすめ」というのではなく、「料金プランの変更をおすすめ」となります。
現在ドコモを利用し続けている方の中には、まだ旧プランのまま契約している方も多いかと思います。
そんな方の中にはahamoに料金プランを変更した方がおすすめという方も多いでしょう。
ahamoの料金プランはシンプルに2つ。
データ使用量30GBのプランと、この30GBプランに80GBのデータ容量を増量した上限110GBの大盛りプランのみです。
旧プランやドコモのeximoと比較すると、使用するデータ量によってはahamoの方が断然お得になるというケースも多いでしょう。
ahamoはドコモの料金プランですから、当然これまで通りドコモのサービスを受けられますし、プラン変更に大きな手間や費用は必要ありません。
現在自身が利用しているプランをハッキリ覚えていない方などは、一度自身のスマホの使用状況を確認し、ahamoに変更することでお得になるのかを確認してみましょう。
なお、ahamoを申し込む際は、ahamoのキャンペーンを活用しましょう。
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mineo
出典:mineo
料金プラン(税込) |
マイピタ 【音声通話+データ通信】
マイそく 【音声通話+データ通信】
※データ通信のみは別料金 |
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国内通話料金(税込) |
22円/30秒 専用アプリ「mineoでんわ」使用:10円/30秒 |
オプション(税込) |
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店舗情報 | 全国193箇所(mineoショップ/mineoスポットは14箇所) |
通信回線 |
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通信速度 |
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支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://mineo.jp/ |
mineoの大きな特徴はその料金プランです。
mineoの料金プランには、ほかの格安SIMと同様に毎月のデータ利用量別で基本料金が決まる「マイピタ」のほかに、データ利用料は無制限で、通信速度によって基本料金が決まる「マイそく」があります。
格安SIMは数多いものの、通信速度で基本料金が決まるプランはほとんどなく、この点は大きな特徴でしょう。
普段使用する環境が社内や自宅など、Wi-Fiの整った環境がほとんどという方にとっては、通信速度はそこまで大きな問題ではありません。
こういった方に最適なのが「マイそく」。
通信速度の遅いプランにすれば、月額利用料金を大幅に抑えることが可能です。
通信エリアという点では、mineoはドコモ、ソフトバンク、auの大手3キャリアの回線が利用できますので、ドコモから乗り換えても回線がつながりにくいということはないでしょう。
なお、mineoを申し込む際は、mineoのキャンペーンを活用しましょう。
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※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトをお申し込みの場合は適用対象外となります。 /
povo
出典:povo
料金プラン(税込) |
基本料金0円 データ使い放題(24時間):330円/回 データ使い放題(7日間×12回分):9,834円/回 データ追加360GB(365日間):26,400円/回 |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | au回線 |
通信速度 |
平均ダウンロード速度: 86.1Mbps 平均アップロード速度: 14.35Mbps 出典:みんなのネット回線速度(2024/11/23時点の情報) |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://povo.jp/ |
povoはauを展開するKDDIが提供している格安プランであり、大きな特徴としては月額基本料金が0円という点です。
もちろん0円でネットも通話も使い放題というわけではありません。
月額基本料金を設定せず、ユーザーが自身でデータ利用量を考え自由にカスタマイズできるという料金プランになっています。
povoで利用できる回線は当然au回線のみですが、KDDIが提供するサービスですので、au回線を使用しているほかの格安SIMより通信状況は安定しており、auと同様の通信状況で利用できると考えていいでしょう。
高品質な回線を、自身がカスタマイズしたオリジナルの低料金で利用できるので、月額料金を抑えたいという方におすすめのプランとなります。
なお、povoを申し込む際は、povoのキャンペーンを活用しましょう。
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ドコモから乗り換える注意点
- 最新のスマホに機種変更できない場合がある
- ドコモ以外の回線に対応していない端末もある
- ドコモのサービスが使えなくなる
- 店舗で対面でのサポートが受けにくくなる
ドコモから格安SIMへの乗り換え手順を紹介しましたが、この段階で改めてドコモから格安SIMに乗り換える際の注意点をいくつか紹介しておきたいと思います。
最新のスマホに機種変更できない場合がある
ドコモは大手キャリアですので、端末を発売する各社が新製品を発表すれば、格安SIMのキャリアよりも早く販売できる状況にあります。
しかし格安SIM各社では、こうした最新機種への対応が遅くなるのは間違いありません。
また、販売されるのが遅れるだけではなく、そもそも最新機種が確実に格安SIMで利用できるのかという動作確認も遅れてしまうため、最新機種を利用したいという方には格安SIMはおすすめできません。
格安SIMで使用できる端末にはそれぞれ違いがありますので、今手元にあるスマホ端末で格安SIMに乗り換えられるかどうかという点は必ず確認してから乗り換え手続きを行いましょう。
格安SIM各社で動作確認が取れている端末に関しては、各社のHP等で確認が可能です。
また、格安SIM各社で販売している端末に関しても、同様に各社のHPから確認できます。
なお、SIMフリー端末を購入予定の方は、SIMフリースマホのおすすめ機種一覧をチェックしましょう。
ドコモ以外の回線に対応していない端末もある
端末のSIMロックに関しては上でも少し紹介しました。
ドコモで利用できた端末の中には、他社回線では利用できないようにSIMロックがかかっている端末があり、その端末で格安SIMの他社回線を利用する場合にはSIMロックを解除する必要があります。
このSIMロック以外にも、ドコモ回線以外で使用できない端末があります。
それが、他社の使用している通信方式に対応していない端末です。
通信方式に関しては、自社回線を持っている会社ごとに差があるため、ドコモで使えていて、SIMロックがかかっていない状態でも、他社回線では利用できないという可能性も考えられます。
今使っている端末を買い替えずに格安SIMへの乗り換えを考えている方、もしくは中古ショップなどで新たな端末を購入する予定の方は、通信方式が乗り換える格安SIMの回線でも使用できるかどうかをしっかりと確認しましょう。
通信方式に関しても、各格安SIMのHPなどで解説があります。
調べてもわからない場合は、乗り換える予定の格安SIM会社に電話やメール等で問い合わせておきましょう。
ドコモのサービスが使えなくなる
こちらは繰り返しになりますが、ドコモから格安SIMに乗り換えるということは、ドコモのサービスを利用できなくなるということになります。
ここでいうドコモのサービスとは、スマホに関するサービスはもちろん、それに紐づいたサービスのすべてとなります。
ちなみにdポイントに関しては、ドコモと解約する前にdアカウントを作成しておけば継続して使用が可能です。
可能ではありますが、ドコモのスマホを利用していた時ほど貯まるスピードは速くなりませんのでご注意ください。
店舗で対面でのサポートが受けにくくなる
ドコモが安心して利用できるスマホキャリアである理由は、通信速度の速さや、通信の安定性はもちろんですが、サポート体制がしっかりしているという点が挙げられます。
ちょっと困ったことや不明点があっても、ドコモショップなどに行けば、担当者が親切丁寧に解説してくれますので、機械に弱い方でも安心して利用できます。
しかし、格安SIMの多くは自社の店舗を持っていない、もしくは持っていてもそこまで数が多くないという状況です。
特に店舗で対面サービスを受けるということに関しては、ドコモのような大手キャリアほどのサポート体制は期待できませんので、この点はしっかりと理解した上で乗り換えをするようにしましょう。
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ドコモから乗り換えでよくある質問
- Q.いつ乗り換えるのがお得?
- Q.ドコモから乗り換えにおすすめな格安SIMはどれ?
- Q.店頭で乗り換え手続きすることはできる?
- Q.不要になったSIMカードはどうすればいい?
- Q.格安SIMに切り替える方法は?
今現在ドコモを利用していて、今後格安SIMに乗り換えることを検討している方は多いかと思います。
そんな方が疑問に思うであろうポイントに関して、Q&A方式で回答していきたいと思います。
いつ乗り換えるのがお得?
A.1ヶ月の中では月末日近くがおすすめ
ドコモから格安SIMへの乗り換えを考えるタイミングはいろいろとあるかと思います。
中でも多いのは料金面かと思いますが、ほかにもいろいろな理由があるでしょう。
現状ドコモでは解約手数料も、MNP予約番号の発行手数料も、SIMロック解除の手数料も必要ありません。
まだMNPでの乗り換えを経験していない方が考えているより、MNPで乗り換えるハードルは高くなく、ちょっとしたきっかけでもMNPで乗り換えるというのは賢明な判断といえるでしょう。
そんなドコモから格安SIMへの乗り換えタイミングですが、月末近くがおすすめです。
ドコモの利用料金は毎月月末日締めで計算されます。
また、ドコモと解約した場合、解約した月の利用料金は日割り計算されず、請求は1ヶ月分全額です。
つまり、月末日近くで解約をすれば、もっともロスなく、お得に乗り換えることができるということになります。
ちなみにドコモが解約となるタイミングは、新たな格安SIMと契約し、その格安SIMでの開通手続きを完了したことがドコモに伝わったタイミングです。
そのためベストは月末日に開通することとなりますが、ドコモの解約が即日行われるかどうか不明な点もありますので、月末日の数日前に開通手続きができるように乗り換えることをおすすめします。
ドコモから乗り換えにおすすめな格安SIMはどれ?
A.おすすめはpovo・mineo・LINEMOなど
格安SIMという点では、上記の3社がおすすめです。
povoは独自の料金カスタマイズシステムがあり、自身でお得に料金設定を行いたい方におすすめ。
毎月の料金設定が面倒という方にはあまりおすすめできませんが、しっかり自身で管理できればかなりスマホ料金を節約できるかと思います。
回線の面でもKDDIが提供するプランですので、auに近い安定した通信が望めるでしょう。
povoがauならLINEMOはソフトバンクが提供する格安プランです。
こちらも通信の安定性という面ではまったく心配がないプランといえます。
LINEMOをおすすめする大きな理由は、やはりLINEギガフリーのサービスです。
現状多くの方が通信手段の中心としているのがLINEかと思います。
そのLINEアプリを利用したデータ利用量は、毎月のデータ使用量に加算されないというのはかなり大きいかと思います。
料金プランも2つと分かりやすく、契約において悩むポイントが少ないというのもおすすめポイントです。
mineoのおすすめポイントはなんといっても月額料金の安さでしょう。
格安SIMの中でも珍しい、通信速度別の料金プランは、すべてデータ利用上限なし。
月額基本料金もかなり安く設定されていますので、通信量が大きい方ほどメリットの大きい格安SIMといえるでしょう。
通信速度の点でやや不安はありますが、この点さえクリアできるのであれば、もっともおすすめの格安SIMとなります。
格安SIMにこだわらなければおすすめしたいのが楽天モバイルです。
楽天モバイルは年々通信エリアを拡大しており、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に引けを取らないレベルになっています。
設定料金もドコモより大幅に安く、通信の安定性、利用料金の双方からみても優秀なキャリアと言っていいでしょう。
また、乗り換えまでは考えていないという方も、ドコモの料金プランahamoへの料金プラン変更は考えてもいいかもしれません。
データ利用量に関係なくドコモより利用料金は安くなりますし、ドコモと同じ回線を利用しますので、通信の安定性や通信速度という点ではまったく心配がありません。
店頭で乗り換え手続きすることはできる?
A.ドコモショップで転出手続きは可能
ドコモからMNP転出をする際の手続き、つまりMNP予約番号の発行手続きに関してはドコモショップの店頭でも可能です。
格安SIMの申し込みに関しては、店舗を持っている格安SIMであれば可能ですが、中には店舗を一切持たず、オンライン申し込みのみの格安SIMもありますので、ここで明言はできません。
不要になったSIMカードはどうすればいい?
A. ユーザー自身で処分しても問題はない
原則としてドコモのSIMカードの所有権はドコモにあるはずです。
当然ドコモと解約して不要になったドコモのSIMカードに関しては返却するべきだと思いますが、ドコモのHPのどこを探しても、SIMカードの返却に関して触れられていません。
返却するといっても、どこに返却すればいいのか、その住所などが指定されていなければ返却することができません。
解約後のドコモのSIMカードの取り扱いに関して、いろいろとネットの情報を調べてみましたが、どこにも明確に返却が必要とはなっていませんでした。
一部ユーザーブログの中には、不要になったSIMカードをドコモショップに返却に行ったら、その場で本人確認などもなく担当者がハサミを入れて処分したという話もあります。
ドコモのHPから、SIMカードを返却しなかった際のペナルティも記載されていませんので、使わなくなったSIMカードに関しては自宅でハサミなどでしっかり物理的に破損させたうえで処分しましょう。
どうしても気になる方は、お近くのドコモショップに持ち込んでもいいかもしれません。
格安SIMに切り替える方法は?
A.MNP予約番号の発行→格安SIM申し込み→開通手続き→端末設定で完了
スマホのキャリアを変更する、乗り換えると考えると非常に手間がかかるようなイメージがありますが、すべて自宅で完了できるほど手軽なものになっています。
まずはドコモにMNP予約番号を発行してもらい、そのMNP予約番号を使って格安SIMに乗り換えを申し込みます。
申し込み後自宅にSIMカードが届きますので、格安SIM各社のHPに記載されている方法で開通手続きを行い、端末側の設定を完了させれば乗り換えは完了です。
ひとつ気を付ける点があるとすれば、MNP予約番号の有効期限でしょう。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間となっていますので、発行されたら速やかに乗り換え手続きが完了できるように、事前に準備してから乗り換え手続きを行いましょう。
\ 格安SIMに乗り換えるなら! /
ドコモから格安SIMへ乗り換えのまとめ
ドコモは大手スマホキャリアであり、通信速度、通信の安定性という点では、国内では定評のあるキャリアです。
スマホを利用するという点ではベストなキャリアのひとつですが、その反面月額料金が高額であるというデメリットがあります。
特に月額料金が安く設定されている格安SIMと比較するとその料金差は明確であり、毎月のスマホ料金を抑えたい方にとっては頭の痛いところです。
そんなドコモから格安SIMに乗り換えるのはさほど難しいことではありません。
もちろん乗り換えることに関してのデメリットもありますが、特に費用面ではメリットが大きいのも事実ですので、今の通信環境やスマホの利用状況なども加味して、自身に合った格安SIMが見つかったら、乗り換えるのが正解でしょう。
ただし、乗り換えることで利用できなくなるサービスなどもありますので、その点に関してはよく吟味してから乗り換えを考えましょう。
格安SIM | 特徴 |
---|---|
楽天モバイル | 月額3,278円でデータ無制限! |
LINEMO | LINEのデータ無制限で使える! |
ahamo | データ容量30GBと5分通話無料! |
mineo | 中速データ無制限プランあり! |
povo | データトッピングで0円運用可能! |
\ 乗り換えるなら断然お得な楽天モバイル! /